一期一会パート3

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 ばか者の連発で、講習は続きました。ばか者と雄叫びを上げながら、あなた達は私の希望の星だと感動を込めた言葉でフォローします。生徒もやるっきゃないと思いますよね。まさに怒るということは、相手を認めていることで,真剣に対応しているということです。この辺が教えるという行為の難しさです。怒って教えてナニクソと反発心を持ってさらに練習に励む奴と、怒ると屁たれちゃう奴がいます。この辺を十分考慮しないと暴力教師のレッテルを貼られちゃう世の中なのです。
 先生が保身に走れば、生徒も敏感に反応します。へたれ教師は、所詮屁たれ教師と生徒がすぐに見抜くので、生徒もそれ以上のことを望まないし適当な関係で終わるのでした。そこに教える側の信念と覚悟の有無が問われる訳です。

私は、ダンスのクラスにもう20年と通ってい増す。叉毎年同じレベルのクラスに入り、レッスン受けます。先生が違えば、同じテクニックでもこれまた、それぞれ個性的な教え方をするわけです。
 よく言われることは、何で毎年同じレベルのクラスにいるんだい飽きちゃうだろう、この言葉が常です。古い先生は、みんな仲間ですので私の空気のような存在を気に留めるプロフェッサーはいませんけど、教え方を学びにクラスに通うと言ったら、嘘だろうと茶化されそうですね。間の取り方、生徒の気をどう散らさないように運ぶか、やる気をどう継続させるか、まだまだ一杯課題が残されていますので飽きるということは無いですね。技は磨いて磨いてそぎ落とす、長くやると見えてくるものがあるのです。
青坂先生のすばらしい所は、けなした後のフォロー、叉生徒に対する愛情がにじみ出ていることでした。
 フランスに指圧の本を送ったら早速お礼の電話がありました。この年になって一期一会があるなんてちょっとスキップの4月でした。合掌そして結手。

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