onoda という映画

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昨日は、マドリッドの日ということで、ごくごく限られた地域の祝日でした。スペインは、マドリッド州、トレド州といった自治体単位で構成されているためにそれぞれの州の祝日があるわけです。埼玉県の祝日、東京都の祝日と考えれば言い訳で、随分祝日が多いんだろうと想像しがちですが、なんと祝日の日数の多さは、日本が結構、世界の上位を占めているとのことでした。

これなんかも(祝日が世界一多いという真実)進駐軍が、のさばっていた時に日本人は、まじめで、仕事を屁とも思わぬ根性がありすぎるとのことで、その辺の固定観念をへし折ってやろうとアメリカの教育省あたりが、メンタルな真面目さを取り去り、仕事のし過ぎは、悪いことと洗脳させるためにどんどん祝日を設けた次第と解釈すれば納得するのでした。

終戦後の日本人の精神的解体をうまく試みたのが、アメリカのようです。ウクライナでは、ソ連軍が、ウクライナ人に恐怖という実体験を与える目的で、バンバン一般人を撃ち殺したり、レイプしたりしてるんだと、日本の軍事専門家が、言ってたけど、何のことはない軍隊の規律が守らていないだけで、終戦後の綿密なアメリカの作戦とは、異次元のようです。

何しろアメリカは、終戦後のどさくさに紛れて、日本人の生真面目さを利用して、日本の、日本人の誇りと自信を木っ端みじんに破壊するために躍起になったのでした。その陰に隠れた努力が、功を奏して、写真を撮るときには、ピースのポーズ、メードインアメリカは世界一、外人は、皆アメリカ人、英語ができない日本人は、ダメ人間、この辺を中心に日本列島に劣等感を植え込まれて、アメリカの日本は、属国に成り下がった(少なくても日本政府)のでした。

この文章を読めば、海外雄飛のおじさんが、なぜヨーロッパのピレネーを越えたスペイン、マドリッドに衣を構えているかは、少々ご理解できるかと思われます。

スペイン人は、結構アメリカ人が嫌いな輩も沢山いて、そうでもないかとふと思う、、、、、。違うのでした。我関せず、自分がハッピーならなんだっていいの根性のほうが、多いのかも、、、その辺の結論はまだ出ていません。

よく考えてみてください。このウクライナのソ連の侵攻にしても、やくざ映画の題名じゃないけど、代理戦争そのものじゃないですか。政治的な難しい辛みがあるのでしょうが、ぶっちゃけた話、、共産国と民主国のきれいごとの戦いを自国の領土で行わずに、あくまで他国でやるという、西側諸国やもちろんアメリカには、非常に効率的な方法で、正義はどちらだというような簡単な理論に置き換えて前に進んでいるのでした。

所で、軍事産業で一番儲かっている国はどこですか。生産された軍事機材(戦闘における武器)の実践においての使用で、軍事商品の開発実験の場にまさしく利用されているのが、ウクライナじゃないですか。この頃のyoutubeを見てると、橋下さんが、ネットでたたかれているけど、実際、殺し合いをしているのは、若い兵隊同士で、彼らは、誰だって死にたくないのです。ニュースでウクライナ兵の勇気と愛国心をほめたたえるニュースが至る所で流されていますが、この報道も極端に一方的で、いつだって、犠牲になるのは、前途のある若者という真実があるのです。アメリカの大統領のバイデンさん今何歳ですか、墓場に片足を突っ込んだ輩が、何を言っても迫力と真実が今一では、ありませんか。

幕末における江戸の無血終結、日本の一番長い日を迎えるにあたり、全面降伏を選択した昔の日本人の優れもの。今の日本の政治家の顔を見てるとこんな野郎たちの一言で、死んでたまる思いませんか。

ウクライナの全土のほとんどが破壊されて、停戦後の復興におけるインフラ整備の利権や汚職、この絵図を描いて、金儲けを企んでいる正義ぶった国々。純に考えれば、、頑張れウクライナ何でしょうが、一市民の平和的な暮らしを一番に考えれば、引けない一線なんか忘れて、若者の将来が幸福にあふれてそして平凡に終わる一生を考えた方がいいんじゃないかと芯に思うのは果たして私だけなんでしょうか。左寄りの平和主義も現実味がないけど、右過ぎた桜井さんも危ない気がします。

こんな時に、onodaという小野田寛郎さんのルバングでの終戦後の30年に及ぶ、ジャングルでの生き様の話の映画が、マイナーな映画館でやっているということで観に行ったんですが、ウクライナの戦争に妙にダブル所があって、妙に考えさせられました。有名な俳優は、イッセイオガタぐらいでしたが、3時間の放映が、あっと終わるぐらいの出来でした。久しぶりに考えさせらた映画でした。

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