むっつりしている割には、出たがり屋なのね、とよく言われます。そうなのです、心の奥は出たがり屋なのかもしれません。こんなブログ書いてるやつが、私は、引っ込み症で、なんて言ったら笑われちゃいますよね。どうせなら意見を言い参加しようよ。やりたいならやりたいといい、出たいなら出たいと言う。単純男の無法松、こんな感じでおあとがよろしいようで、では話を前に進めましょう。
治療所に、映画俳優の古いのが、定期的に来たり、コメディアンのべらべらしゃべるのが来たりするんですが、まったく第一印象が異なるんです。無口なんです。私とは最低限しゃべるのですが、ほかのスタッフとは全然しゃべりません。仕事と私生活、同じわけないですよね。派手な世界に長くいると、とかく誤解しがちですが、長くその世界にいる人はまじめなのです。まじめでなければ、いつかは消えていく運命なのです。これはどこの世界でもプロの世界であれば同じなのです。そんなもんなんです。映画俳優とはもちろん比較になりませんが、私たちの仕事も、患者さんと治療師、一対一の商売ですので結構精神的に疲れます。バイブレーションのあった患者さんばかりでしたら疲れませんが、気の合わない患者さんでしたら疲れますね。
指圧を誤解して力を使う商売だから疲れるでしょうとよく言われます。力で稼いでいる指圧師は三流です。よくこんなに押したからほら指が曲がっちゃったよ、なんてほざいているような輩は三流なのです。押し方が悪いから指が曲がっちゃったのです。良い姿勢で、体を使用した圧を心がければ、指なんか曲がりませんよ。そういうのに限ってウンチクをかますのです。よく分からない経絡の話をしたりして。巣鴨の爺さん、ばあさんの原宿あたりにそんな治療師がたむろするセンターがありそうですね。力仕事での疲れは、酒飲んでで寝ちゃえば結構とれるもんですが、精神的なストレスは、また別物です。仕事が終わった後は、もう同僚とは会いたくないですね。仕事の話もしたくないですね。(仕事の話を仕事場以外でするやからはまだ仕事が足りないのです。)余計な気配りもしたくないですね。仕事の後に一人で楽しめる自分だけの空間があると最高ですね。誰も知らない自分をエンジョイできるシークレットゾーンです。こんなところを持っている人は、ここでバランスを取っているので、なんか余裕が感じられて、男性ホルモンをばらばらまき散らして危ないなんて緊張しちゃったりして。しかし現実は、出っ腹の安全パイ、大方は、居酒屋で愚痴るおじさんたちなのです。ちなみにおじさんは、シークレットゾーン、持ってますよ。バランスのある上昇思考の人は、結構 エーあの人がーの秘密があるものです。じゃんじゃん。
ところで日本で指圧が若者をゲットできない原因は、爺さん、ばあさんの友的イメージが強すぎて、若者が引いちゃうんじゃないですか。私たちは、そんなことも考えてshiatsuプラクターで統一したらと、ヨーロッパのパテントを私が取得、北米、南米をカナダの池永先生が取得、日本のパテントを日本指圧専門学校が取得して動き出したのが10年前ですがまったくもって動きの無い状態です。ヨーロッパ特に私のテリトリースペインでは指圧プラクターの称号は使用しています。池永先生もカナダで使用していますので、日本だけかーが、今の状態です。
日本の指圧の学校は、ほとんどが若い若いの人達ですから、これからの未来の指圧マーケットを生かすかそれとも殺すかで、指圧の世界が、もう一度徳冶郎時代再来か、それとも恐竜のように滅亡するかのどちらかになりそうですね。日本の指圧、ジャンヌダルクよ現れ。
ここ数年、ヨーロッパは指圧が定着した証か、主だった動きがありませんでした。しかし私の第六勘がブーム再来を予感しています。このブームに乗れば指圧のヨーロッパの法制化も実現するはずです。むっつりしてる割には、やるジャンなんていわれてみたい気もしないでもありません。