エボラがスペインにきた。パート2

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エボラ感染の司祭をスペインに送還して、その司祭が送還後1日で死亡、そして病院の看護助手がエボラに感染、症状はCRISIS(危機)とニュースで言いながら比較的安定期にあるとも言っているので要はひた隠しの状態です。テレビのワイドショウでは、なぜか芸能ゴシップの記者がしゃしゃり出てああでもない、こうでもない。

感染者の兄弟までテレビに出演して何か勘違いしてしゃべっています。厚生省のお偉方さんが、患者のテレサさんにあなたが職務に怠慢なために感染したと、いったとか言わないとかで、辞任しろ辞任しないの茶番劇。始まりました、スペイン責任取らない症候群。絶対に人ののせいにするか、下っ端を人見御供にする植民地時代のやり方が、出てますねー。
 考えてみれば一番アフリカに近いEU加盟の国がスペインです。飛行場(空港)での徹底した水際作戦が今必要な時に、飛行場(空港)のお客の出入りの一番大事な場所(出入国検閲区域)が、民間の訓練されてないと一目でわかる南米のおじさん、おばさんのガードマンで固められています。ごめんなさいでもここで一言、そんな人たちにサーやれとお偉いさん方が指示しても、無理でしょ。この国は事の重大さにまだ気づいてないですね。医療団体がしきりに情報を公開せよとがなり立てています。政府、厚生省曰く、スペインはすべてコントロール状態にあるので、国民は心配しないで、いつもどうりお過ごしください。この言葉誰も信じませんよ。信じないのは二の次に、今は幸運を祈るしかないでしょ。
 15人を隔離して、その周りの接触者の範囲をひろげたら、マドリッド村は、ヤバイの何の。冷静に考えれば誰でも理解できるでしょ。個人の商売、床屋、飲食店、マッサージ屋、喫茶店、全ての個人のビジネスに、こんな人が迷いこんだらそれでお終わりでしょ。その噂だけで客足ゼロですよ。30年の歴史なんて一発でッ吹っ飛びますよ。この危険因子が十分含まれている状態で、ゴシップ気味にエボラをネタに放送しているスペインに危機感は全くありませんね。ヤバイと思っているスペインのお偉方は本当はたくさんいると思いますよ。ただこの国は、仕事分担性が常識ですので、誰かが、その役割の人が、やると思っているのでしょうね。。
 この国は、本当のヤバさをうまく隠しているスゲー役者か、超馬鹿のどっちだー。今迄ラッキーと、のー天気がスペインを助けてきたので今回も大丈夫だとは、思いますが。おじさんはただただ暁に祈る。

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