移民(難民)として、裸一貫で新天地に夢を求めて今何十万人の人々がヨーロッパに押しかけています。
おそらく大半の人々はその国に根付き、やがて家族を核とした、より快適な生活を求めて心機一転希望に燃え動き出します。そしてその息子達、娘達が、その国で恋人を作りやがて結婚、そして新しいジェネレーションが形成されてゆきます。
第一ジェネーレーションの人達は、受け入れてくれた国に感謝の気持ちを持って一生懸命働き、少しでも家族のために良い暮らしを求めて大方は働き続けます。やっと落ち着いたかなーとと思った頃は、すでに人生第4コーナーをうろつき始めた年になり、今までの苦労を感じつつ、まあまあと自分なりの充実感を持って次のジェネレーションに引き継ぐのかもしれません。
その息子たちはまだ親の苦労を知って育った世代といえます。親の背中を見て育ったわけで、やはり移民した国に少々遠慮しつつモ、将来のために国籍をGETして徐々に疎の国出の生活の核を作り始めます。
そしてより良い暮らしを求めて奔走しだすのかもしれません。おそらく大半がそんなところだと思います。貧乏、差別、色々あっても疎の世代は我慢という金看板を美徳にして生きるんだと思います。
しかし第3ジェネエレーションになると、疎の国で生まれて疎の国の言葉を使って、バカもいれば利口もいるわけですから移民同士でも勝ち組、負け組みが、眼に見えてハッキリしてきます。
金じゃなく、汗水流した金を投資して子供たちに教育を受けさせた家族は、当然勝ち組になります。しかしそんな模範の家族などほんの一握りで、半分以上の移民の人達は、第3世代が形成された移民の歴史のある国々の中には、どうしようもない貧困が、若者の気持ちをねじらせているようです。
自分が、悪いのに他人のせいにしてといえば確かにそれまでなのですが、特にそんな負け組みといわれるグループの若者が不幸感、差別感を感じつつ、ISのリクルートの勧誘にのってしまうんだそうです。そんな若者が後を絶たないんだそうです。
何が正義で、何が悪か、はっきりしない世の中になりました。唯一ついえることは、力でねじ伏せようと思えば、疎の後に必ず復讐という言葉が見え隠れします。どうしようもない泥沼に世界は入り込んでいます。
いつ何時、何が起こってもおかしくないという不安、一見平和そうなマドリッドにも確実に漂い始めています。
2015年11月19日 at 11:39 PM
今、パリは大変ですが、次は日本だ なんて週刊誌には書かれています
我が国も、明日にでも攻撃されたって不思議ではありません
スペインはどうですか? 何か危機感みたいなものはありますか?
2015年11月20日 at 1:17 PM
スペインも今は静かですが一頃はETAといってバスク地方の独立を求めて爆弾テロ暗殺、めちゃくちゃ怖い時代がありました。アフリカの隣です。何が起こってもおかしくありませんが実情です。