アメリカの悲劇

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 品という点では、今最大の悲劇の国はアメリカです。ヨーロッパの国々はもともとアメリカなんて問題にしてないので、品があろうとなかろうとヨーロッパで食えない貧乏人が、200年前に移民した国がアメリカと解釈すればすべてが納得なのでした。
 あの国の大統領を選んだのがアメリカ人なんだからアメリカという国がどれだけエゴの塊かは、世界は判っているはずですが、いかんせん、どうしようもなく世界が、あの自分だけ良ければよい国に動かされて、非常にやばい事態に陥っているのが、うすうす感じている良識のある人は世界に一杯いるはずです。しかし人間は、落ちるところまで落ちて大やけどをしない限りピンとこないのが、性なのかもしれません。

 これだけ、スキャンダルにまみれてもアメリカの大統領として君臨するトランプさん、それを日本の一国の首相が,一頃のロン、ヤスじゃあるまいし、大の仲良しだよーと公言したらそりゃーヨーロッパの国々は笑っちゃいますよね。ヨーロッパの国々は、トップである者は、品がなければなりません、普段の生きざまが顔を作るといい続けてきました。ヨーロッッパの政界は、不倫、愛人、2号さんは意外に甘い所がありますが、政治家としての品は、よく見ています。汚職まみれのスペインですが、品は大事にしている国であることは確かです。
 まったくあの顔に品がありません。土建屋です。お金がある人NO1を地で行っている人です。エゴの国、アメリカを嫌い、ヨーロッパを選んだ自分が今まさに正解と思っています。
 評論家が、中間選挙をにらんだ行動ですと得意げに語る日本のテレビも胡散臭いですが、選挙に勝つために、日本が利用されたらたまったものではありません。スペインは、まだまだの国ですが、医療制度に関しては、弱者救済が徹底していて、待つことさえ我慢すれば、医療費負担ゼロの国です。オバマがやろうとした医療制度改革を反対、移民に頼る仕事が大半であるにもかかわらず移民排除。スペインの人道的避難民の受け入れ、この辺が、エゴの国アメリカの恥部でありながら、アメリカNO1と雄たけびを上げる田舎者アメリカの真実です。
 私のちっぽけな世界でも、アメリカのドクターが書いた本は、結構売れるのに日本人がまともに書くと見向きもしないなんてことが、たくさんあります。みんな、東洋医学からのかっぱらいのトリガーポイント、耳針,カイロetc。メードインアメリカになると日本人は喜んじゃう傾向は、手技療法の世界にもあるんだから驚きです。なぜ日本人は、アメリカに弱いのか、これは、終戦後の教育に由来するもので、あれだけ広島、長崎で原爆という人道を無視した爆弾で大量に日本人が殺されていながら、長年の間アメリカNO1、アメリカ人は、お友達と教育され続けた日本国人は、まったく去勢されたお牛さんになってしまったのでした。
ヨーロッパ人特にオランダ人は、今でもビルマで捕虜として強制労働されて挙句の果てに殺された同胞を忘れていません。アメリカ人の大半は、今でもあの原爆の投下は、正しい判断といってる現実があります。マクドナルドにケンタッキー、バーガーキングにスターバック、ブクブク太りのアメリカ人、もうこの辺で、日本人がアメリカの真実を知っているのに知らんぷりはやめて、化けの顔をはがして,大和の魂を思い知らさせてもいいんじゃないかい。
 もちろんけんかをする必要はありません。しかしアメリカを誇大評価をする時代は終わりを告げたと声高々にいえる日本のお偉方が出てきてもよさそうなもんなのに、侍復活は、まだまだのようです。

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