それが高倉健じゃないのか

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youtubeの高倉健を好くみます。それが高倉健じゃないのか。を朗読する高倉健が大好きです。本当に学生の頃、山梨の甲府に行く列車があって朝早いので、オールナイトの高倉健さん主演の映画を朝まで観て,よっこらしょと腰を上げて、映画館におさらばして眠い目をこすりながら中央線に乗ったのを覚えています。何で甲府だったのかはあんまり覚えていないんですが、ひょっとしたら訳ありの立川だったのかもしれません。

ふらふらふらふらの学生の頃を懐かしく思い出します。高倉健さんと対照的な鶴田浩二さんが若者に説教じみたことをあの声で言うと妙に説得力があって、特攻隊の役もよかったけど、NHKの山田太一監督のガードマンシリーズが妙に頭に焼き付いていてyoutubuで観ることが好くあります。
 昔の新鮮なイメージが頭にあるせいか、セットや最初のイントロの役者名が出てくる所や、BGMにしても、何しろ紙芝居に毛の生えた程度のできに、ちょっとがっかりするんですが、内容は、確かに見られるもので、感動物語が一杯あります。
役者がスターが、神秘的で私生活を表に出さない。これ常識でしょ。テレビで私生活を切り売りして、しがみついてる芸人とかタレントと称する輩を見ているとかわいそうとさえ思えてきます。特にスポーツ選手が引退してなんとなくテレビに出てお遊びしている姿は、本当にぶざま丸出しです。やっぱりプロは、最後までプロであり続ける意地が無ければ、他の分野に乗り込んで、お遊びしていたら、そこのプロに迷惑でしょ。
 最初の80年代、患者さんがいなくて、いやいやながら、旅行者相手にホテルに行って指圧をしていた頃がありましたが、施術が終わってお兄ちゃんうまいね。でもマドリッドで何やっているの、スペイン語習いに来た学生さん、なんて聞かれたことがありましたが、後々聞くと、柔道の先生が指圧をやっていたり、フラメンコ習いに来たおばさんが見よう見真似でマッサージやったりして稼いでた輩がいたみたいです。
やっぱりプロは、意地を見せて、プロとして生きるのが、道でしょ。プロとしてその小さい自分のテリトリーを守り生き抜く、それが高倉健という男じゃないのか。

2 Comments

  1. 健さんですか、良いですね。自分も好ましく思います。
    こういう俳優さん、今いないですね 残念です。
    自分は映画を割と劇場へ観に行きます。
    どうしてもキャストで選んでしまいますが(笑)

    昔の俳優さん・女優さんは私生活をベールに包んでいました。
    それでこそですよね、夢を売る商売ですもん。
    今はホントつまらないです。
    芸能人でも、一般人でも、その人の私生活・家庭が想像できる人って
    自分はあまり好きじゃないです。魅力的でないです。

    スポーツ選手が引退後、芸能人になったりというのも最低です。
    そのスポーツの監督やら指導者、スポーツに関わる何らかに貢献していただきたいです。

    • やはりスターは雲の上の人がいいですね。そんな人の日常生活は見たくないですね。プロのスポーツ選手然りです。こちらのプロは、引退したら出てきませんけどね。

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