おじさんも成長するのだの巻

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2月だというのに、マドリッドは妙に暖かい。もともとマイナスゼロの日が2月に何回かあるだけで、あっという間の春突入がスペインのパターンなので、こんなもんかもしれないけど。バレンタインの日が目前に迫って日本のテレビや週刊誌はおそらくその特集で持ちきりで、チョコ屋やお土産屋が気合を入れて活入れて盛り上がっているんだと思われます。

そこに春節が重なると,もう爆買い頼りはスペインも同じで、スペインのガリバーデパートEL corte ingres (コルトイングレス)も有名ブランドの店には必ず中国人の店員を雇い万全です。たまに日本人がその店を通って昔の田舎者の日本人と同じだとやけに点張って苦虫を潰しても、金の在る奴にはかないません。一頃、マルベージャというスペインの南の超高級ぶった田舎町に、アラブの王様が何百人の一行で来て、デパートを一日貸しきってどんどん買って買って、一週間ぐらいの滞在で、その町の予算の何年分も使っちゃうという話題を提供したときもありましたが、中国人の一行には、総合ではかないません。
 なぜ、中国人はバーバリーが好きなんでしょう。でもやっぱビトンかな、CHなんかも好きそうですね。zaraは、 中国人あまり好きじゃないみたいなんだけど、靴だけは面白いのをはいてますね。何しろブランド袋と洋服があってない確かに町工場の職工さん見たい人もいますね。
 そんなおじさん疲れるとそこいら、どこにでも座っちゃうんですよね。なんとウンコすわりなんです。このウンコ座り、椅子の文化の西洋人にとっては、脅威なんですよね。
 確かにぺっぺぺっぺとつばを路上に吐きますね。歩きタバコは、スペイン人も同じですから、この辺は同点です。食べるときは食い散らかしてその上残すのが、金持ちのシンボルだって聞いたことあるけど、成金は、ほんとに余計に頼んで食い散らかして喜んでるみたいですね。
 習慣ですからみんな許しちゃいます。人口の10パーセントが金持ちということは、1億人が金持ちなんだからもう何でも許しちゃいます。
でも、一つだけ聞きたいのは、何でレストランの名前、横浜とか京都なんて日本の地名をつけるんですか。自信をもって中国の地名をつければいいじゃないですか。自信を持って本場の中華を食べさせればいいじゃないですか。
 寿司なんか、作ってtシャツに京都なんて書いてあるのを着て商売してるけど、そこまでする必要ないでしょ。金持ちは、何でも許されちゃう世の中なんだから。金の在る奴には、ひとまずニッコリがいいみたいです。友達になる訳じゃなし、使い切るまでやらしときゃいいさ。順番だから思わずにっこり作戦で行きましょう。怒りは肝を害します。成長したねと自分を誉めるおじさんがここにいます。
 けなげなおじさんは今日も治療所で寝て指圧の本を朝方まで書いているのでした。

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