よくもまーこんなにも派手に汚職をやるとあきれる位スペインでは、ここ数年政治家が捕まっています。ヴァレンシアという炊き込みご飯paellaで有名な地方都市の25人の議員さんの24人が汚職に関与したとニュースでキャスターが雄たけびをあげています。
この前は、サクラダファミリア(中々完成しない教会)が在るカタルーニャ地方で何年も市長を歴任したプジョールさんがアンドラと言う免税で有名な小国の銀行に仰山お金をかき集めては蓄えて、側近にリークされてふにゃふにゃになっちゃって今までの功績がゼロになってしまいました。もともと汗水たらして働くのが苦手な人種とは理解してたけど、国の金を盗むのは、そりゃ権力をつかめば、やさしいわな。
官僚なんかは、超むずかしい試験を合格するまでの道は険しいけど、受かれば、国家公務員上級待遇が最高のポジションで、暇な門で、愛人作って、金誤魔化して、優雅を装う、悪のお代官が一杯いますね。ギルドじゃないけど、弁護士の息子は、弁護士、政治家の息子は政治家といった風潮がありますので、どういう仕組みか知りませんが、ここにコネの威力がそこで根づいているんだと思います。何とかジュニアが結構幅を利かせています。親父がやっていることを、当たり前のようにまねる構図。
それともう一つは、貧乏人が成り上がって、無理に金を巻き上げる。この頃のスペインは後者が多く、どうも歯切れが悪いみたいです。極めは何年か前から王様の次女の旦那が汚職していまだに裁判中です。汚職じゃないけど王様の長女の元婿、コカインやってる最中、心筋梗塞やってもう少しであの世逝きとの噂まんざらうそでもなかったみたいです。
南米も汚職の噂が絶えませんが、植民地にしたスペインを元植の偉い人が真似るといった構図は、もっともなことです。
仮にイギリス人が、南米を植民地にしたら、あんなに混血は存在しなかった訳で、汚職も少なかったんじゃないかと思います。
日本の甘利さん、1200万円そりゃー大金ですが、スペインのスケールに比べたら屁のツッパリぐらいですから、あんだけ今まで貢献したんだから、許してはくれないにしても、寛大でよかったんじゃないかな。
清原選手にしたって,0、1Gでも確かに悪いんでしょうけど、オランダでスペインで0,1Gは勿論お咎め無しです。オランダに行って合法麻薬を万万吸えばよかったのにと両者にちょっと同情するおじさんは、日本で暮らしたら危険人物のレッテルを貼られて下っ端公安役人が私の周りをうろちょろしちゃうのでしょうか。じゃんじゃん。
2016年2月21日 at 6:41 AM
そうですね、、、
『復活のチャンスを与えてあげてもいいんじゃないかと思う』
とダルが言っていました(アメリカと比較して)
国によって随分違いますが、日本は日本なのでね、、、