夏休みはキリギリス

| 2 Comments

6月も最終で、ほとんどの学校がファイナルで9月の3週目ぐらいまでお休みです。学生さんも誰も彼も、何時休みを取るんだー。どこにいくんだー。必ず聞いてきます。

ここ5,6年夏休みなんて取ってないので、負け惜しみではなくマドリッドの夏は誰もいなくて、車も少ないし、飯屋も予約無しで食べられるしマドリッドが最高と言い返します。
 ここの夏は、8月になるとがんがんの暑さが無くなってしのぎやすくなります。朝なんかほんとに涼しいのです。夏に日本帰国は、いけません。湿気は疑獄です。満員電車は慣れるまで躊躇しちゃうし、切符を買う時ちょっと戸惑うと列が出来ちゃうし、日本の夏は勘弁です。それでも昔は、夏に日本によく帰ったけど、今はどうでもいいやのモードです。
 落ち着いたら日本、行ってないとこだらけなので、旅したいけど、どうなんでしょう。金が出来たころ、もう体力がなくなっちゃりして、この頃一日が、、毎日が速くてあっという間の浦島太郎になりそうです。
 スペイン人は、一ヶ月海で過ごしたり、山で過ごしたり、動かないで、一ヶ月過ごせるんです。日本人は、同じ所に一ヶ月いたら、もう、もったいなくて、貧乏ゆすりが自然と出てきそうです。ユックリが苦手で、草むしりなんか始めそうですね。
夏、山火事が多いですねー。スペイン人はタバコを吸い終わるとそのまま大部分の人が捨てます。日本人は、一様捨てるにしても、靴底で踏みつけて消しますよね。その習慣がスペイン人無いんです。勿論ミニ吸殻なんか持ってル輩はいません。日本人だけです、マナーがいいのは。一頃犬の糞がそこいらにあった時代がありましたが、犬の糞は飼い主が周りを気にして処理しているみたいです。でも見ていないとおばさん知らん振りは、まだまだありますね。特に年取ったおばんは、どこの国でも同じみたいです。乾燥で自然発火のための火事もあるみたいですが、火の不始末、特にタバコの投げ捨てが多いみたいです。恨みに任せた放火、保険金目当ての放火、いろいろあるみたいです。
勿論、9月は、恋のお別れがあったり、予想外の妊娠でびっくりしたり、離婚が増えたり、夏太りしたり、最後の一日まで休みをエンジョイするのがスペイン人ですので、コレは、コレででキリギリスになりきって人生HAPPYでいいんだと思います。
 その点私はアリさんで、夏を過ごすんですが、それも人生、何しろ貧乏性が邪魔しちゃって。

2 Comments

  1. タバコを消火せずにポイ捨てする輩は日本にもいますよ。
    スペインの比ではないかもですが、良く見ます、で、腹が立ちます。
    飼い犬の散歩で糞を拾わない バカ飼い主も多いです。
    ウチの前は少し先にある中学校のスクールゾーンになっていて、夜なんかは人通りが少ないせいもあって、格好の犬の散歩道なので小型犬の糞が毎度放置です。それをウチの母が毎回片付けています。
    犯人はわかっています(笑)
    みっともないですよね・・・

    • 山火事のほとんどが、放火です。この辺がスペインの恐ろしい所です。火の用心は、タバコの投げ捨て防止。うそのような本当の話です。

小野田 にコメントする コメントをキャンセル

Required fields are marked *.