スペイン敗退とおじさん道の関係

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新聞が、無敵艦隊撃沈、落日のスペインなどとワールドカップのスペインの不甲斐なさをメチャ書き立てています。一次予選突破を常としていたスペインがまさかのオランダ、チリと敗退してワールドカップにおさらばです。スペインは調子に乗ると倍々の力を発揮しますが、落ち目になると転び落ちる速度はもう半端じゃありません。ついに落ちてしまいました。あのオランダの迫力、まるでお前らはあっちといった感じで、申し分ないKOでした。チリ戦でもスペインチームを500年の月日を積み重ねた怨念を吐き捨てるようにチリのアパッチ軍団はやってくれました。
これは登りつめた者の宿命で、いつかは頂上から滑り落ちるのですから、これはいたしかたないことなのです。トップに立ったものの宿命と言えばかっこよく聞こえますが、4年前の同じメンバーがそろい踏みしました。そして年に何回かの冠大会で、そこそこの成績を残して金はあるあるの軍団です。そんな緊張感のない選手たちの集団が若さに溢れるこれからの選手たちを集めた勢いのあるチームに負けるのが当たり前田のクラッカー(寂しいほどのおじさんギャグ)なのです。

 ゴールキーパーのレアルの☆も年をとりました。ピケもシャキラらと結婚して幸せ一杯、まるで闘争心なし。監督のボスケさんもおいしものを食いすぎている感じでどうもどうもでした。
 やくざだってお金ができれば、保守に回って、警察のお世話になって寒い刑務所は、神経痛に良くないなんて言って腰を引きますよね。。そんなものなんですよ。そんな時に、または、そのことを実際に気が付いた時点で、老兵はただ立ち去るのみと感じるかもしれません。そんな寂しい現実の中で、ここであきらめるか、それとも第二の生き方を求めるのか、実に楽しい選択が待っているのです。
 スポーツ選手の寿命と違い、指圧師は年をとっても、いやとればとるほど、信頼が増すのですからありがたい商売です。ただ年だけ取って止まっちゃっている人が多いのも事実ですけど。いつでも何の商いでも同じですけど、商いは飽きないの言葉で説明されるように継続です。そして平凡の暮らしの良さ、それを実感するためののむずかしさが横たわっているのも事実です。息の長いいつも緊張感を持った人生を歩みたい、これは誰もが望みます。しかし一時期の栄光を看板に生きる人がなんと多いことでしょう。、これこそみじめですよ。自分のことなんか誰も聞いちゃいませんし誰も構っちゃくれません。過去は過去、今現在を生きる。これがおじさん道なのです。そうでしょ。でしょ。スペインサッカーの落日を見てふとわれを振り返ったおじさんなのでした。

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