明日はわが身パート2

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東京都知事が,ついに辞職提出に追い込まれたとのネットを見て、果たしてスペインだったらどうかなと思わざるを得ませんでした。スペインだったら絶対セーフです。

 言い訳のうまいスペイン人はこの程度の道義的責任で辞めるわけがないのでした。一億二億の汚職であれば別ですが木っ端役人のたわごと程度のうそであれば、ハエが顔にたかった程度の反応しか示さないかもしれません。
 それでも修行経験のない親父の跡目を引き継いだボンボン政治家ですぐに政界から足を洗った輩はいますが、マー心臓に毛の生えた政治家がスペイン人にはたくさんいます。若い左寄りの危なそうな政党よりは、国民党(右より)の方が安心と思う有権者がここにはたくさんいますので、あの程度と言っては失礼ですが、セコイのが嫌い程度のことでしたら、許しちゃう国民性かもしれません。
何しろ、週刊誌が、暴いたぞー、すごいな週刊誌は絶対、こちらでは絶対ありません。タレントが不倫をしたとか落語家が密会したとか面白おかしく書くその程度のごときが州の首長のゴシップを書いたって誰も信じません。この種の問題を週刊誌が、芸人がテレビではしゃぎまくるなんて日本だけだと思います。ヨーロッパの人間は、面白くないと言う理由もありますが、テレビはあまり見ません。見ても、サッカーの中継か,報道ニュースぐらいだと思います。その上テレビは、お上がコントロールしているのを誰でも知ってますから、確かに見ませんね。ラジオのほうが、人気があるかもしれません。
何しろ、袋叩き、あること無いこと、書かれて奥さんは出るは、子供達は出るは、確かに歯切れは悪かったが、素直さが無かったが、うそはついたが、けちだっ田が、ただそれだけでしょ、そんなせこいサラリーマン、日本には、はいてすてる程いるはずなのに、こちらの駐在員だって、金看板背負っている割には、セコイのたくさんいます。セコイのを承知で目をつぶって続行させる懐が深い国民性があったら、私は日本にいたかも知れません。
 徳が足りない人生を送ってきた東京都知事、人生はまだまだ、もう一度花開いてください。

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