2015年1月18日
by 小野田
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一期一会

JICAの黒柳さんの新年のメールでフィリピン(ミンダナオ)の農業普及指導員の池田さんが癌でお亡くなりになったとの情報を頂きました。池田さんとは本当に一期一会の関係でほんの短い期間をミンダナオの農場でお世話になった恩人です。今でも私の脳裏に、はっきりとイメージできる池田さんの姿があります。何故だか知らないのですけど昨日のようなイメージが私のぼけかけた頭にあるのです。 続きを読む →

2015年1月12日
by 小野田
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餅つき大会はビッグイベントなのだ。

スペインのマドリッドに早何年、同胞と群れないを基本方針の自分ではあるのですが、どういうわけか、日本人会のイベントである餅つき大会の実行委員長をここ何年か見事に張っています。日本人会の2大イベントとして夏の盆踊り、新春の餅つき大会があります。どちらも毎年一回のイベントでスペイン人の日本オタクには、なくてはならないビッグイベントになっているようです。 続きを読む →

2015年1月4日
by 小野田
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指圧との一期一会

 大学の仲間に正月の暇を利用して久しぶりにそして何気なく連絡を取りました。私の腰掛け的な大學での所属学科は醸造学科といって酒蔵の未来の若旦那や地方の醤油製造会社の息子だったりで、クラスメートはどちらかというと貧乏たらしいのがいなくておっとりとした地方の坊ちゃんタイプが多かったように思います。ゆくゆくは、自分の親父の会社を継ぐような奴が大半で、4年間を東京で暮らし充分心置きなく青春を謳歌しようという、妙にさらさらした奴も多く苦学生は皆無のクラスで、何かボーとしていて妙に居心地が良かった気がします。特に仲の良かったクラスメートの大半は今では会社の存続をかけて働いた時代を終えて息子の時代にバトンタッチして一見安泰の初老のおじさんになっているようです。 続きを読む →

2014年12月28日
by 小野田
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いつもニコニコ2014

 大殺界の年が間もなく終了します。6月から膝の故障に悲鳴をあげてつい最近までこの状態を引きずって、どうにかこの頃、痛みが薄らいでよっしゃの掛け声が体の奥底から響きだしたのがつい最近のことです。最初右の膝の痛みで医者がスキャンをすぐに処方してくれたおかげで半月板の損傷(断裂)、大腿4頭筋の起始部の炎症、要は関節に隙間がなくゴシゴシと摩耗しているとの診断が出ました。
 その痛みが今度は左の膝に移動して、痛いの何の、屈伸ができない状態で、自動車運転に一苦労、指圧の治療で正座ができない、完全に爺症候群で、要は体がガクンの状態で、じじいになるとはこうなんだーとの納得の年でした。 続きを読む →

2014年12月21日
by 小野田
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浮き世床屋が感じた2014年の巻

こんな商売をしていると浮き世床屋同様にいろんな情報が入り込んできます。健康商売なんで、健康関係が多いのですが、意外とうちの患者さんは医療関係者が多く歯医者さんを筆頭に外科医何かも、混じり込んでいて、こちとら適当にかわそうと思っても、医学用語を使われると同業者というのがピーンと来て目線に緊張がビビっということが結構あります。 続きを読む →

2014年12月14日
by 小野田
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出たがり屋の復活だぞーの巻

30年スペインにいて私はレアルマドリッドの本拠地サンチアゴベルナべウーのグランドでサッカーを見たことがないというのが、結構、話初めの話題作りに利用していました。治療所から歩いて10分の所にあるので、膝を壊していない元気元気の頃は、このスタジアム(サッカー場)の周りを仕事が終わった後ジョッキングをして汗を流した時期もあったのですが、何が縁遠いのか今まで一回も足を踏み入れたことがありませんでした。 続きを読む →

2014年12月10日
by 小野田
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マッサンに乾杯

スペインに来たのが1984年なので今年が2014年と言うことでやっとこさの在西30年になります。90年代のスペインバブルの時代も見てきたし、前回の政権の社会党サパテロ首相のお馬鹿さんの滅茶苦茶ぶりも見てきたし、今またどういうわけかユーロが上がって円が1ユーロ150円台に上り詰める今日この頃の不気味さも体験してるし、良い時と最悪のスペインの両極を肌で体験できた誠にラッキーな私なのでした。 続きを読む →

2014年12月2日
by 小野田
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ジョニー大倉も菅原文太も

ある程度の歳になると解るんですが、此の位でもういいかと思う時が来てパッとあの世に行けたら最高な訳です。未練はあるけど後悔はありません。この言葉確か、どこかの映画で渡哲也が病床の身で、ささやく一言だったんですが妙に印象に残っています。 続きを読む →

2014年11月23日
by 小野田
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高倉健は永遠に不滅です。

ああそうなんだ、と一人合点したのは。あの人も人間なんだ、死はだれにでも平等に訪れてくるんだという単純な疑問への合点でした。
 特に俳優の高倉健さんは永遠に生き続けるんだと思っていました。日本に電話しては高倉健のDVDを頼んでは、送ってもらって、寝静まった居間で一人鑑賞をするのが楽しみな、ちょっとオタクぽい一面があるおじさんのガッテンなのでした。 続きを読む →

2014年11月16日
by 小野田
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ふらふら人生パート5

実習農場までの道のりはもうとっくに忘れちゃっているけど、ファームの一日目の歓迎会でファーム長の大将が開口一番、無理をしないでくださいの一言が妙に印象に残っています。無理をしなかったらどうなるか、また無理をしたらどうなるか、この言葉意味深なんです。
 長の奥様が、歓迎会と言うことで、カレーをふるまってくれました。カレーはごちそうなのです。カレーの中の具として豚肉が仰山入っていたんですが、その豚肉,角切りで目立つ存在なんですが、所どころに毛があるんです。(この夕食のために命を絶たれた尊い食材なのです。尊い蛋白源なのです。)取り忘れたんでしょうが、ごちそうと言うことで、ほら食べろと山盛りでくれるんです。元々豚はどうもの口で、その上、脂肪と毛があるお肉です。残したら失礼と、なぜか教育されている私です。すべて呑み込みました。呑み込むたびに涙が出てきて、一日目からカウンターを浴びせられて、あの大嫌いなラッキョウよりいいわと一人納得したのでした。 続きを読む →