コロナウイリス第6弾

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スペインは、コロナの猛威に負けそうな雰囲気が漂い始めました。非常事態宣言が出てから12日が経ちました。一向に収まる様子がなく、日に日に患者数が増加しています。丁度2週間が過ぎると潜伏期間の2週間と重なり計算で行けば、それ以降すなわち4月の上旬から、患者数は減少するのでしょうけど、これも現に数字が出ない限り、みんな疑心暗鬼の日々が続いています。夜8時になるとマンションのベランダに出て医療関係の人を感謝する、拍手のバンバンが、日に日に拍手の強さが、息切れ状態、倦怠期的拍手に変わりつつあります。逆に、9時になると、またベランダに出て今度は、フライパンや、なべの底をスプーンでたたき、政府のふがいなさを攻める,カンカンカンが、勢いを強めています。

つい、一か月前は、ブラジルの指圧講習に胸を弾ませていたのですから、この今の状態を誰が想像できるでしょうか。私の安否を気遣い、たくさんの方々から小野田は、くたばってはいないかとメールがドンドン来ます。日本のテレビは、イタリアの情報から、なんかスペインが、どんどん陽性患者の数が増加しているとのことで、話題がスペインの動向に移ったらしく、日本の旧友から安否のメールが頻繁に来ます。

今回のコロナウイリスは、非常に感染力が強く、特に爺さん、ばあさんがバタバタやられています。発熱,せき、倦怠感、そして阪神の野球選手が、感染して、その症状が味覚、嗅覚の消失らしいとのことで、何が何だか分からなくなってきました。特に、10人の陽性患者の8割が軽症ですが、あとの2割が、重症患者で、悪化する進行が早く、今しゃべっていた人が、数時間後には、呼吸困難に陥り、人工呼吸の器具に頼らないと、すぐに危篤状態に陥ってしまうという実に質の悪い、ウイリスらしいのです。

この人工呼吸器が、不足しているらしく、イタリアで起こった、若い患者、お年寄りの患者、もし呼吸器が一つしかなかったら、どちらの患者を優先しますか、といった倫理観の問題が浮かび上がらせる現実が、すぐそこまで、現実化してきました。溺れて、死んでいく、こんな感じとどこかの専門家が言ってましたが、あの手の苦しさをもって死んでいくとしたら、やばいよなー。この専門家は、だから、罹患しない方が良いと淡々と言っていましたが、ここまでひっ迫した状態が、ここスペインの現状です。

まだ南米のように檻の中に陽性患者が出たから、囚人を檻の中から解放して、ひとまず安心なんて、問題の解決にならないことをしているやばい国ぐにとヨーロッパは、確かに比較になりませんが、どうするすべのないヨーロッパの現実を実際に、ここスペインで、非常事態宣言の下、まるで戒厳令と同じじゃないかと思わせるほどの重さを感じているいち邦人の自分としては、日本のニュースを見聞きするたびに、甘いなーの嘆きが、出てくるのは果たして私だけでしょうか。

平和ボケといえば、それまでですけど、何しろお上の決断が遅すぎます。一都知事が天下の首相にぜひともリーダーシップをとってくださいと、言われているようじゃおしまいです。それをうんうんじゃお話になりません。国会議員、爺ばっかりなんだから、感染が無限に広がったら、まず爺、婆がやられるんだから、もっと真剣に考えろって。

スペインも不甲斐ないけど、国をしょってる、スペインの国会議員、県会議員、すべて若いから、やることが実に早いです。いうこと聞かないと、しょっ引くぞーの勢いが違います。

前回も述べましたが、日本、誰も責任を負おうともしない。ヘタレが多すぎますね。自民がヘタレ、ジャー野党はといっても、ちょっと前の民主党政権の無邪気さは、いただけません。でも、ニュースを見ると、もっとリーダーシップをとって強く国民を引っ張ってほしいと願う日本国民も多いようです。

もう時間がありません。日本は、後 ほん1週間の勝負です。もうヘラヘラはできないでしょう。特に若いの、今の若いの、精神的に弱、携帯で侵された体、我慢の言葉が死後、若いからと安心するなよ。免疫力のあるなしは、若いという言葉だけじゃ通用しないぜ。60代のおっさん、おばさんのほうが、よっぽど免疫力が高い人が一杯いるぜ。

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