流れを読むパート2

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 殿、いざ出陣を、殿が戦場で,エイエイオーと一言、一言、叫んでいただければ、兵士は、命を懸けて戦場を駆け回ります。いざ、いざと小池百合子さんの側近は、はやし立てたんだと思います。そこで、出陣してたとえ負けても、たとえそこで、斬首されても、そこは日本国内での日本人同士の戦であれば、ざまあみろ、あれは無駄死に、と世間様は口が裂けても言わなかったと思いますが、策士が策に溺れたか.生き延びを考えたか、何か切れ味が悪かった感じを世間様にさらけ出したのは確かにマイナスだったようです。

 むしろ結果はどうあれ、そこまでの一行動、一言動が、歴史に残る名将か、それとも愚将かの分かれ目だったんだと思います。しかししかし悲しいかな、側近に知将がいないために、初めから私は、国政に出るなんてこれぽっちも思っていませんと開き直って、言っちゃったからもういけません。女のヒステリックさを垣間みさされた世間様は、度々っと引いちゃった訳なのでした。
 トップを狙ってんだから、都知事の仕事の限度を知り、私は国を守る立場でトップの立場から東京都を見守ります、何て、理由はどうでもいいから、突き進んだら、この人命がけなんだと、国民は、またまた緑のおばさんに騙されたふりして万歳を三唱していたかもしれなかったのです。しかし最後まで、清水の舞台から飛び降りなかったですね。
確かにあの人の限界がそこまでだったのかもしれません。
 都知事としてまた仮面をかぶってやるのかなー。確かに運の神は通りすぎちゃったかもしれません。
 結構、日本人的まったくもって独自の人間模様が、必死の評論家の自論を聞きながら、伝わってきたのに面白味が完璧に半減しました。
 昔地方の名家の親父が、息子が、政治に手を突っ込み,全財産が一代で消え去ってしまったという話をよく聞きますが、きっとギャンブルと同じように浮き沈みがあり、国盗り物語を政治家が昔々の日本の子供のように童心に帰り、やりあっているんだから、結構面白い世界なんだと思います。大の男が、選挙に勝つために、プライド捨てて、あっちに行ったり、こっちに行ったり、挙句の果てに土下座までして、議員になりたいというのは、何なんでしょうか。
 利権は、もちろんのこと、一度議員さんをやったら、甘い汁や、勘違いをすぐしちゃうような環境がきっと国会議事堂の中にあるんでしょうね。その甘い汁や、くすぐられ感を忘れられずに、田畑を売ってでも躍り出たい何かとは何なんでしょうか。
 ヨーロッパの議員さん、確かに家族が名門、親父が政治家で、子供もなんとなく政治家になるなんて言うのが、多いみたいですね。家が貧乏で、志をもって政治家になった人もいるでしょうが、そんな人って左翼が多くてこれもいただけません。最も政治家イコール汚職がイメージとしてあるスペインにいる私は、行政よりも、各政党が何を考えて、議員さんが、何を模索して行動してるんだろうとの心理的な駆け引きのほうが仕事柄、興味があります。でもここの政治家達、引退も早いですよ。どんどん若いのが出てきてやってますね。
 政治もギャンブルのように運がふわふわ流れているんだろうから、この駆け引きも議員さんはきっと楽しいんだと思います。勿論、真剣な命がけの政治家を求める思いは、誰にでもありますが。
ちょっと昔、スペインの国民党が、選挙で圧勝と予想されて、列車に爆弾が仕掛けられて爆発、何人もの犠牲者が出て、形勢逆転、選挙では労働党が、勝利した例がスペインにあります。勝負は、下駄をはくまでわかりません。果たして何が起こるか、来週、ワハハと笑っている政党は、議員さんは、流れを読んで、あとは全て運任せ、果たしてどこが流れ通りに事をしゃんしゃんさせるか。いざいざ、またまた、面白くなってきたぞー。

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