12月25日は、クリスマスの祝日何もない私は、サッカーのレアルマドリッドの本拠地のサッカー場の周りを当てもなく散歩しています。サッカーというものが、嫌いでもなく、また最後までテレビで見て喜ぶ対象でもないので、スペイン人との会話においてつまらない日本人の中に私は入っているんだと思います。飯に招待されても、10分で食べて寝転んでいたい、タイプなのでスペインの10時から延々と続く夕食はいつの間にか辞退続きで、もうだれも呼んでくれないさびしい変なおじさんになってしまったのです。実際、夕食の後にコパ(食後酒)が出てジョーク(一口話)が出てくるともうヤバイヤバイの動転状態になるのです。第一番に面白くない。第二番にどこで笑っていいかわらない。第3番に酔っぱらうと普段紳士面していた野郎が、なぜ東洋人は目がつりあがっているのか。何故ペルー人は顔がでかいのかと人種差別で笑わせる作戦に切りえる奴が結構いるのです。フランス人はスペイン人を蔑視。スペイン人はポルトガル人を蔑視ドイツ、イギリスはラテン系を蔑視。みんな言わないだけのそんな関係なのです。じゃなんでスペインにいるのか、何やかや、ぼろくそ言っても、住みやすいんでしょうね。
南のマラガなどは海岸沿いはロシヤ、ドイツ、各中都市の町並みは中国人に買い占められて、それでも俺の知ったことかのスペイン人は、出稼ぎに南米やドイツに流失、残りは老人とわけの解らない外人だらけになりつつスペイン、こんなところの中途半端がまたいいのかもしれません。グラナダの歴史はクリスチャンとアラブこんな感じ、じゃないですか。
不況、不況と言ってもサッカー場の周りには、飛び切り上等ののレストランが結構あり昼間のあの時間、団体で込み合っていました。半端じゃない金ですよ一人分。そのへんの摩訶不思議がたまらなく好きな人もいるでしょうね。要はいい加減が好きな人はスペインに来い、なんです。今日のニュースで労働組合の幹部たちが皆で汚職をして開きなおちゃうなんてこれはもうすごいの線を越えています。もう、ぼろぼろ、ぼろくそがスペインなのです。
なんて考えながら散歩を楽しんでいるのでした。
散歩を医者が勧めます。ある一定の年齢になると体の8割を占めると言われる下半身の筋肉が委縮してきます。上半身がでっぷり、下半身がほっそりの紳士淑女をよく見かけます。私たちの業界ではリンゴ型(循環器障害型)タイプと呼んでいます。心臓関係の問題を生じやすいタイプなんですが、第2の心臓と言われる下腿後側(ふくらはぎ)や大腿前側(大腿四頭筋)が委縮すると心臓の負担も多なるのは必須です。夜中に突然の腓腹筋(ふくらはぎ)の攣りは、私が心臓のバイパスの手術を受ける前の朝方に必ず起こった経験でした。また寝ているときの左手の小指(心臓の経絡のライン)の麻痺感も手術前に経験しました。
散歩もだらだら歩くのではなく、肝経の要である足の親指の踏ん張りを意識して蹴り込む要領での速足が良いようです。胸は腸腰筋(インナーマッスル)を意識して立てるように張ります。肘はできるだけ横腹に接触してするように前後に振ります。10分をワンセション最低2セションはしたいですね。ヒンズースクワットは膝の屈曲角度が90度を20回、最低2セッションがベストとします。
風呂に入りふくらはぎの痛いぐらいのマッサージはヒラメ筋の乳酸を溶かして心臓の働きをよくします。要はふくらはぎです足の5指の関節マッサージは小便の排出をよくします。残尿感のある人は、毎日ゴシゴシ関節回し。顔の手入れに10分かけるのであれば同じ時間を足のマッサージに費やします。足首から下の刺激は、肝腎の経絡を攻めてますので、セックスはもうあきらめたのおじさんの再チャレンジの糸口にもなります。頭寒足熱が私の治療の原点です。
散歩をしながらこんなことを考えてみました。24時間、指圧は私の友です。
なんか世の中の動きが面白くなってきたから体のケアーをして長生きして野次馬根性で社会を見てみようよ。生きるぞー。