コロナウイリス第9弾

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全くもって、夢のような日々を送っています。4階の自宅のベランダからぼんやり外を見る日が、これで21日目です。アルツーロソリア街道が見えるのですが。まったくもって車が行き来していません。月曜日も、週末もまったく車が走行していません。県営のバスもお客を乗せずに行ったり来たりしています。警察のパトロールもこのところまったく見当たりません。遺体の保管場所を探して、パトロールどころではないのかもしれません。それにしても、増えた増えた12,000人がコロナで犠牲になりました。感染者数は、イタリアを越えて12万の大台に乗りました。アメリカに次いで世界第2位が、なんとスペインになりました。非常事態宣言を出して21日目、もうそろそろ、峠を迎えてもいいのに増え続けています。

医療崩壊どころか、まっったくもってドン・キホーテが風車と対決しているような、医療関係者の並々ならぬ奮闘に、思わず目頭が熱くなるのは、私だけでしょうか。こんな時のスペイン人は、ヘタレじゃないんです。結構やるんです。昔から牧師さんが、辺境のアフリカの奥地に赴き、キリストを紐どくなんざー、スペイン人が筆頭になって今でもやっています。この辺は、スペイン人も侮れません。私のスタッフの理学療法士も、お手伝いを打診されてそれじゃ―と、仮設病院のお手伝いに出かけました。医療関係者にお手伝いの打診が、厚生省の下部組織からいってるようです。このお手伝いは、相当危険を伴います。表には出ませんが、外人特に南米人、アフリカ人、金がないからは、もちろん、労働許可証は、マーあってもなくてもどうでもいいでしょう。こんな感じ、何しろ人がいないのです。正規のお手伝いと不正規のお手伝いがあるわけです。

そのことを、嫁さんに言ったら、娘は大丈夫かと心配しだしました。うっかり、医者なんだから、打診されれば、行くだろうと答えたら、冗談じゃないわよと本気で怒りだしました。しまったと思った時は、もう遅し。確かに医療関係者の感染者数が6000人を超えていますので、やばいことはやばいのですが、医者の使命です。行けといわれれば、行くでしょ。と内心は思うのですが、どうなんでしょう。

俺だったら行くな、使命だろうと、思うのですが、見えない敵と戦うのは、これは、これで恐怖ですね。聞く所によると、防護服、マスク、消毒薬、すべてが不足している状態で、戦争中、鉄砲があっても、実弾がない状態で、どう戦うんだと正論を叩いても、本部は,行け、行けのgo サインだけ出しても、戦えないだろうの状態らしいのです。

毎日、テレビで、状況を知らせる厚生省のオッサンが、感染して、隔離されてしまいました。本当に日に日に、敵は身近に感じるようになりました。。この辺のプレッシャーは、現実に直面しないと解らないと思いますが、結構ストレスになるものです。この辺は、精神を鍛えた人とへらへら生きてきた人の違いは歴然ですが、このことは別にして精神的な症状を出す人が、約3週間の外出禁止令で出てくるのは、致し方ないことです。特にヨーロッパ人は、精神的にもろいので、この辺が心配です。日本の若いのだって、何の苦労もしないで、我慢が死語の時代の携帯依存症の輩です。もしこの状態になったら、結構ヘタレがいると思いますが、どうなんでしょうか。

このブログを書いてる最中に恩師の小林先生からメールで東京の感染者が、100人を超えたと伝えてきました。外国に住んでいる色々なyoutuberが、日本は、ニューヨークの2週間前だから、今が一番大事だと警告録画をを送っています。私も同じ意見で、二の舞という言葉が真っ先にイメージできます。夜の外出は、お控えなんて東京都の一番偉いのがそれも今、言ってるようじゃ、こりゃダメだー。は、誰でも感じることでしょう。

京都大学ののノーベル賞をもらった超常識派の中山教授さえも、立場をかき捨て警告録画を流しているのに、あの一番偉い山口県出身のおじさん、小さめの布マスクをかけて,原稿を見ながらおどおど答弁している姿を見るともう日本もおしまいだと思ってしまうのは、これも私だけでしょうか。何しろ動きが、鈍いのです。殿お疲れでは、お疲れでしたら指圧を受けて、ゆっくりお休みください。何なら私たちが、やります位を言える側近はいないのか。確かにあの顔は、病気顔です。そして、この手に及んで、麻生さん普段はえばり散らしているのに,特に爺が感染すると重症率が高いということで、ビビりだして、家に閉じこもりたいんじゃないかい。

こんな時だからこそ、人の本性が、あらわになるわけで、学歴だけで、入省した官僚あたりは、まったく役立たずということが、実証されたわけです。頭は少々でも、社長出世率が一番高い、日大卒あたりの苦労派が結構、行動力があるのかもしれません。こんな時はやっぱり、2世、3世の議員は、ヘタレで役立たず。親中派は論外。帰化した議員は,論論外。お魚券といった議員は、即刻首。結局のところ、リーダーシップを、持って行動できる政治家が皆無ということです。

悲しいかな、角栄さんが今いたらと思う心、いな時すでに遅しか、、、、、、、、、、。

今日も夜の8時にベランダに出て、医療関係者にねぎらいと、感謝の拍手を送るだけが、今の私のできることです。スペイン頑張れ、スペインに乾杯。

One Comment

  1. 今日で21日目ですか、大変ですね。まだまだ先の見えない状況が続きそうです、スペインの場合は。
    今回の文中に出てきた牧師と言う言葉について一言。日本語でこの言葉は、妻帯を許されているプロテスタントの宣教師を意味するので、カソリックの場合は神父です。スペイン語ではPadreが使われ、女性に対してはHermanaと称されたはずです。

    以上、ちょっと気になったものですから。

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