スペインの暮らし*その1

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ちょっと日本人会という所に関わっているんだけど、嫁さんが、いい加減にしろというもんで来年あたり、引こうかなーと思っています。マドリッドの邦人が、学生さんを含めて2000人位で,ひところのバブル期の半分で、企業の集まりである水曜会も、90年代のイケイケの時代も去り、こじんまりと静かにしています。企業の皆様は、3,4年、学生さんもせいぜい2,3年、大使館や日本人学校の先生は、マー3年,その辺を長期滞在者というんだそうです。

 我々、地元に好きでこのんで、在住している邦人を、移民と呼ぶんだそうです。移民といっても食い詰めて、祖国をさよならして、覚悟を決めてヨーロッパに来たわけではないので、すごく軟弱な奴もいるのでした。南米移民の悲壮感はなく、なんとなくの邦人もいるわけで、企業から来た一様肩書のある人から見ると胡散臭そうな輩も確かにいるのでした。スペインは、気候的にも住みやすく、食材も豊富、スペイン人もO型の典型,おおざっぱの性格、よく言うと懐が深いのでついつい長居をしてしまう国なのです。フランコの独裁から無血で、民主的な国に変貌したために、極端な政策で、驚かされる時もありますが、今のところEUから引っ張ったお金をボンボン使い、インフラ整備でヨーロッパで一番のハイウエイ所有の国になりました。
 見栄っ張りなのか、ピカピカの高い車を買っては、週末飽きもせずにマドリッド郊外で過ごす家族がわんさかいて、どこからひねり出すのか、結構無駄金を使う国民のようです。今回も長年治めていた政権があまりの汚職が目立ち、国民党からミックスの左派に変わり、ごたごたしてますが何とかやっているところの奇跡性が、妙に魅力的な国であることは間違いなさそうです。ただ1000ユーロ族という言葉が、2,3年前流行りました。ピンからキリまでの生活差は、さておき国民の半分は,千ユーロ(約130000円)ぐらいのサラリーで生きているとの国民の平均を数字で表しました。イギリスやベルギー、ドイツ、オランダ等のEUの主な国のサラリーは、2,3十万円が普通ですが、スペインはまだまだのサラリーは正直そんなものです。若者が職がなく親御さんと一緒に住んでいる人が多いのも事実です。国が職種によってサラリーを決めてますので、休暇や最低限の保証はありますが、確かに安いのかもしれません。学歴社会ですので、大学を出ていなければ、職を見つけるのは確かに難しいかもしれません。
 どこの国も同じで,公務員は人気がありますが、国家試験は確かにハードルが高いかもしれません。コネ採用は確かに公務員はやばいかもしれませんが、私企業の、コネ採用は当たり前の国です。バカ息子が、親父や親せきの会社に入るのは、当たり前です。プライベートの企業のコネ採用は、日本でも当たり前と思っていますが、違うのですか。大学といえば、この国は国立を指します。大体の学生は、国立出身です。カテゴリー的には、いいのでしょうが、お馬鹿さんが、入る私立の大学は、月謝が高いのは当たり前ですが、会社とのコネが強く、就職には有利なんだそうです。私立大学にはそんな長所があるようです。
 ただ、例えば、お医者さんや物理療法士などが私立の大学を出た場合は、ほとんどが、国立の病院ですので、私立卒の輩は、採用試験を受ける前にはねられるそうです。どういう訳か、医療は、全て無料の国、スペインです。いつまで続くかは判りませんが、今のところはタダです。医療のただの国スペインで35年間指圧クリニックをどうにか生き残らせたおじさんは、実は奇跡の男なのでした。続く。

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