血の道症から迷い道、

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血の道症なんて言うと、K1の格闘技を思い出させちゃう派手な呼称ですが、婦人病を総称してこんな言葉を使用します。脾経の経絡で足の内側を走行します。三陰交、陰陵泉、血海などのツボが有名です。日本人は漢字を読んで、そして見て、どんなツボなんだろうと想像しますが、こちらの人は全部のツボが番号で表示されていますので、想像して楽しむ勉強ができません。ただ番号を表示されても何のことやらで、その時点で私でしたら縁がないとこの世界から、さようならですが。
 その辺は、どこの世界でもオタクがいるもので、三里のさんは数字の3です。里は約4キロメートルだから12キロメートル歩く度に昔の人は、このツボにお灸をすえたのです。こんな諸説もあるツボです。だから健脚のツボとも言います。なんて青い目をしたお兄ちゃんが私に説明するところを皆さん想像してください。こんなかんじののオタクが私の周りにはうろうろしています。漫画(コミック)の世界はもっとエキセントリックなオタクがうじゅじゃのはずです。
この手のオタクはやはり日本と同じで、同じ同胞が群れます。一般のスペイン人とは、波長が合わないのは当たり前で、彼らは彼らの世界を持っています。ただ日本のオタクと根本的に違うところは、みんな明るいオタクなんです。引きこもり系のオタクじゃないんです。もっとも私も指圧オタクですから、オタクの気持ちが痛い程わかりますが、私のポリシーの第一番目が群れない。独立独歩が基本です。サッカーをみんなで居酒屋で見て一体感、これを一番やりたくないオタクなのです。
 さてさてオタク論は、さておいてスペイン人(西洋人)は、ツボ刺激に免疫がないので三里など比較的結果の現れやすいツボを刺激すると、効果てきめんの場合が往々にあります。三里の指圧でお腹からグル音がなんていうのは、しょっちゅうです。改めてツボの効果を感じるのですが、逆に言うと刺激に慣れていない分、ツボの効果を感じやすいのですから、素人がやっても効果がある場合があると言うことで、日本でかじっただけのお兄さんやおばさんが、結構日本人の顔を利用してヨーロッパで仕事をしているということも実際沢山ある訳です。日本人の手先の器用さは、西洋人の比ではないので日本人の素人がヨーロッパでは結構幅を利かしています。特に美容関係、日本ではもう、嫌というほど、雑誌情報の過多、また2,3日の講習と名打って高い金で詐欺まがいのフェイシャル関係の講習を半プロ相手にやってますから、それを仕込んでヨーロッパでこれまた詐欺まがいのことをやっている日本人、特におばさんが多いこと多いこと、やるんならおれんとこの学校のように日本でも通じるハイレベルの技術を教えるところを選んで勉強してからやれっていうの。
 スペインにもいますからねー。あれこの前まで旅行屋で事務していたのに、いつの間にかフェイシャルの先生になって教えてるなんていうのが。てめへの顔の化粧の仕方を、勉強し直してから教えなさいと言いたいですね。歌舞伎役者の化粧じゃないでしょ。白く塗りまくればいいってもんじゃないでしょ。なんで真っ白なんですか、外人の疑問の一番多いのが真っ白化粧はなぜ。資生堂さんが教えているわけでもないでしょうに。こんな奴らに限ってどっから仕入れたのか骨盤矯正をすると痩せるなどと整体まがいのことを取り入れて、顔面を強圧でいじめたりして、私たちの永遠のテーマである骨盤矯正をいとも簡単にできるような詐欺言葉を宣伝にしてやっています。プロが謙虚に患者に接している中、やり放大が実態です。またまたテーマが飛んじゃったぞー。今からラスパルマスに講習に出発ですので軌道修整は来週と言うことで。日本はゴールデンウイーク。スペインも労働者の日で休日です。明日はマドリッドだけの休日です。何しろ今週は、スペインはお休みです。お休みの日に安倍さんがきます。どうでもいい国は、休みに来ます。何のために安倍さんはスペインに来るのだろう。

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  1. ラス・パルマスはいかがでしたか?スペインで私が初めて長期(といっても3カ月)滞在した場所です。嫌なことも楽しいこともありました。懐かしいです。あと数年後、息子が高校に入ったらまた行こうと思っております。

    • ラスパルマスは、紫外線が強く日陰でも結構日に焼けました。のんびりムードで、夜はふらふら海岸の砂浜を散歩、久しぶりにゆっくりしました。物価も安く、一か月ぐらいぼけっとしたかったですね。結構いいとこでした。

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