今日も生き延びたぞーの巻

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8月に入って、コロナの休暇から夏のヴァケーションに入り、首都Madridは、閑散としています。こんなにも4,5か月の間に変わってしまった世界、結構もろいという実感がひしひしと伝わってきます。観光で儲けている国々がほとんどのヨーロッパです。これは、悲惨です。特に観光業に携わっている、スペインの日系の代理店は、人減らしに躍起になっています。学生さんが、お小遣いにしていた、飛行場からホテルまでの送り迎えも今はなく、暇の嵐のようです。観光地には、必ずあるお土産屋さんは、もろに打撃をくらい,KO寸前の様です。ガイドさんは、定年まじかのおじさんおばさんは、引き際と往生際の良い人もいますが、これから、の年代は、やばいの一言です。飲食業は、どうかというと、何しろ今でも室内の飲食は、間隔を取らなければいけないので、狭い所で、ぎゅうぎゅうの状態で、飲むのが好きな、ヨーロッパ人は、どうなんでしょうか。狭い、ぎゅうぎゅう、汚いで売っているレストランなどは、確実にアウトです。

何しろクラスターが、485件出たということで、いくら何でも、厚生省は、夏休みどころではないんじゃないかと思っていても、結構休みを取っている医療関係者が多いとのことです。1月からひっちゃかめっちゃか、働いてきたのですから、当然のことです。医療関係者は、公務員が多いので、当然チンなのでした。日本もこの大事なときに、政治家さんは、国会が閉館してますので、どっこいどっこいのお国柄です。

ただスペイン結構パッションがあるので、こんな時は、パワーのある人が多くかつ目立ちます。ガンガンやっている幾人かの政治家も確かにいるようです。ここのサッカーファン、何の忖度もなく、活躍しない選手をガンガン名指しで、さらし首にしますので、スペイン国民は、遠慮なくガンガン言いまくっています。右の新聞、左の新聞、もうはっきりしてますので、忖度なしで、ガンガンやっています。

夏だから若いお兄ちゃんお姉ちゃん、はしゃぎたいのはやまやまです。9月の妊娠率上昇を見れば、わかるでしょ。酒飲んで、グタグタ、隙があれば、いつでもやっちゃうは、若者の特権です。陽性率が増えるのも世界的な傾向で、どこの国も似たり寄ったりのようです。

ただ、スペインの老人ホームで起こったクラスターにより、スペイン全土で6000人弱がお亡くなりになったのは、まさに人災です。厚生省のお役人、老人ホームからのSOS を無視しろとのお達しを出したのが、リークされて報道されちゃいました。この辺の正義感は、スペイン人は、あるんです。今ガンガン政府を攻めています。こんな、ドラマをNHKで見たころがあります。内容は、政府のお役人の本音は、姥捨て山の復活で、おじいさん、おばあさんが、ある一定の年を過ぎたら、みんななんとなく死んじゃう世の中を作れば、爺さん、ばあさんのためにお金を貯蓄しなくて済むじゃないですか。世界は、今人口が増えすぎて、すべての人に食料が回らないどうしたらいいのでしょう。人減らし作戦はどうですか。こんな感じの各国の官僚の本音が、あってもおかしくないじゃないですか。こんな感じのドラマでした。

勘弁してください。やっとここまで働いて、もうそろそろ楽しようかなーと考えていた矢先にコロナです。感染してたまるかが本音です。年金をもらうまで、日本中を旅して、おいしものを食べつくすまで、生きぬくぞーノおじさんがココにいます。

マスクして、フェースシールドして、患者さんをおっかなびっくり、治療している自分がここにいます。休めばいいじゃないと肩をたたかれても、指圧を必要としている人がいれば、こんな時期にわざわざ、時間を割いてきてくれる人がいれば、やるさー。これが、プロの生きざまサーとついつい施術を優先する指圧師。しかし朝起きた時、熱はあるか、のどは痛くないか。やる気はあるか、とチェックをしたときに結構生き延びた感を毎日味わうのが日課になりました。

改めて自分のいじらしさに乾杯。早々、腕立て伏せ30回が、日課の自分にも乾杯乾杯。

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