流れを読むパート1

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日曜日マドリッド日本人会主催のソフトボール大会がありました。90年代のバブル絶頂の時期には春、秋2回の大会で,参加チームも、日本の証券会社や銀行も撤退前でイケイケのムード,16チームの参加ということで、絶頂期でした。バルセロナでオリンピック、サラゴサで万博と勢い凄まじくイケイケムード一色の時代がありました。

あれから20年ソフトボール大会は、地元土着日本人有志のおかげで何とか,年一回秋に日本チーム3.スペインチーム2の計5チームで細々と存続をかけて意地でも潰すかの一言を胸に秘めて、年一回のチームメートの再会を楽しみにして生き延びているのでした。
 あの頃の日本企業の勢いは、確かに鼻息が荒かったと思います。しかし流れを読めば、そんな繁栄は、いつまで続くかとの不安を持ちつつ,まだまだ大丈夫と派手な動きをしていた、企業は、案の定、ボロボロになり身ぐるみはがされて退散がほとんどの日本の会社だったと思います。
 賭け事だってなんだって、勝ってる最中にあれ流れが変わった,それでは失礼します、ができる人は稀で、ほとんどの私を含めた凡人は、潮時、流れを読めずに螻蛄がほとんどです。
 弱小チームの監督を務めて早何年、このお遊びのソフトボールの試合でも流れがあり、このエラー一つで、このミス一つで、流れが変わり結局は、大差で負けるということを何回も経験しました。この潮時をどう対処するかが、大小はあれ、大将の務めなのです。
 今,安倍ヴァーサス小池の一騎打ちと題して日本ではエキサイティングダイナマイトよろしく、ワイドショウは毎日のようにああでもないこうでもないとがなり立てています。安倍首相のお坊ちゃま顔と話し方は、はっきり言って大将の器はないと誰もが判断することで、異議なし。しかし日本の今を外から見ていてほんとにやばいと思うときに、やはり自民が無難かと思うのも一理ありなのです。イケイケの小池が流れを作って、たわいない嘆かわしい民進のおじさんたちのお尻を叩いて、調子に乗るかと思いきや、右腕の若狭さん、裏切り細野さんがおたおたしているのを我慢できずに、一言言って上げ足取られて、出馬の時期を失っておたおた。
 流れが完全に変わりました。よくあることで、部下が思うように動かずか、動けず、思わず、なにやってんだと怒鳴りますよね。長は、思わず側近ほどガツンと八つ当たりしたくなるのです。そこでじっと我慢できるかが対象の器なのです。小池さんは、どちらかというとスタンドプレーが大好きなお方で、子供のころからわがまま一杯に育てられて、私のやり方が一番、それは許しませんの個人企業ならまだしも、大企業の舵は絶対取れない人なのです。そこの所がわかってか、やばいとなるとパッと自分の兵隊を置いて逃げちゃう将校なのです。
 流れを読んで今まで政治の世界で生き延びてきたのでした。それだけでも立派なおばさんなのでした。
 所がどっこい、65歳という年が勘を鈍らしたか、それとも焦りか、読み違いをしたのでした。それに尻尾を振り振り、どたばた逃げ出してきた議員さんの哀れなこと、無様なこと、去勢されたか、もともとないか.猿は木から落ちても猿だけど、議員が落ちたらただの人だからなんて舛添が言ってたけど、そんな奴は初めからやるなって。
 毎日患者さんを触っていると,性格や裏の顔、本心、悲しいかな職業柄よくわかるようになっちやうのです。化粧で隠そうが、何を施しても、指圧を受けた後の体は、本性を垣間見せるのです。指圧を受けると思わずむき出しの性格が体の奥から湧き出てくるのです。
 病とは気のアンバランスなのです。なんちゃっての御託はほどほどにして、人生、私の流れは果たしてどうだったのかと考えつつ思わず、ソフトボール大会の疲れか、指圧をしながら居眠りをしてしまった自分なのでした。
 この頃あるんだよなー。      面白くなってきたぞー。寄り道しないで早く帰ってyoutubeを見よう。

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