新学期

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ヨーロッパの学校は、9月の半ばから始まります。始まるからには、準備が必要です。私たちは8月いっぱいを準備期間として動きまわりました。。この余熱を一気に9月のステップにするために張り切るのが一般日本人のまぎれもないシルエットです。

しかしれっきとしたEU メンバーのスペイン人は最後の最後まで滞在地(避暑地)に残り月曜日に始まる仕事をまったく気にせず日曜日の午後にやっとUーターンを始めます。普通の日本人の発想であれば混雑を避けて早めに帰路につく算段をしますよね。じぇじぇそんなことはお構いなしに、渋滞に案の定つかまります。捕まるように運命を持ってゆきます。そして疲れた夏休みは疲れると一週間ぐらいはダラダラが続きます。

このパターンが一般的なスペイン人のようです。半分以上のスペイン人がこんな感じです。しかし国を引っ張っているごく少数のスペイン人は夏を返上して働きます。あくまでごく少数のスペイン人が愛国心に燃えてスペインを沈没させるなと働きます。スペインの超エリートの国家公務員です。当指圧クリニックはそんな患者を長年治療してきました。見えないスペインへのいち日本人の鼻くそぐらいの貢献です。スペイン人イコール人生を楽しむ人間なんて思い勝ちですがすべてがパーセンテージの世界です。

スペイン人の2割が働き者、4割が怠け者、日本人の4割が働き者、2割がどうしようもない怠け者、これが現実です。パーセンテージがそれぞれの国の第一印象を作り出します。全てのスペイン人がフラメンコを踊っているわけでもなく、誰もがサッカーのファンでもなく、日本人が毎日刺し身を食べるわけでもなく、また納豆を毎日食べる人もいて、朝の納豆はやばいと考える人もいて、私などは生まれてこの方、漬物を食べたことがないという日本人なのです。固定観念の世界を重視する私たちがここにいます。

スペイン語でHAY DE TODO(なんだってあるさ、世の中は)なんて言って締めくくります。あっちに行ったりこちに行ったりしましたが、こんな感じで、スペインの指圧師とその仲間によるブログがスタートします。飯の写真とか、きれいなおねいちゃんの写真は載せません。指圧治療に関することでいっぱいにします。よろしく

2 Comments

  1. いいですねぇ、楽しいです。
    小野田先生のお話は、とてもおもしろい(興味深い)です。

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