セミナーの総括 パート1    初心

| 2 Comments

11月29日、30日、12月1日にドイツのハンブルグ、12月3日、4日、5日、にスイスのZURICHから電車で一時間、そして車で30分のKINTEILという人口200人の雪の積もった山奥で浪越指圧の基本実技講習を助手として出席しました。日本から日本指圧専門学校で41年間もの間、生徒を教えている小林秋朝先生がいらっしゃいました。先生は74歳なんですけど気力、体力は私より2倍も3倍もありますね。こんな先生が講習にいらっしゃれば、私はひよっ子なのです。先生は日本指圧専門学校では1年生を教えているんですけど、まっさらな生徒に指圧のいろはを叩き込むには最高の先生ですね。見習い、今回も先生からばっちり教えの極意を教えていただきました。無駄のない説明、気を抜くタイミング、時には、怒り、飴と鞭をうまく使って計6日間やってくれましたね。私はどういうわけか、ラッキーボーイでここまで来たのは、良い先生がいつも傍にいてくれたことが今思うと、ラッキーでしたね。皆様にバカバカといわれながらも結構大先輩が程よい感じでアドバイスをくれましたね。今回は、大分絞られました。特に初級と上級者の教え方の違い。私はどちらかというと上級者を教える機会が多いので行ってみれば出来上がった人たちのグレードアップです。一方初級者は知らないところのまったくゼロからのスタートですからこちらの方が断然難かしいのです。根気よく教える大変な仕事なのです。

結構戸惑いましたね。ブロークンなスペイン語で教えている自分が、急に日本語でやるわけですから、日本語は難しぞー。生徒になめられましたね。号令も早くなるし、通訳の加藤さんには号令が速すぎると後からつつかれるし、声が頭のてっぺんから甲高く出てきたときには、情けないの一言です。基礎力の不足です。32年在住のスペインの山賊が借りてきた猫ちゃんです。いつの間にか、自己流になり、この業界に、うじゃうじゃいる天狗野郎になってるんですね、こんな時にあえて率先して恥をかくか、適当にごまかすか。そうです恥をかくのです。生徒と一緒に基本指圧の復習です。腰の安定感の有無。圧の角度、親指の指腹の触覚度。すべてチェックです。久しぶりにいい汗をかかせてもらいました。

特にスイスの3日間は、ホテルのホールが講習所を兼ねていて、外は雪、店は何もないの無いないづくしの村です。その上、三度の食事はマクロビオテックです。最終日に体重計で測ったら計3㎏痩せて顔のたるみが若干消失してhappyな気分を味わうことができました。早速明日は8時間のスペインの指圧学校の教えです。新しい気分で変わったね茂と言われるか、またいつものパッションを込めた早口のスパニッシュスタイルで教えるか、サーどっちだ。兎に角今日はねるぞー。

2 Comments

  1. 三度の食事がマクロビオティックっていいですね

    • 本当にマクロビの人は、不健康な顔をしています。食べ物は、好きなだけ好きなものを食べれば、いいんじゃないかと内心思っていますが、患者さんにはいえません。

コメントを残す

Required fields are marked *.