セマナサンタGOGOの巻

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今週いっぱい、学生さんは、セマナサンタというキリスト様の復活をお祝いする行事で、お休みです。そして昨日、今日とスペイン全土が、キリスト様が、十字架を背負って足にくぎなんか打たれて、恨めしや的に市内を引きずり回されて、挙句の果てに市民は、ゴーゴー泣いちゃう、うちの嫁さんに言わせると非常に気持ち悪い行事のためにお休みです。

ということでマドリッドは、全く静かで、市内の国道は、まったく車が、走ってなく、これぞ休日といった感じで久しぶりに小生ものんびりしているのでした。休みイコール、混雑の日本とは異なり、アレー、どこにみんな行っちゃったんだろうと首をかしげたくなるようなマドリッドが、あるのでした。

それでも旧市街に行けば、反対に地方からのお上りさんが、マドリッド市内をはとバスのマドリッド版よろしく赤い観光バスが、走り回っているのでした。そうですねー、マドリッド、見るものといえば、意外と博物館か、美術館ぐらいで、その手の興味がないとなるとフラメンコ見学(夕食付)ぐらいです。これなんぞは、南のアンダルシアが本場ですので、コルドバ、セビージャに行くのであれば、アンダルシア地方で見ることをお勧めします。

それじゃー生ハムとワインに舌鼓、これも今一の人は、本当に何もない所なのでした。近郊には、トレド,セゴビヤ、チンチョン、アランフエス等の中規模の都市がありますが、お饅頭を所かまわず売ってるわけでもなく,また来てくださいと揉み手をしているわけでもないので、時間があればお勧めする程度です。

観光客が、一番訪れる場所、ありましたありました。サッカー場です。レアルマドリッドの本拠地サンチアゴベルナベウ―です。サッカーファンは、必ず訪れ、写真を撮っていく場所です。マドリッドの北に位置します。私の治療所から歩いて10分に位置します。残念ながら、今工事中で、外観を写真に収めてもちょっと価値が落ちますが、サッカーファンならかならず訪れる所です。まだまだ、レアルマドリッドが、マイナーな30年前レアルマドリッド関係の人を良く治療しましたが。有名になるにつれてドクターがチームを組んで選手をコントロールするようになり、事務のお偉方ぐらいしか治療ができなくなり、今でも、きっとレアルの関係の人は,うちのスタッフが治療しているんでしょうが、我関せずといったところです。あの手は、わがままで、時間は守らないは、節制をしている感じもしないので、うちは有名人が来ても、かえって迷惑といった感じで、やらしてもらっています。中にはいい人もいるということは、確かですが。

スポーツ関係の人を昔は,よく治療をしたのですが、体の管理を重要視する時代に、スペインはまだなってなかったようです。むしろ肉を食ってスタミナつけろの時代で、マラソンのアベベ選手よろしくゴマを食って、とは言いにくく、何時の間にか、遠ざかった時代があります。

テニスのジャコビッチが、食養の本出して、頑張っているけど、まだまだに肉、肉イコール、スタミナの非常識を信じているプロがわんさかいるようです。それでも、サッカーを見てささやかな幸福感、これは、これでいいんだと思います。私は、38年間で2回程、招待されて、このサッカー場に行ったことがあるけど、人それぞれ趣味が違うのであるから、それはそれでよしです。

パラドールという国民宿舎が、各県、及び観光都市にあります。それを滞在期間限定の人ほど、せっせと休みを利用して、宿泊して、あの手のスタンプを押してもらいうふふと微妙な笑いを満足げにしているようです。8割がたのパラドールに3年間の期間限定で、フルに利用した商社員の家族を知っていますが、これなんかもいいのかもしれません。日本は、ちょっとした小都市を観光名所にしちゃうけど、スペインは、それがないので、行っても、あれあれとがっかりしちゃう雰囲気になる場所もありますが、それがスペインお良さと私は思っています。

暇なもんで、若干の自分の旅歴史を紐どくと、結構世界中を回っているのですが、すべてが仕事がらみで、飛行場、ホテル、レストラン、セミナー会場の定期便で、何も見ていないことに気が付きます。しかし指圧を通じて人との触れ合いは、十分ありましたので、これは、これでいいんだと自分を納得させたのでした。

このコビが、完全に終息したら、日本をゆっくり見たいなと今思っています。この年になると今しかないでしょが、妙にしみる言葉であることに気が付きます。

 

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