娘と私で、日本に帰ることになりました。日本指圧専門学校の同窓会の組織がセミナーのパネラーとして招待してくれたので、いい機会と思いこの話に乗らせていただきました。若干のお礼で十分で、帰国の機会を作ってもらったことに深く感謝の心境でした。
今回も、根本さんとこのFURONTIA旅行エージェンシーに頼んで全日空のチセットをゲットしてもらいました。息子がネットで取ればもっと安いよといつも忠告してくれるのですが、私は、いつも代理店を使って発券してもらいます。大の男がいざというときに、ばたばたしたくないので、代理店に頼むんだと意地を張ります。トラブルが起こった時ネットでゲットした券は心細いんですよね。要はネットで頼めば確かに安いのですが、日時の変更、窓際席の確保など、余計なストレスをかけたくないので、お金で解決です。
娘は、同じ飛行機の便を私の値段の約半分でゲットしましたので、今の感覚で言えば、偉いのは娘、の判定になりそうです。実際高い金払っても、サービスは同じですのでパパは益々化石おじさん扱いなのでした。
今回、一人当たりスーツケース2個OKということで、千葉の行商おばさんごとく、運び屋のシゲになるのでした。行きは、マドリッドのカウンターでのアバウト計量で問題なし。スペイン人の寛大さはこんなときに現れます。
しかし、しかし、帰りの全日空のカウンター、前もってぎりぎりの計量で計算ずくのベテランおじさん、完璧の用意のはずでした。娘のスーツケースと合わせて4つを一度に計量ベルトにおきました。一つ23kgまでですので92kgまでOK,ジャスト90kg、やれやれ。そしたら係りの若いおにいちゃん、今度は一つずつ計り始めました。一つだけ800グラムオーバーです。係りのおにいちゃんのニタリ笑いを確認。すみません。約1KG オーバーです。6000円の超過料金になります。娘の怒ったことスペイン語でスラングの連続。
ここで運び屋のベテラン、わかりました。それでは荷物を他のスーツケースに入れ替えます。と言ってゆっくりゆっくり、後ろの待っている(超行列)お客など考えず、荷物を入れ替えれば、お兄ちゃんもヤバイと反省するんだろうけど、今回は、OKです。と言って素直に納得、カードを出しておしまい。どうにでもなったけど、お金で解決。昔のおじさんは、徹底的にお兄ちゃんをいじめたけど今回はそれもなし。唯一つだけ私がやることは、もう全日空には絶対乗らない。ヨーロッパ中の知り合いにこのことを話して、日本航空はいいよと宣伝することをライフワークにすることかな。実際、ほとんどの帰国で日本航空を使用してマッタクもってサービス100パーセントで大満足でした。たった一度の利用で、こんな経験も楽しからずやです。それにしても、あのお兄ちゃんのニタリ笑いは底意地の悪さを通り越して日本の若者気質を見た感じがしました。もちろんあのおにいちゃんは会社のためにやったのです。誇れる若者なんです。そしてまたおじさんは、又又神に近づいたのでした。