九ずの考察 パート8 人をほめず

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8 人をほめず
あいつは人のあらばっかし探すなんて言われてる奴がいますね。人がものをいうと反射的に反対のことを言う人がいます。あなたの周りにいませんか。

そんな人は御幼少時に家族間で問題があったか、餓鬼の頃、いじめにあったことがあるとか何しろ、心が歪んでいる奴です。こんなやつは指圧師には向いてません。指圧を受ける方専門に人生を送れば、少しはましな人間になるかもしれません。そんな奴の周りには、やはり同類の輩がたむろしています。明るい冗談が言えない人たちです。その人が来ると気がさーっとどこかに飛んで行ってしまうのです。
 反対にヒトの良い所だけを探して、ほめる人いますよね、俺なんか単純だからその誉め言葉をもらいたくて一生懸命仕事をしてしまいます。誰だって欠点はあります。その辺は、カットして良い所だけを伸ばしてやる、そんな上司に巡り合ったらハッピーですね。誰だって、褒められて悪い気はしません。ほめ殺しです。しかしわざとらしいほめ殺しをする人がいます。自分は頭がいいなんて思っている奴ほど、そんな奴がいます。愛情のあるほめ殺しと妙にエリート隠しをしている奴のそれは、逆にムカムカさせるものです。
根性路線の教育といいねー、いいねーを連発して教育する2種類があります。道を極めるんだと、ぼろくそ言って、いじめと思えるほどにしごきを加味した教育があります。もうそんなの今時流行らないよと言いながらも、日本のスポーツ界では、いまだに健在なようです。ぼろくそにして這い上がる教育は、やはり心をゆがませます。卑屈な人間になります。
 一流選手でタレント100パーセントで出てきた人は、苦労を知らない分、性格的に良い奴が多いと思いますが、根性で這い上がってきたスポーツ選手に人格を要求しても無理でしょうね。レアルのサッカー選手で、入れ墨したあんちゃん選手たち、結構性格いいみたいです。天性のタレントを持った天才集団というものは結構、いい奴が多いのです。
うちの指圧学校の教育方針は、3つ良いこと言って、1つ欠点を指摘、を基準教育としています。
 こちらスペインの教育方針は、ほめちぎり教育が大半です。例えば、きれいだよ、いいねー、素晴らしいねー、ほめてほめてほめちぎり作戦が花盛りです。ボロカス作戦は、ハラスメントです。左系の上司が大半で教育界もだいぶ歪んでいます。先生も生徒も平等です、そう私たちは友達です、もどきの教育が花盛りです。ほめ教育は,ガキを自由の代償、義務の実践を忘れさせて、まことに我儘な若者を増やしています。これはスペインだけではなく世界的傾向かもしれません。ガキの教育や芸ごとは、ほめ50パーセント、脅し50パーセントがいいような気がします。
プレゼントされて、褒められて、喜ばないやつはいません。嫌味を言うより、ほめちぎった方が、ドーパミンは確かに出てくるような気がします。心で怒って、笑顔でほめちぎり。そんな上司に私はなりたい。

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