指導者とは パート2(嘆き節編)

| 0 comments

物わかりの良い先生、親切な先生、情熱一杯の先生、タイプはいっぱいありますが、タイプとして、がなり立てて教えると、何くそと頑張るタイプ、反対に次の日にはもう来ないタイプがあります。スペイン人は、きれいだよ、いいねー、うまいうまいとおだてられた教育が大部分ですので、ガツンと言いまくる指導は、人気がないみたいです。

 また理論と実技どちらを優先するかといえば、西洋人の頭は、理論優先です。実技を通じてコツコツと腕を上げていき、何しろ理論は、二の次というやり方は、これは、主流ではありません。大先生が日本から来てセミナーを開きます。大先生ほど基本の重要さを説いで前に進みません。基本編までを教えて、また次の機会と服みなある笑顔を浮かべて帰ります。大先生は、10年早いと何も教えません。ただ10年早いと何も教えない講習は人気がありませんし来年開催しても、おそらく定員割れで採算が会わないので主催者側は、ちゅちょします。
 講習料払っているんだから教えるのが当たり前が参加者の意見です。日本のセミナーは、比較的高い講習料でも成り立つ場合が多いですが、ここヨーロッパでは、日本での常識であろう講習料では、参加者がいません。特にプロ向けの講習の仕掛けは、なかなかうまくいきません。
 逆に、素人向けの、手かざし(霊気)などには、金を払って自己満足している方が多いみたいです。何しろ、各国の指圧の先生、基本がないので、初心者コースは、何とかクリアーできますが、上級編がどうもあいまいで、曖昧に倣った生徒が今度は先生になってこの繰り返しをイタリアなどはたどって来たので、指圧の言葉だけが宙に浮いた状態です。そんな人たちも生活がありますので、私などを一回でもセミナーに招待すると、あまりのレベルの違いに生徒が、うちの先生の実力を知っちゃうので、二度と招待しなくなります。商売を優先すれば、そうなりますよね。
 もっと手に負えないのは、素人日本人が、日本で、何かの、2、3か月の講習に参加して、その習ったことを真似して先生ずらして稼いでいるおばさん、おじさんが結構、ヨーロッパにはいるみたいです。日本人は元々器用なので、それはそれでいいのかもしれません。
 スペインの日本食のコックさん(確かに日本人)もどこで習ったのか、すし職人として白衣を着て頑張ってます。包丁握って、髪の毛、気にして触るとこなんざー、見ててどきどきしますね。
 日本だって、高校も出てないような漫画文化にあこがれて田舎から来た、ニートスペイン人が生活できないので、スペイン語を語学学校で教えているのと同じでしょうね。どっちもどっちです。本場スペインで長年修行したコックさんたくさんいますよね。3,4年じゃ何も習得でいないでしょうね。
もっとたちが悪いのは、奥さんが日本人で片言の日本語をしゃべるスペイン人、日本で3,4か月の整体屋さんの学校で習ってきた素人技を引っ提げて、治療と称して無理やったり、学校まがいの物開いて、金稼いでいたりして、奥さんは、せっせと日本のはいて捨てるほどある健康雑誌を訳して、スペイン人の旦那が、さも自分の技のように教える何ザー、もう完璧に詐欺ですね。結構そんなのいますよ。スペインにもいますねー。食うためなら何でも許されるんでしょうね。指導者の質を語る前のもっともっとレベルの低い問題ですね。

コメントを残す

Required fields are marked *.