白色、黒色、そして黄色

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大谷翔平選手が、まだ一本しかホームランが出てなくて、スランプだの、うつ病などと騒がれています。一平君のしくじりで、大谷選手が、ナーバスになっているとのこと、当たり前田のクラッカーと藤田まことの主水なら,ちん念の頭をなでつつ、いつものセリフを言っているでしょう。あれだけ、いつも世間の目にさらされている有名人が、それでなくてもホームランを打って当たり前のお金をもらっているのだからこれは仕方のないことです。

よく考えてください。野球は、アメリカで生まれて、日本や韓国、はたまた台湾、そして中米の国々で人気があるスポーツです。あくまで今はの話です。しかし元々は、白人のスポーツなのです。アメリカの野球ファンの大部分は、白人の選手が大活躍をしてくれれば、大満足なのです。それが、アジアの小国、アメリカの属国の日本の選手が、大活躍したら面白くありません。アメリカは白色、黒色、どちらが優遇されていますか。黄色や交じり色は論外です。白色が、主人公の国がアメリカなのです。

こんなの外国に住んでいれば常識の出来事です。キューバの選手や日本の選手が、ぽつぽついた時代なら、アメリカ人も平常心です。しかしあれだけ、アメリカの野球界を異国の人達が、活躍したら面白くありません。この際、何ならつぶしちゃえというのが、愛国心のあるアメリカ人の裏の顔です。

これだけ平等だと紳士顔で、アメリカが、が鳴っても、本心は、面白くあるわけがないのです。外人というと日本人は、真っ先に白人を想像します。白人という言葉に妙に劣等感を持つ日本人がいます。アジアの人も、もちろん外人なのに、外人イコール、白人です。この辺が、おかしいのですが、アメリカ人だって、足の短いサルに活躍されたら、それも地元アメリカで、活躍されたら、面白くありません。あのペルーのフジモリ元大統領だって、アジア人という事で、散々いじめられたことは、周知の事実です。差別は、ヨーロッパの国では、日常茶飯事です。フランスの空港を降りれば、黒人だらけ、スポーツも黒人だらけ、ポルトガル然り、スペインもかつての植民地だった国の南米人が、闊歩して市民権を得て権利だけ主張してるし、中国のおじさんおばさんが、土地を買いあさって、税金も払わずにいい暮らしをしていれば、やっかみもあるけど、差別用語も出てくるのが常識です。

そんな世界が、平等を叫んでも、笑っちゃうの一言です。昔、ある外交官が、南アフリカの黒人は、ぼーっとして働かないんだよね。でもね、彼らは、本当は戦士の子孫なんです。戦いがない時は、何もしないのです。戦いが彼らの仕事なのです。今は戦いがありません。だからいつもボーとしているのです。と言ってたけど侍も戦が仕事で、戦がなければ、怠け者と一緒なんですね。所がみんなが商いでお金を得てなんぼの時代になってしまったので、金金の時代になってしまったのです。実は、ぼーっとしているのが、一番いいのかもしれません。

今は、アジア人が珍しくなくなって、誰も振り返りませんが、昔は、良く、ガキに振り向きざま、チーノ(アジア人に対する軽蔑語)と言われた時代がありました。今でも宣伝キャスティングなどで、今風の美人ではなく、目の吊り上がった、日本人から見たらブス顔の人選が、キャスチングされているのをよく見ます。固定観念がこんなところに来ているんだと思います。外国の侍映画に出てくるお姫さまは、日本じゃ受けない顔ばっかしじゃありませんか。

日本は、アメリカなんかと仲良くならずに、アジアの国ともっと友好関係を結べばいいと思うのだけれど、無理なんだろうな。今の日本の政治家を見ればわかるよな。びしっとした権威がありません。悲しいかな、世襲の議員は、いざというときの判断力がありません。要は、バカボンのお父さんなのです。

結論は、大谷選手は、ビヨヨンと気楽に、マイペースで、やってほしいです。つぶそうとするやつがいる一方、球団も、元を取らないといけないので、擁護するだろうから、勝ってなんぼの世界に生きてるんだから、不平等は当たり前 差別は当たり前のアメリカ、頑張ってほしいね。俺なんか、親指一本でしのいでいるんだぞー。でももう疲れたぞー。白色、黒色、黄色、混色 この順番は、アメリカじゃ永遠に変わんないなー。

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