こちらでの指圧の普及は、日本に比べてマッサージに対する偏見がありませんのでやりやすい面があります。。日本じゃ、座頭市を想像したり、仕事がないので、きついけど介護職ならあるよといッた、この世界、医者だけが脚光を浴びて、縁の下の力持ちがまだまだ浮かばれない世界のようです。当センターは医者の患者がゴロゴロいて、オー、ゴッドハンドなんて言われて結構気持ちよく仕事をさせてもらっています。
西洋医学に限界があります。この限界をこちらの若い医師は、悩んでいます。そしてあたらしい視野で見つめ直しています。東洋医学という分野に、期待するのも、医療の荒廃をまともに見つめている若い医者がたくさんいるからです。
ヨーロッパでは一般的に、整形外科の世界は知りませんが、金を儲けるのであれば、ビジネスの世界に入ればいいという見方があり、医者は金持ちの近道的発想は、韓国や日本の発想で、ヨーロッパでは、そりゃー普通人よりたくさん勉強したんだから、人より金稼ぐのは当たり前で、でもその当たり前の代償としてのお金は、そんなに多くはないと思います。
ここの医者の世界じゃ、美容整形をあえて希望してその道を歩もうとする医者をちょっと下に見る傾向があります。あくまでヨーロッパの事情ですので、日本は知りません。
ここに来る暇な医者に聞いたら、眼科医は稼ぐよーと言っていました、なるほど、南米から来た貧乏医学生は,国に帰って稼ぐには,眼科医が最高といった発想があるみたいです。白内障専門にオペする医者軍団桁違いの金稼いでますね。何んでも、ちょちょいのほいで稼ぐみたいです。どうせなら金があったほうがいいかーーいいなー。
うちの娘、小児科医で頑張っているけど、学会があると、スポンサーはごくごく少数で、提供は、ネッスルの粉ミルクぐらいかなーといつも冗談言ってます。
こちらの心臓外科医にしたって、確かに貰うみたいですが、もらってもちょっと値の張ったワインぐらいでしょうね。
新薬の投与での癒着は,オンコロゴと言って癌の専門は意外にあるかもしれません。ただ医者が,一様処方箋を出してその紙もって薬局に行って買うのですが、バックマージンが一体どこで発生するのかわかりません。
‘医者の好みの薬があるでしょうから、その辺を薬のプロパーはプレッシャーをかけているのかもしれません。この町は、いたるところに薬局があります。列を作って薬を買っているところを見るとまだまだ、指圧は贅沢な医療のかもしれません。早々医者と薬屋、以前はカリブ海のクルーご招待が流行っていたけど、今はどこも不況で下っ端までは回ってこないのかもしれません。
日本は、オペすると患者が金を払う習慣があるみたいですね。ヨーロッパは特にスペインは、医者に金あげるという発想はないみたいですね。どこの世界でも、金一番の人はいるものですが、結構、スペインでは医者になるやつは、人助けの発想の人が多いみたいです。金のある家の息子たちが、しょうがない親の生き様を見て、赤ひげを目指すと言った発想かもしれません。赤ひげのイメージが消えたら医者の意味がなくなりますよね。
しかしここまで文明が進歩すると医者が職人になりつつあります。技術屋です。技術屋はハートを必要としません。ハートの無い人は医療従事者には向いていません。メカが主役では、医者の意味がありません。医者は触って何ぼの世界です。優しい笑顔でどれどれとちょっと痛い所を触ってやれば、医者の仕事は、それで良しです。生き様を見せてやればそれで良しです。それにしても日本の医者と弁護士,態度は明治時代と何も変わっちゃいませんね。国民の2人に一人が癌です。と当たり前のようにマスコミが言ってますが、之は日本の西洋医学オンリーで来た敗北でしょ。そうです敗北宣言です。