SHIATSUと指圧パート3

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まったく持って整体と指圧が、普通の人には区別が付かないもんで、若い人の中には、近所の、または駅前の整体の先生に診てもらっていますと言う人が多くて、まったく持って押されっぱなしが日本の指圧界の現状のようです。按摩、マッサージ指圧の法律があってこの職業、日本政府、とくに厚生省から守られなくちゃいけないのに、ぼろくその状態が現実です。逆に法律の下にあるから制約がありやりにくい面もあるわけです。その点、整体、カイロなんていう業界の人達は、法律外にあり、その上、職業の選択自由があるぞーとおたけびを放てば、木っ端役人、ごもっともでございますと返答しちゃうんだから話になりません。こんなわけで何でもありの世界で凌いでいるので、やりたい放題の感もあるわけです。結構実際頚椎障害、腰椎部のヘルニヤなどこちらではスキャナー持参で来院が普通ですのでおのずと危険率を低く出来ますが、日本の場合はレントゲンを診られるのは医者だけですから、かなり適当な奴が、かなり危ない仕事をしているわけです。指圧師も含めてまったくこの世界の人は、勉強して無い人が多すぎます。筋肉の起始、停止、作用,最低限の解剖知識も無い人がほとんどの世界です。医者が脱サラで出来ますか、看護婦が50過ぎてから出来ますか、老後の小遣い稼ぎで、できる商売と思って入っちゃ困るのです。
 実際、整体の学校は通信教育まであって即戦の技を教えちゃいますよ、なんて謡っては,つぶれ、叉開校と何しろ夢おい人を探しては、小金をもぎ取ってドロンが多いのです。この世界セミナー屋が一番儲かるわけで、実際患者さんを施術するよりも、学校でたばっかしの卵を食うための技を教えますと、脱サラ、定年前のおっさん、おばさんに夢を持たせてがっぽりが結構いるみたいです。小金を投資して駅前に自分の店舗を持って頑張ったって、ほとんどが2,3年で消える運命の人達ばっかしと言うのも実際です。ピンからピリの世界はどこも同じですが、この業界のここまではプロここまではどうでもいい人の線引きの難しさがあるみたいです。
かといってこのままにしておくと、事故の多発は増えるだろうし、これから一花咲かせられる世界だけにリーダー的存在の人が出てくるのを期待しているわけです。

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