2014年が始まりました。お正月と言ってもヨーロッパは何もないんです。静かそのものです。日本のようにテレビ番組のこれでもかこれでもかの爆発もなく、かといって元旦からデパートの初売りにウキウキするわけでもなく、実家にとりあえず電話しておふくろを喜ばして、何もないので治療所に行って毎月の初日に変える各治療ルームの塩を新しいものに変えて、一枚だけ張り残されたカレンダーを新しいものに変えて元旦が終了なんです。明日からまた一年が始まります。
カレンダーは、毎年日本で作ってもらって送って貰うんですけど、もう何やかやで24年続いているこれもonodaイベントなのです。日本のカレンダーは質、センスの良さ、これは正真正銘の世界一です。患者さんが喜ぶので普通サイズ300本.ビッグなフイルムの写真のカレンダー150本.これを日本の業者さんにメールで注文、できたら実家に送ってもらい、実家に到着した時点でスペインの日本通運に連絡、そしてこちらに11月の終わりに到着、こんなことを24年やっています。お金は半端じゃないんですけど、みんなが喜ぶからマーいいかなーと思ってやっています。
この頃は、こちら(ヨーロッパ)もカレンダーのいいのも手に入りますので、だんだん喜ばなくなっているのは確かだけど、習慣だし。年末だけ、普段はまったく来院しない患者さんが12月に一度だけ来てカレンダーを持っていくなんてかわいいもんですよ。私たちは、年一(としいち)の男が来るぞー。ほら来た。なんてワイワイ遊んでいます。
またビッグカレンダーは、フイルムの風景なんてもう贅沢そのものなんで、ある患者さんは、そのフイルムだけをとっといて、刑務所に慰門に行く折に受刑者にあげるんだそうです。喜ぶそうです。受刑者の監獄部屋が明るくなったりして。またもう来院しなくなった何人かの超ビッグの患者さんにカレンダーを毎年郵送しています。毎年お礼のクリスマスカードが来てまだつながってるんだなーなんて思ったり、間接的に紹介の紹介が、その超ビッグの人だったりして結構楽しくカレンダーを通じて社会貢献をしているわけです。今年は不景気もあり今年はカレンダーをカットの声が身内からあり、おふくろまでも、ボイコットコールを掛けてきました。
しかし円安も味方して実行。紅白の北島三郎じゃないけど、カレンダーの道楽は、卒業ですなんて言わなくて済みました。そうそう話は変わりますが、サブちゃんと言えば、今年の紅白、やってくれましたね。中学校の学芸会、司会のど素人さ。落ちの味の無さ。思い切りの無さ。ガキの受けを意識したのはいいが、ガキが何を考えているのかかわからないやつが企画した感じの最低番組でしたね。いっそ紅白そのものを卒業かなーと思った視聴者結構いると思いますよ。
あー早々、日本のカレンダーの表示は土曜日が終わりで、日曜日からスタートですよね。こちらは日曜日が終わりで、月曜日が週のスタートなんです。これで視にくいというスペイン人がいるんです。こんな時に、日本は土曜日まで仕事をして終わり、週のスタートの日曜日に休憩して体を休ませてスタート。スペインは土曜日、日曜日まで目一杯、遊んで、月曜日から仕事。この違いがカレンダーに出ているんだとよと説明します。結構まじめに納得しちゃうので、ほとんどジョークになりません。今年もよろしく。
2015年10月6日 at 3:48 PM
システム手帳など、最近では月曜始まりが多くなりました
使いにくくてしょうがないです
カレンダーと同じ、日曜始まりの手帳が見慣れているのでしっくりします
それを探して、先日、来年の手帳を購入しました