年金と私

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お袋が20年ほど国民年金を払ってくれていたので、ある程度の年になったら支給されるらしい。日本に今年の夏、帰った時に、駅前の年金の相談事務所に行って確かめたら外国在住なので、掛けた年数が20年でOKだそうです。

いくらぐらい毎月支給されるのですかと聞いたら、係のおっさん、なぜかうれしそうに計算を始めたんです。毎日こんな同じ相談を受けてんだからもう答えは出てるはずなんだけど役者やノー。2分ほど計算の仕方を教えながら出てきた答えが4万5000円ぐらいでした。実家に帰って兄貴にこんなもんかーと愚痴ったら、国民年金なんてこんなもんだよと相手にしてくれませんでした。4万5000円で毎月暮らせるわけもなくジャーどうしたら暮らせるんだ。疑問が愚問の世の中、何とかなるんだろうか。
スペインでは、外人としての気持ち的優遇も何もなく、スペイン人同様の税金を取られて、毎月個人営業のカテゴリーで自動的に毎月3万5000円ぐらいの年金保険が取られるわけです。67歳になると自営業も退職ですのでその40年近く毎月引かれた掛け金が年金として保障されるわけです。日本とスペインは年金の協定があるらしく、どちらかが消えてしまうということは無いらしく日本の年金、スペインの年金がもらえるみたいです。これまで最低の掛け金でしたので、退職したら毎月70000円ぐらいのスペインの年金が入るみたいです。日本とスペインの年金の合計で毎月10万円のGET、暮らせないですよね。
 日本のサラリーマンは厚生年金なんでしょ。兄貴が厚生年金は、もっと貰うよと言ってたから、退職したら、ばら色人生なんでしょうね。
ヨーロッパのしっかりした国、例えば、スイスとか北欧、イギリスなんかは、通常の税金が高い分、年取ってから悠々自適らしいけど、各国の自殺の人数を考えたら本当に疎の国々の爺、婆がハッピーなのかはわかりません。
 お袋の口癖、年取ってお金がないなんて、こんな惨めなことはないんだよと帰国するたびに言われます。
そりゃあったほうがいいけど、無ければ無いでと思えるのは、資本が親指で凌いできた強みかもしれません。
       改めて天職に感謝 指圧の心に感謝です。

2 Comments

  1. 私も、独身時代に勤めていた会社を、たった10年で寿退社してしまった
    最低でも30年は勤めるべきだったと、痛感しています
    若い頃は現実味がなく、今になって実感できます
    受給資格はあるものの、やっぱり少ないですよね
    ちょっと落ち着いたら、生命保険の個人年金をかけたいですね(笑)

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