九ずの考察パート5 集まらず

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5 集まらず
 この集まらずという意味も色んな解釈がありますよね。
 例えば、日本人が外国にいるということは、会社が派遣したからいる人、すなわち駐在員。希望と現実をごちゃごちゃにして、なにしろガンガンに燃えて、鼻息の荒いジャイカの協力隊員、大使館をホームグラウンドにたむろする公務員という御役人。

 または自分の自由意思でいる人、例えば、遊び人、怠け者、苦学生、一昔前の死語になった海外雄飛ぽい人。国際結婚して、希望にあふれて異国の地に来たはいいけど、旦那に職がなく、仕方がないので日本人経営の食堂で働く、あとちょっとでおばさんになる黄昏ハウスマヌカン的な人、フラメンコを習いに来て、イージーに恋人を作り、夢半ばで挫折、しかし今なを虚勢を張ってる、日本じゃ絶対に嫁行きのないであろう、おばさん。両親をだまして金を出させてスペイン語を習いに来たと言いつつ、毎晩DISCOでナンパされるのを期待してるのが見え見えのお馬鹿さん。そして私のように指圧普及という、純にピュアーな精神で毎日を仏様よろしく生きている土着型移住民等々、本当にいろんな人がいます。
 私などは、絶対に群れることが超嫌いな人種で、群れるのを嫌ってスペインに来たわけではありませんが、どっちかというと単独行動タイプです。仕事が終わったら同僚とは、一切交わず的なタイプです。嫁さんもそんなタイプで、お互い干渉なし的な感じで今までやってきました。
反対に、いつも群れてる人達もいるみたいです。単身赴任で来ている商社員、確かに寂しいんでしょうね。群れてる人何人か頭に浮かびますね。独身ならわかりますけど、嫁さんがいて、子供がいて、こんな感じの人が会社が一人で赴任しろというのでしょうか、それとも家族間の結論でしょうか、外人特にスペインなんか絶対にありえない条件です。会社と家族、スペイン人は家族が一番です。マー大体のヨーロッパの国々もそんなもんだと思います。日本の会社は確かにちょっとおかしいのかもしれません。そこで群れる奴と群れないやつが出てくるわけです。一度群れ出すと質が悪いのも日本人ですが,外国の町であっても無視しあうのも日本人です。道に迷っているのが、わかっていても知らんぷりするのは決まって同邦です。べたべたされる警戒感は確かに古い在住者にはあるみたいです。
単に集まらずということが九ずというのであれば、群れないことをポリシーとしている何人かの私も含めて私の友は、確かに九ずと言われてもしょうがないみたいです。
普段何もない時は、友達面して愉快に一杯、しかし何かあった時に、協力してくれといったときに、腹を壊して今日はいけないとシャーシャーというやつも確かにいます。そんなやつは私に言わせても,クズ中のクズということは、その通りだと確かに私も思います。

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