外国語はハート&ハート

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日本が狭いか広いか知らないけど、日本人が外国に出て他の国の人と接触を持ち沢山の経験をして地球人として生きる、このことを否定する人は誰もいないでしょ。俺なんかは、やればとすぐに応援しちゃうタイプなんだけど、ただ慣れれば、日本だろうが、アフリカだろうが、その人の目的意識がなければどこでも同じであり、何も変わらないんです。
 外国で流されている奴がウジャ、ウジャいるじゃないですか。
 例えば 語学を目的に留学、このパターンはピンからキリまであるわけで、一か月の語学留学なんて目的意識がないと遊びそのものですよね。だけど長期留学がベターとも一概には言えない場合が多いみたいです。特に高校出たての親の援助100パーセントのおねえちゃんなんか、3か月ぐらいでもう軽い恋人作って勉強そっちのけ、イギリスあたりじゃゴロゴロいるみたいだしね。最終的に金が付きて、日本人旅行者の空港送迎、日本人レストランの給仕さんに落ち着くのがパターンでしょ。
本当に効率よく勉強したいのであれば、大学を卒業して将来のヴィジョンと覚悟を確認した後に、(すなわち語学の基礎を徹底的に叩き込んでから)短期決戦的留学で勝負がベターでしょうね。なぜならば、こちらで、育ってこちらの地元の学校で、自国語でレッスンを受けているハーフや日本人は、頭は100パーセント現地語(自国語)で考えていますので、おのずとフィーリングで何を言いたいのか瞬時に理解できます。反面、日本で生まれてある程度の歳まで日本の教育機関のもとで勉強した人が、語学で勝負であれば、文法の完璧さで勝負するしかないわけです。きれいで流暢な会話は出来ないし必要もないわけです。どれだけ的確に、何を言っているのか理解して伝達する、このことに尽きるわけです。現地生まれに勝てるわけがないのです。日本で育った人が、ひとかどの語学力で勝負と言えば、正確差しかないわけです。ただ語学習って帰っても、日本は、どこ行っても日本語通じるし、使わないから忘れちゃうよね。大方の語学留学は、青春の一ページ。お嫁に行く前のめっきの勲章と言うことで、大方の人は一件落着。
 また一番の赤面は、2,3年の在住者が下手な会話のくせに妙なスラングを入れて得意がってる、こんな輩が意外と多いんです。こんな感じの人とたまたまご一緒もう逃げ出したくなりますね。
私は会話はうまくありませんが、1 相手の目を見て話す。2 文法を気を付ける。3 スラングを絶対に使用しない。この点を厳重に守っています。会話は意思通じの一方法と解釈していますので、日常会話と医学用語はそれなりに、後はしどろもどろが30年外国在住の私の姿です。うちの嫁さんなどは、最初の1年は語学学校に通いましたが、それ以降は週刊誌類の芸能人追っかけゴシップの記事を毎日、辞書片手に1年ぐらいそんなことをやっていたら、スペイン人の覗き好きおばさんよりよっぽどボキャブラリーがある家政婦は見た的おばさんに変身しましたね。
語学は状況パターンの繰り返しですから、一日の行動パターンを書き連ねて一番多いパターンを状況設定して台本を作って暗記すれば、一年もすれば俳優よろしく、かなり話せるようになると思いますよ。治療所の患者さんとの会話なんて毎日がワンパターンですから、治療所内の会話は完璧ですね。学校の授業は、解剖用語の暗記から始まりこれもワンパターンあとは、毎日、毎日、2,3の単語を覚えてゆけば、OKですね。
私たちは会話のプロじゃないので、じゃー何が必要か。性格の良さでしょうね。言葉は、会話の手段、性格が良い人は何語をしゃべってもすがすがしいものです。会話におぼれて話す輩がいますが、ぼそぼそでもへたくそでも最後は心です。心が通じると会話も花が咲くのです。結論   語学は人間性そのものが露骨に現れる一手段と言うことですね。おふくろがスペインに来たとき、おふくろは日本語でスペイン人と確かにに会話していたな。折り紙を折りながら楽しそうに子供たちと会話していたな。それでいいのだ。それが一番の会話なのだー。

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