2024年10月2日
by 小野田
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新刊のご紹介

スペインのマドリッド指圧クリニックが1984年の10月にスタートとしてあっという間に40年が過ぎました。スペインが、竜宮城とは言いませんが、浦島太郎の如く、光陰矢の如しであったことは確かなようです。

浪越徳治郎先生であれば、祝賀会が定番ですが、この手のお祭りはどうも苦手で、もっぱら家ですてねが、小生にはあってるようです。

それでは何か記念にと、今年の1月から阿是指圧における患者様の体の観察の本を執筆し始めました。少しずつ進めて、イラストレーター兼、本のコーディネーターである篠原さん、学院のスタッフの協力のもと1冊の身体の観察(視診、触診、動診)の本をアマゾンスペインからスペイン語で出版しました。

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この本の最初の書き出しの部分を日本語に翻訳しましたのでここに紹介いたします。

序章

指圧の特徴を述べろと尋ねると、大概の指圧師は、診断即治療と答えます。

親指の指腹で硬結を見つけて圧することを診断即治療とほとんどの指圧師が解釈しています。しかし診断をするという事は、左右の身体の同ポイントを同時に触診して左右の硬結の大小、傷み具合、また左右の動きを動診して左右差を診るという事であり、いきなり硬結部を圧したら、

1 痛みが逃げる。

2 痛みが奥に隠れる。

3 痛みが、増すといった。

諸反応が現れて診断不可能になってしまいます。下手をすると症状が悪化する恐れも考えられます。

この辺が、指圧師の弱い所で、ただ押せばいいというマッサージ屋が、はびこる原因と共に医者や物理療法師のエビデンスを基本として、勉強してきた治療師としての指圧師の信用を欠く要因になっていたと思います。

診断の一つである触診,動診を、左右行い、どちらが虚で、どちらが実かを確認して、虚側を先、実側を後に治療することを優先することは常識と考えています。

また炎症が患部にあれば、

1 叩打法  golpeteo

2 揉捏法  amasamíento

3 伸展法  estiramiento

4 指圧における強圧。Presion con mucha fuerza

以上の四つのテクニックが、禁止技になります。

この辺も考慮して治療を進めていくことも基本と考えています。

勿論、診断をするのは、医者だけの領域であります。

しかし最低限の身体の常識を考慮したうえでの全身指圧治療は、代替療法(予防医学)の一つであります。

この事を考慮して阿是指圧療法で患者様をケアーするには、最低限の予備知識を必要とすることを前提として、ここに皆様のご協力のもと、患者様の身体を診る観察法の本を作成し、そして世に送ることができました。

近代医学が、どんどん発達して沢山の人間の命が救われるようになりました。

しかし一般の人間の身体は、近代医学に比例してどんどん進化しているかというとそうでもありません。

心身一如といった言葉が死語になりつつある現代ですが、意外に人間の身体は、手当てという原始感覚手法を好みます。

手のぬくもりを感じる、ただそのことが肉体の救いになることを指圧を通じて、経験しています。

手のぬくもりが、救いになることが、まだまだ存在します。

私たち治療師の最後の決断は、第六感であり、直感です。この感覚を前面に出して治療をするのが阿是指圧哲学の一つです。

この本が、阿是指圧プラクターの手当て治療の副読本になることを願います。

 

 

阿是指圧 代表

及び塾指圧プラクター  塾長 小野田茂

2024年9月30日
by 小野田
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ジャパンウィークエンド(japan weekend Spain)とヨーロッパの指圧事情

japan week 1 自己指圧デモ

日本ブームの嵐が、世界中で湧きおこっています。スペインもヨーロッパの国々同様に漫画世代の若者が、漫画ストーリーの主人公のコスチュームを着て、会場を歩き回り、その世界の主人公になりきって、一日を大いに楽しむといったお祭りイベントが、スペインの大・中都市で、頻繁に開催されています。

マドリッドのこのイベント(ジャパンウイークエンド)は、スペインで一番規模が大きく、また歴史も一番古いので、通常2日間で,約6万人が入場するとのことです。

こんな中、イベントの大会実行委員会が、スペイン日本人会とタイアップして、会場の一角に盆踊りのやぐらを設けてみんなで踊ろうという企画が2、3年前から実施されています。

大変好評という事で、今年も漫画の主人公のコスチュームを楽しむスペイン人の若者と浴衣を着た日本人が、踊らにゃソンソンという事で、この大会が実施されました。

japan weekend 2

そんな中、スペイン日本人会からのご招待で、指圧のブースを日西指圧学院が頂き、日本の文化である指圧の宣伝を兼ねて、スタッフと旧生徒が、9月21日22日の両日MADRIDの郊外にあるIFEMAという超ビッグなイベント会場で、未来の指圧ファンである若者に、大いに指圧の宣伝をさせていただきました。

今指圧という言葉は、ヨーロッパにおいては、だいぶ知れ渡っています。

浪越指圧のヨーロッパの歴史は、オランダのビンクス先生、イタリアのパロンビーニ先生が、浪越指圧を1964年の東京オリンピックの前後に来日して、直接、徹先生、徳治郎先生に習ったのが始まりと言われています。

その他には、小林秋朝先生、徹先生、徳治郎先生が、パリのエスティシャン協会と理学療法の団体の招待でパリに赴きセミナーを何回も開催したことが、浪越指圧のヨーロッパ進出の始まりです。

同時期にやはり、日本指圧専門学校の教師として、働いていた増永静人先生がアメリカ、主にニューヨークで自らの指導の下、セミナーを何回か開催して、アメリカ本土に指圧を普及しました。所が、まもなく不幸にも、志半ばで癌を患い死去しました。

後に、通訳としてお手伝いをしていた大橋渉先生が、禅指圧という名前を命名して、ヨーロッパで普及させて、大いに広めました。後にOOHASHIATSU というネーミングを付けて、たびたびヨーロッパにて講習会を開いています。

禅指圧というネームで指圧を広めた大橋先生は、90年代8割方の指圧関係者が、禅指圧を習っていたとも言われているほど影響力を持っていました。

japan week 3 demo shiatsu

この時代は、第一時期ヨーロッパ指圧ブームともいわれています。

このバブルで浮かれていた2000年代は、浪越指圧を前面に出して、戦っていた私の歴史でもあります。

岸先生(癌にて死去)の整気指圧、遠藤先生のタオ指圧、オランダの宮本先生、宮下先生、イタリアの佐々木健一先生(医王会)、フランスの渡邊先生(旧臼井)夫妻等が現役でヨーロッパ諸国で活躍しております。

主だったヨーロッパの指圧の指導者は、すべてが浪越の出身です。

他にもヨーロッパ以外では、バンクーバーの池永清先生、トロントの斎藤健泉先生、アメリカハワイ愛泉指圧学院(アメリカハワイ州マッサージ免許認定校)の因泥文彦先生等が、今でも現役で、徳治郎先生のスピリットを受け継いで浪越指圧の根を張り巡らすために孤軍奮闘しております。

japanweekend demo 4

当学院は、年に4回 老人ホーム、年に2回修道院に赴き指圧をボランティアしています。

しかし指圧の未来を考えるとこのような若者向けのイベントに積極的に参加して疲れ切った(スマホ、コンピューターの使用過多)若者に指圧を受けさせることにより指圧の良さを若年層に浸透させることを重点的にキャンペーンをしています。今回のイベントで2日間160人に座位指圧を施術しました。有料にもかかわらず沢山の若者が、指圧を堪能しました。

介護的(ご老人)要素の指圧が、日本では一般的ですが、お子様の指圧、妊婦の指圧、更年期前後のご婦人の指圧、美顔と全身の指圧(エステ)等、指圧の市場は無限です。予防医学の時代に指圧のニーズは、ヨーロッパにてますます増えるとこのイベントを通じてますます感じました。

japanweekend 5 demo

塾SHIATSUPRACTOR  塾長 小野田茂

 

2024年9月16日
by 小野田
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ボケ勝ちの巻

久しぶりにダウンタウンのラストロという名前の付いた蚤の市に行ってきました。骨董品が売られていたのは、昔々で、もう、無残、無惨 大半のテントは、中国製の洋服が売られています。それでも結構買う人がいてそれはそれはで混んでいました。昔を懐かしむわけではないのですが、確かに昔は、ガラクタは超ガラクタでも、客の魂をぴくんとさせる、品物があったのですが、プラスチック製にそんなことを望んでもしょうがないと言えば、それで会話が途切れるのでした。銀製の食器類の古いのは、ここ西洋だけあって、素晴らしいガラクタがあります。その辺を物色できる予算がないので昔から真鍮製のお茶のみとか、マーその辺のガラクタは、随分集めました。価値はないのですが、何か昔の人がごくごく平凡な人が使用していたであろう真鍮の食器類、誰が使ったかわからない品物です。人形と同じように収集を嫌う人もいるけど、私は、あの多彩な形の数々に翻弄されます。また以前の所有者の生活物語を想像させてくれて誠に夢が膨らみます。

サーカスのポスターは、毎年クリスマス近くになると商店街にある電柱などに貼られてあるのをのをよく見かけます。夜散歩がてら前もって昼間、どこに貼ってあるかを下見しておいて目的地に一目散です。1枚、2枚じゃ迫力がありませんが、40年間に集めたポスターの数は、確かに迫力があります。

 地方にクリルマス頃行くとやはり田舎ほど、毎年の子供たちの楽しみであるサーカス団が来ているものです。超やぼったいポスターをこれまた手に入れるのでした。昔はノリでべたべた、ここ10年ぐらいはセロテープでバリバリに貼ってあります。のりのほうがきれいにはがせるものです。セロテープはいけません。集めることに興味があり、集めると戦利品はほったらかしです。

 この夜歩き、ガラクタ争奪の癖は、20歳ごろバルセロナに遊学していた頃からのものです。もう半世紀前になるのですが、あの頃は、古い建物を壊して新しい建物が、どんどん建て替わっている時代でした。そんなこともあり、街角のゴミ収集場所に結構、革製の旅行鞄とか、昔のごつごつのコートとか、宣伝でもらったおまけの商品とか、もうすでに新しい家には、まったく似合わないガラクタが結構捨てられていたのでした。それを私みたいな暇人が夜、あくまで散歩がてら、探しに行くのでした。結構同じ目的の人が、克ち合ったりして、ニヤッと挨拶したり、いい青春だったと自己満足しているのでした。一方スペインに勉強に来た人は、そのころ黙々と自室で、勉強していたわけであります。あれから50年たった今、あの頃の戦利品が、いくつか保存してありますが、確実に私があの世に逝ったら、その翌日には、息子、娘が、ごみ箱に捨てていることは、確実です。

趣味で集めたものは、当人には貴重でも他人から見ればガラクタですので、その辺は勇気をもって処分をすべきなのでしょうが、その辺のゴミが、またまた集められてどこかのガラクタ市で売られていることが予想できます。この現実を嫁さんは、端的に,ボケ勝ちねと言って苦笑いです。確かに私が嫁さんより早く逝くかそれとも逆か、確かに先にぼけた方が、何かと得なことは確かなようです。

 

2024年8月20日
by 小野田
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第2ラウンド ゴング 2024年

40年もヨーロッパにいて、旅行をしたかと聞かれれば、スペインにいること自体が自分に取っちゃ外国にいることなんで、祖国日本を離れての40年間という事で、旅行のしっぱなしとが結論のようです。それでもこの夏は、超異常気象なのか、いつものように夏のマドリッドは、ガランガランなのですが、今年は、超ガランガランで、どこに隠れているのか、私が住んでる移住地、まったくもってガランガラン。それでも昔は、一か月の休暇をフルに消化していたスペイン人、賢くなって2週間で夏休み終了、あとの2週間は、クリスマス休暇と分散するようになりました。そんなこともあって、ダウンタウンは、旅行者なんかで、ウジャウジャなんだろうけど、今年の夏は、確かに人が少なく感じます。

そんなことを言っても、公務員は、いいとして個人企業に身を置くサラリーマンは、やはり厳しいようで早期退職とか、四十五、六で、お払い箱の可能性が、あるんで、どこの国でもその辺の年代の人は大変みたいです。

今パリで、オリンピックが、終わったばかりですが、あの国の労働者は、まったく権利だけを要求して、働かないので有名だから、夏のオリンピック、色々問題があったけど、フランス人が、夏に働くわけないじやないとみんな思ってたんだから、あの程度で終わって胸をなでおろす人がわんさかいたと思いますよ。

とくにマクロン首相やパリの市長なんかこの程度の批判で、終わってほっとしてると思います。フランス人は、過去の栄光を、今でも引きずって、生きている人が、随分います。スペインもそうですが、貴族の階級が、今でも存続している国です。勘違いの国のベストテンに入るんじゃないですか。

スポーツなんかを見るとオリンピックのフランスの柔道選抜、すべてが、黒人で占めてましたね。サッカーのプロリーグにしても特にフランスは、黒人ばっかしです。フランスと言えばアランドロンやフランス人形、差別という言葉は抜きにして、国の代表が、黒人独占のこの異常さが、植民地支配で富を得てきた国の末路と思えば納得します。。日本のお偉方も 舵を間違えたら大変な事になるとの教訓が、ヨーロッパの国々にはあるのですから、学ばなければなりません。

ヨーロッパの国の一端であるスペインに住んでいて、今まで感じなかったことが、いま改めて感じることは何か聞かれると何と答えますか。

そうですね、オリーブ油をスパーで買うと、以前の2倍以上に上がったという事です。スペイン人は、オリーブ油なんて言うものは、日本の品物に例えると納豆ぐらいの庶民性をもって使用しています。今まで庶民の当たり前に使用していた品物が、2,3割の高騰を余儀なくされています。この事は、ウクライナ、ソ連。ハマス、イスラエル等の、目に見えないストレスを国単位で、間接的にまたは直接的に、感じている現状がヨーロッパには、あります。

日本も隣国間同志の緊張、南海トラフ等、自然環境の問題も目に見えない緊張をもたらしています。

9月が始まるとヨーロッパは2024年第2ラウンドの始まりです。ボケの私の唯一の武器である第6感が妙に緊張しています。

2024年7月29日
by 小野田
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40年のお陰様

 1984年6月にパリから夜行列車で、スペインの首都Madridに早朝到着しました。マドリッドに近づくと線路沿いに真っ赤なけしの花が、咲き乱れていたのを鮮明に覚えています。あれから何やかやで40年の月日が、経ちました。お天道様に見守られどうにか、しのいでこられたことのラッキーさに、我ながら驚いています。スペインの懐の深さに感謝するとともに、指圧のお陰を深く深く感じる日々でもありました。

 西暦2000年前後のバブル、そしてオフィイス革命、すなわちコンピューターや携帯電話の普及は、人間社会を根底から変える嵐をこれでもか、これでもかと浴びせかけました。その嵐に耐えるものだけが、生き残る人間社会を作り出しました。その結果、人間様は、精神および肉体のストレスを日に日に蓄積するようになりました。

世界中の人々が、まさに主人公であるはずの人間様の優秀な一かけらのグループが制作した小さな機械に操られるようになりました。人間様の大半が、その機械の依存症になってゾンビの如く、生きるようになったのです。電車の静まり返った空間で、手元の機械を操り、一人、にやにやするする人を見るとぞっとしませんか。そんなハザマで、生きる世界中の若者は、闇に追い込まれてやっと息をしています。知らぬ間にはっと気が付くと、身近な人を殺めたり、急に感情のコントロールが不能になったり、まさに心身一如の言葉が、死後になっているのが現状です。

スペインに住む意味を噛みしめた時代も今では、グローバル化が進み、どこに住んでも、同じ種類のストレスが生じる世界に生きることに気が付きます。この社会現象が、私のこの職業に希望をもたらしたのですからお陰様の一言です。二人に一人が、癌の確立があります、WHOがいけシャーシャーという時代です。その発表をうんうんとうなずく我が世代。これも無知上の異常現象かもしれません。もう自らの予防医学実践と神様へのお祈りしかないのかもしれません。

飽食の現代、この食べることもストレス発散の妙薬と社会は、受け止めているのかもしれません。食べないことの喜びは、結構人間様のハピネスホルモンの促進に一役も二役もお助けすると確信します。どうせ一度は、死ぬ体なのですが、枯れて死ぬか、腐って死ぬか、そりゃー枯れて死ぬ方が、スーッと天国に行きそうですね。

追記

パリ五輪の開会式,おかまの祭典で、賛否両論、あれはあれで、私は、いいと思う。フランス政府も炎上の予想はできてたのだから知らんぷりすればいいさ。しかしごめんなさい姿勢になりつつあります。

別にダンサーが悪いわけでもなく、演出家もOKが出てたんだろうから、つら抜けばいいさー。何時もこんな時に、最初に逃げるのは、利権で稼いだ政治家さ。これは、フランスもアメリカも日本も同じさ。スポーツに政治が絡むとろくなことがない。しらけオリンピックは、もう限界だろうに。

2024年7月18日
by 小野田
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本能からの緊張感 

この頃、暇なもんで、youtubeばっかし観ています。認知症のバイデンさん、身内の民主党の議員さんに勇退を勧められて、いやいや俺は、まだまだ負けないと言って意地を張っていたと思ったら、トランプさんの演説中に右耳を弾丸がかすめて、何だなんだと、狙撃されたと気づき伏せたらシークレットサービスの精鋭が、トランプさんめがけて突進、トランプさんのたてになり、伏せろ伏せろ、そして立ち上がらして、専用車まで、よいしょよいしょとスクラムよろしく移動して、トランプさんは、強気のガッツポーズ、その写真が迫力ある事、天下一品。これをニュースキャスターが,共和党員を先導する行為とたしなめました。

トランプさん下手すると殺されてた人物です。助かったことを我ながら確かめるためのガッツポーズ、あれは彼の性格からして当然のゼスチャーと私は感じました。このたまたま首を傾けたために助かったトランプさんに幸運の女神がウインクしたことは間違いありません。悪運の強さは、アメリカ国民が好きな所です。ジョンウエインの如く、トランプが、躍進する足しになったことは、確かです。

所が民主党びいきのマスコミは、この出来事があまりにも共和党の党員を刺激する行為として、批判をア浴びせたのでした。マスコミは、左傾が多いのは、どの国も同じです。トランプに優位になる行為と判断して、火消しに翻弄したんでしょうが、どう見てもあの写真は、インパクトがありすぎです。

政治評論家のアメリカ通の面々が2024年のアメリカは、面白いよと言い放ったのをつくづく思い出されます。狙撃者が、有無を言わさず射殺されたので、死人に口なしで、誠に持ってオズワルドの時と同じですが、一般人が、屋根の上の犯人を目撃していて、見回りの警官に訴えているのに、無視といった事実が、謎を生んでいるようです。

安倍晋三元首相が、殺されて2年目に、アメリカでトランプ元首相の暗殺未遂とは、誠に持って、世の中の異常さを感じる今現在です。岸田さん、いな日本は、バイデンに肩入れして、ウクライナに6000億ドル支援、いいのかいと、皆疑問を持ちながら、ことはどんどん進んでいくのでした。ヨーロッパの国々は、非常に敏感に、静観しているようです。ある日突然、爆弾を投下、そんな想像はまだしていないけど,何でもありの世の中になりつつあることは、確かなようです。確かに本能から湧き出る緊張感は、ヨーロッパの一国に住む自分には、異国に住むがゆえに心の奥底に響いてきています。長い期間の移住では、あるがゆえに、十分響いています。

時機を同じにして日本、小池百合子さんが、あれだけたたかれても再選して、信任を得た現実を見れば、日本人の平和ボケはまだまだ、続いていることがわかります。誰かが腹を切ることを待っている今の日本人。後から何を言っても何も変わらないことが、証明されたわけです。水戸黄門の番組に出てくる典型的な悪党お代官の高笑いが聞こえてきます。

自分がかわいい、この一言が優先する世のなかになった今、一人一人が、今なにを考え、そして実行するかが、問われています。

三島由紀夫の切腹の日、私は、高校2年生で、その日、図書館で本を読んでいたことを今でも鮮明に覚えています。あの時の彼の行動が、今の現実を物語っています。

運よく、生きぬく時間がまだ私にあれば、もう少し生きて、世界の行き先を、見届けたいと今まさに思っています。まだまだ死なない、いや死ねない。

 

2024年7月13日
by 小野田
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島国の移民政策

お袋が、なんとなく20年間ほど,国民年金をかけてくれていたので、2か月に一回、約9万ほど、日本の私の銀行口座に振り込まれます。額はたかが知れていますが、一年たつと日本に帰国することがなければ、使わないので、なんとなくうれしくなります。その上、円安で、ユーロの換金率がいいので、またまた笑顔になります。実際1ユーロが120円時代が長年続き、この2,3年で1ユーロが、165円前後とくれば、この差は、確かに大きいと言えます。実際の感覚は、1ユーロ100円の感覚で生活しています。

実際、スペインでお金を使うと1ユーロ、100円の感覚ですので、対日本円は、こんな感じですが、特にスーパーマーケットで買い物をすると、値上げラッシュが、感覚として伝わってきます。共稼ぎをしないと子供の面倒も見ることができないという現実は、日本もスペインも同じのようです。

スペインの政府は、今現在労働党が、政権を取っていますので、左派政党のパターンとして、弱者救済として、バラマキ政策をとっていますので、南米から来た移民と呼ばれる南米人は、貧乏人のこずるさ満載で、左派の弁護士をアドバイザーとして、合法にお金を巻き上げています。

移民の政策は、一歩間違えると国の破産につながります。都知事選の候補者、桜井誠氏の本音もまんざら嘘でもない準正論と受け止めてもいいように思います。フランスの選抜サッカー選手の顔ぶれ大半が、黒人ですよね。フランス人と言えば、白人を想像しますが、ブラックの活躍で、ぶよぶよ白人は、かやの外が、フランスの実態です。ポルトガルも飛行場に降り立つと、黒人が目立ちますね。植民地時代の歴史を習っていない私は、感覚で、しゃべる以外ありませんが、、、、、。スペインは、勿論、南米人だらけです。日本国の国民が、外人と呼ぶのは、中国人と韓国人のようですが、日本国のルールをばっちり決めて、忖度なしでやればいいのに、法律を決める国会議員が、国民に罵倒されているような国は、確かにやばい感があります。特に今の政治屋の金権主義の権化ときたら最悪、かっこよく責任を取って野に下るが、まったく死後になっています。昔は、一国の大臣の職に重みがありましたが、今は、派閥に所属して順番待ち、お寒い限りです。

岸田さん、バイデンに賭けてるようだけれど、アメリカというナンバー1の国のボスが、認知症、民主党議員が、騒ぎだしたとか、バカじゃないかい,核ミサイルのボタンを押せる世界ナンバーワンのおじさんが、認知症。私は、平気だ。まだまだやれる。日本の二階さんよりもたもたして、判断力などあるわけがなし。このボスにポチは、忠誠を誓うというのだから、末期です。

スペインは、曲がりなりにも親日国です。その親日国のスペインのマスコミが、日本のことなんか一切、新聞、テレビラジオのニュースで流しません。いくらウクライナにお金を垂れ流しても、マスコミは、2秒か3秒のニュースでおしまいです。この程度が現状です。日本のニュースも妙にお天気の話題が好きで、あとは、芸人上がりの輩のコメント、この緊張感のない日本がどうなろうと世界は、実は関係ないのです。

あれだけ、たたかれた小池さんも300万票近くもゲットして、好きにやんなはれという関所の通行証を都民からいただきました。これが多数決の恐ろしいところかもしれません。手技療法が、なぜ燃え上がらない。これも同じで、親指一本の勝負じゃ、金は動きません。お金のにおいがない所に政治屋、お医者さんは、近寄ってきません。月光仮面、マグマ大使、エイトマン、そしてハリマオ、皆な、いたこがらみで呼んじゃうぞー。

2024年7月8日
by 小野田
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東京都都知事選で感じたこと

七夕選挙をyoutubeなどを見て、楽しんでいたけど、案の定、小池百合子さん圧勝で一件落着となりました。石丸氏の追い上げむなしくとニュースで騒いでいましたが、これだけ大差の圧勝を、もったいぶってニュースでは騒いでいましたが、現役強しの一言でした。

公約を何一つ、やってないとのこと、8年間私利私欲の人物であっても、利権ずぶずぶの日々であっても、マー、都民の不平不満は,大なり小なりあったとしても、1400万人の都民を暴動、市民戦争も起こさずに、やってきたので、ご苦労さん何でしょう。自民と特に公明党、要は、創価学会の信者様に守られて3期目突入なのでした。

学歴詐称詐欺を問題にしていましたが、相手は、エジプトです。エジプトのお偉いさんんが、卒業したといったんだから、卒業したのです。内容は、まったく嘘八百でも。エジプトの国立大学を監督する役人のお偉いさんが卒業したというのだから、それまでです。

日本の大学だって、スポーツ推薦枠で入学して、4年間部活三昧、クラスに出席せず、勉強もしないで、4年が過ぎれば卒業と何ら変わりがありません。それを、国会議員の頃からなあなあで許してきたマスコミも悪いし、あとでガタガタいう日本の体質がもたらしたヘドロなのです。そのヘドロが慢性化して、手遅れの状態に達したという事です。

小池さんを筆頭に今活火山の噴火の如く湧き出してきた状態が、まさに日本なのです。特に政治を独占をしてきた自民党の驕りが腐りに変わり、ウジが湧きだし、その匂いが我慢の限界を迎えたという事です。今更、アメリカの日本に対する、長年の奴隷化の是非を騒いでいますが、奥さまは魔女を筆頭にアメリカハッピーのテレビ番組を駆使した誘導作戦。そしてアメリカンドリーム、アメリカイズベストをマスコミが、バンバン誘導してきた事実があります。団塊の世代あたりの 人間かなー。

日本を抜け出し、何かを模索し、言うならば、日本を捨てた人間が、日本を弱体化させたと、アメリカを今更せめてもと、冷ややかな言葉は慎まなければなりません。

二重国籍の問題で蓮舫さんがしどろもどろですが、実際の所日本国は、二重国籍を認めていません。法律が二重国籍を認めていないのです。例え、日本人の血が、100パーセントの若者であっても、外国の国籍を保有すれば、任意ではありますが、法律上日本国籍の消滅した外人になるのです。また国によっては、2重国籍を認めている国は、沢山あります。しかし日本は法律で認められていないのです。マスコミは、ひところテニスのお姉ちゃんを日本人naomiとはしゃいでいましたが,彼女は100パセント、アメリカの国籍を持った外人です。わらっちゃうような日本のマスコミなのです。

私は、5年に一度、こちらの移民局に必要な書類を申請して滞在証(労働許可付)を頂いています。私は日本国籍を持った外人です。X・0329145・Sという番号が私はだれかという事が全てわかるスペイン国で登録された番号です。この番号を所轄の国の各省が管理して国民及び外人が管理されています。すなわち日本の国会議員が、日本国の法律を作成する役目の人のルーツを公開するのは、当然のことです。そして国民が国会議員が仕事をやっているかと監視するのも当然の権利です。この辺も明治時代に付け焼刃で、作成したものがそのまま残っているのかもしれません。

70数年の日本人の平和ボケは、まぎれもない事実です。今徐々にやばいよヤバいよという警告が日本人の心の底を揺さぶり始めました。

2024年6月12日
by 小野田
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どうしてスペインなんですか

ここスペインにいると時が、止まったような感覚に陥ることが、良くあります。ダウンタウンに行くと、やはりスリや万引きに気を付ける関係上、緊張するのですが、旧市街から北方向に向かうと比較的新しい街並みが見られて、万引きや傷害沙汰の事件もなく昼頃などは、ぽかんとした空間が現れて、こ静けさは何だと思うことが良くあります。

めちゃくちゃ近代的という風景でもなし、かといって超田舎でもなく、便利なコンビニが、あるわけでもないけど、ヨーロッパの中では、外人には住みよい街なのかもしれません。北の端に4つほど、高層ビルがあります。なんで4つで打ち止めなのかは、しりません。

外資の企業が、多く入居しています。そこを拠点に頑張っていることが想像できます。はなしが変わりますが、ヨーロッパには、高層ビルは、まったくあっていません。まったくアンバランスで、ミスマッチの典型としてあるような代物です。昔は、サッカーで有名なレアルマドリッドの敷地だったんだけれども、いつの間にか、高層ビルが、あっという間に出現しました。90年代のバブルの思い出なのかもしれません。

スペインは、古い建物をバンバン壊した時期があり、うすっぺらい建物ばっかし残った感があります。確かにスペイン人、両極端の所が、あるようです。イタリアや他のヨーロッパの国に比べると建築物は、安っぽい建物が目立ちます。そんなところに40年もいるんだから、確かに良い所も沢山あるんでしょうが、人間味は確かにあるみたいですね。ピレネーを越えるとアフリカは、とうの昔になくなりましたが、何かが、まだ残ってるんでしょうね。

もう一つ失われたことと言えば、言葉使いかなー。スペイン語には、2人称と3人称があり仲間同士でしゃべる言葉と敬語を使って、目上の人としゃべる言葉があります。これをどう間違えたのか、先生と生徒が、仲間同士の言葉を使用してしゃべることが当たり前になり敬語を使用する習慣がなくなったことです。私は、りょうしゃともフランコアレルギィ―と言っていますが、物事の価値観が、過激的に変わったという、悪夢がスペインには、あります。この辺は、勘違い文化の時代をフランコの時代が終わった反動で起こったのですが、この傾向は、世界的なことかもしれません。この事は機会があれば、ゆっくり書きたいと思います。その辺の所のもやもやは、スペイン特にヨーロッパの歴史を習ってないので、語る資格は、私にはありません。

日本に帰ると最初の2,3日は、うまい飯食ったり、ショッピングを楽しんだり、友達にあったり、超楽しいんだけれども、3週間ぐらいすると、もういいかなー。もう帰ろうと思うのでした。もちろん捨てがたい日本なんだけれども、長年のスペイン暮らしが、いいのか悪いのかは知りませんが、なんとなく、息苦しさを感じることは確かです。スペイン人の友がいるわけでもなし、テレビが超面白いわけでもなく、サッカーが好きでもないのに、スペインが持つ寛容さは、確かに捨てがたい何かがあるようです。

日本は、旅行で行くにはいいけど、住むところじゃないと、患者さんによく言うのだけれども、どうしてと聞かれると、なんとなくと答える自分がいます。

。このまま、この地で逝くかどうかは、5分5分かなと、この頃ふと思います。

追記

日本のyoutubeでウクライナとソ連の戦争のニュースをよく見るけど、少なくてもスペインの報道機関、もうほんのちょっとしか、この戦争の報道を流しません。イスラエルガサの報道も少なくなりました。ヨーロッパの各国、もう自国の問題で、手いっぱいです。騒いでいるのは、岸田さんだけかもしれません。困ったもんだぜ。

 

2024年5月29日
by 小野田
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イタリア指圧講習

久しぶりにイタリアのsardegna州 cagliari島に講習に行ってきました。サルディーニャ州のイメージは、ローマとは、違ってのんびりとしたきれいな海岸をイメージするんだそうで、確かに港、海岸とのんびり感を堪能しました。朝9時のライアンで出発です。ライアン航空は、安売りの代名詞なんですが、何が何でも狭いスペースに押し込んで、ちょっとスーツケースの重量がオーバーすると超過料金の徴収で有名な航空会社です。どちらかというと寛大なイベリア航空いつも使っているのですが、ローカル地であるカグアリ島は、マドリッドからの直行便は、朝と昼の2便ライアン航空だけなので、我慢我慢の旅なのでした。それでも確かに2か月前に買ったとはいえ、往復約150ユーロ、日本円で23000円は、超安の旅で満足なのでした。ホテルを期待したのでしたが、本当にこの島は、ホテルとタクシーが皆無なところで、結果的には、良かったのですが、シェアーハウスという事で最初は、うちの嫁さん、お便所が共同なら私は、ホテルを探すと息巻いていましたが、各部屋に便所とシャワーがありましたので、これも一件落着なのでした。

この島から毎月片道約600キロメートル、飛行機で1時間40分の時間をかけて3年の間、マドリッドの週末コースを受けるために、わざわざ、私のマドリッドの本部道場に来ていただき、3年コースを終了したマウロ先生、そして、ローマの我々の団体の学院で指圧を習ったシルヴィア先生が、実行委員として仕切っていただきました。やはりのんびり感は、ローマとは比較になりませんが、2日間12時間コースを無事終了しました。私のほうも、講習会の参加人数において若干の心配があり、延期の方向に傾いた時期もありましたが、私としては、商売抜きで、ただただ海岸でのんびりしたいという理由で,強行を主張したので、向こうも、気が楽だったと思います。

ほとんどの講習は、何しろマドリッドを抜け出したいという願望が80パーセントで、セミナーで儲けるなんてもっぱら考えておりません。いつもお土産買って、プラマイゼロが今までの講習なのでした。

マー中には、日本の偉い先生、高い講習料を払わさしてえばっている、勘違い大先生も昔いましたが、皆ご高齢になり、そして武漢ウイリスの3年間の間に淘汰されました。

話はそれますが、武漢ウイリスのあの絶頂時、確かに沢山の人が死にました。マドリッドでは、アイススケート場が、遺体安置所になりました。あれはいったい何だったんだろうと今でも考えるときがありますが、これも陰謀説が、youtubeあたりで出てきてもおかしくない出来事でしたね。

会場は、いつものように地方自治体の体育館を借りて2日間行いました。イタリアは、結構こんな感じで借りられる施設が、沢山あります。所が、スペインは、ほとんどなく、ホテルの会場が、普通のパターンになります。日本などは、地方に行くと公民館などを使用できますが、東京は、区が所有する施設を借りようとしても、けんもほろろが現状です。東京以外は知りませんが、東京は、あってもめんどくさいが、本音です。大きい企業は、OK,しかし個人には、冷たいが、日本の常識のようです。

楽しくをもっとうに、12時間の講習を終了。最後の日は、大体が参加者と夕食会がパターンです。この地方の名物として子豚の丸焼きという事で、0パーセントの期待で臨みました。スペインのマドリッドの隣接県,SEGOVIAにも子豚の丸焼きが、有名ですが、さてさて、豚さんの皮に光沢がなく、一口で、パスで終わりでした。むしろ、ウナギの丸焼きが、出ましたが、塩味の小骨さえ気を付ければ、結構うまかったと思います。眠いの一言で、退散、あとは彼らのどんちゃん騒ぎが想像できます。陽気なイタリア人です。案の定その夜のさようならは1時半だったとのことです。

月曜日の早朝、帰国。やっぱり、マドリッドがいいやーでシャンシャン。

今まで指圧がらみで、国内、国外、果たして何か国、滞在しただろう。指圧のお陰で、まさに指圧様様です。今度はバンコックあたりで、マッサージ三昧を企画しているけど、それまで体がもつかなー。