スペインの服のメーカーのDESIGUALが日本で流行っているというので、やっと派手な服も日本で市民権を得たかと期待して日本に到着しました。羽田に降りて、まず6年ぶりに一番に感じたことは、hanedaが思ったわりには規模のスモールなことと、おっさん、お兄ちゃんがやたらと高校生の制服よろしく白のワイシャツで動きまわっているということでした。
ワイシャツの色は白、これは日本の常識らしいのですが、白なら白で金かけろと言いたいほど、ワンパターンのワイシャツなんです。
日本は流行の発信地と言うことで、アパレル各社の世界のデザイン企画担当者が2ヶ月に一回、日本に市場調査に来ているなんていうことはごくごく当たり前のことで、実際私の患者さんでそんな感じの仕事をしていて日本に来るたびに、ユニクロや無印の製品をごっそり仕入れてスペインに持ち帰り、小遣い稼ぎに励んでいる、すご御姉ちゃんを知っています。
そんなわけもあり、日本のファッションに期待しているのですが、一般的な日本人のセンスは、中国人の、初めて日本旅物語の、団体さんとほとんど変わらないかもしれませんね。まー行くとこ行くと最先端の人もいますけどね。
それと特にサラリーマンのお兄ちゃんの靴、中高年は論外として、若者よ足が短いんだから先がトンガリ系の靴はお願いだからはかないでー。はっきり言って似合いません。黒人の背が高いのや、助平イタコウならまだしも、トンガリ靴に紺系のズボン、そして白ワイシャツ、そして波長がちと違う鞄なんかもたれたら最悪でしょ。
ヤハリ日本人は、下駄に、袴に、風呂敷が似合うんじゃないかな。夏だったんで、浴衣のカップルを駅で見かけたけどばっちりでしたね。
でも派手なの着たら上司ににらまれちゃうし、会社が、望んでるのであれば、サラリーマンは自己主張をできるだけ避けるのが懸命なんですね。
決まってお袋は、人様は、それぞれ立場があるのだから、そんなこと言うもんじゃありませんとよく言います。だからあんたは日本じゃ住めないんでしょの、留め言葉でこの会話はいつも終わるのでした。
もちろん、秋葉原あたりの御姉ちゃんは、私の範疇にないので論外ですが、あえて一言言わせてもらえば、ブスは、やっぱりブスらしく、顔で勝負ができなければ、頭で勝負するとか、性格がいいとか。
それと似合わない服は着ない、着るんなら100パーセントの自信をもって、人の目線なんて気にせず、開き直り根性を持って頑張るのがブス道でしょ。
中途半端が一番惨めだと言うことを肝に命じて生きる。ここまでやらなきゃだめなのです。中途半端なブスほど不幸が待っているのです。
結論としては、ランドセルと中学高校の制服を廃止すれば、洋服に対する自立が生まれてセンスが芽生えるのでしょうが、特に商売上無理でしょ。そうです無理なのです。個性の育成が今の日本の課題です。それにしても外人もひどいのがいっぱいいます。六本木あたりのあの連中最悪ですね。こんなことを書いても書いても私の心は I LOVE NIPPON なのです。