微妙なお答えは日本の心

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今回はhanedaに到着しましたが、普段なら成田から高速バスのリムジンで地元まで直通なわけです。旅行者と違い他国で滞在しているということは、生活しているということです。
 日本の生活用品は、品質、デザイン、値段、が超妥当なので買ってもち帰りたいのが大方の長期滞在者が考えることです。そこで、ほとんどの飛行会社は、スーツーケース23kg、2個OKなどという宣伝で、他社との違いを出してチケットを買ってくださいと雄たけびをあげるわけです。

そんなときに、飛行場から地元までの最寄の高速バス(リムジン)を予約するとわかるのですが、お一人様スーツケース一人が原則なんです。電話で予約してバスの席を確保します。そのときにスーツケースが2つなんですけどと言うと、お客様の手荷物は決まりで一つになります。と返事が返ってきます。
 デモそれじゃーどうしたらいいんですか。と聞くと決まりで一つになっています。ジャー一人余計に席を確保して料金を払いますのでそれでよろしいですかと聞くと。それはやってません。と答えます。それじゃどうしたらいいのですか、と聞くとお一人様、一つになっています。と返答が帰ってきます。
 そんなわけで、決まって荷物(スーツケース)がオーバーのときは、兄貴に飛行場まで同伴してもらっています。今回は、娘と私で4つのスーツケース、兄貴が同伴で3つまでクリヤー。運転手が残り一個のスーツケースの持込みを拒否したら、最終手段は、エッチラコッチラ電車で行く気でいました。
 運転者さんにもう一つあるんですけどと言うと、乗る乗客が少ないのでOKですとにっこり返答が返って一件落着です。何だなんだとすーっと疲れがどっと出てきました。建前と本音、確かにいいですよと言ってトラブルがおこっったら困るし、スーツケースのために料金を払わしたらこれも日本人のことです。必ずいつか問題が起こります。この辺の妙に日本人的解決法は外人には、到底わかりません。
 あうんの解決法は、日本人同士の解決法でおじさんでさえも、解らないのに外人はわかるわけないよなーとおじさんはふと考え、やっぱりいい加減なスペインのほうがいいかーと思い思いマドリッド戻るのが常なのでした。じゃんじゃん

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