DR石塚寛 日本指圧専門学校 前校長

| 0 comments

ISHITUKA 1-4ISHITUKA 1-3

合掌
解剖学のエキスパートとして晩年まで、精力的に活動なされたDR石塚寛先生が、2025年11月4日にお亡くなりになりました。享年92歳でした。
ISHITUKA 1-1
日本指圧専門学校の校長として長年活動していたのは、周知の通りですが、解剖学の権威として生徒にさりげないアドバイスをし続けたことは、あまり知られていません。
私などは、指圧の本を製作するにあたり、石塚先生に献上したところ、半年ぐらい後に、未熟な指圧の私の本が、真っ黒に染まるほどの訂正が、なされた本が返ってきました。
なんと暇を見つけては、間違い探しをして、訂正してくれたとのこと、大変感動いたしました。
第2版のすりおろしに出版社とごたごたしながらも、全てを校正した本を世に送り出すことができました。
そんな縁もあり計5冊の自著の解剖学部分の校正、監修をしていただきました。
出世払いという事で、甘えたままで終わってしまいましたが、DR石塚先生には、大変感謝しております。
指圧をエビデンスという言葉に絡め、料理をしては懇切丁寧に生徒に伝授することに情熱を注いだDRです。まさに世界一の解剖学者でした。
今でも私の記憶に残るのは、ハワイ大学医学部の解剖実習の講義です。あの迫力ある解説は今でも鮮烈に、私の記憶に残っております。
帰国するたびにご挨拶に校長室にはせ参じましたが、本が、至る所に散乱していた記憶があります。小野田君記録に残しなさい。本をドンドン世に出して指圧の概念を払拭しなさいと何回も肩をたたいていただきました。思い出は尽きませんが、DR石塚寛校長の御恩を一生、忘れずに謙虚に指圧道を歩みたいと思っております。
ISHITUKA 1-2

結手    

塾指圧プラクター塾長
小野田茂

コメントを残す

Required fields are marked *.