九ずの考察パート9 感謝せず

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9感謝せず
表現方法の違いが確かにあります。感謝の気持ちを露骨に表しありがとうを連発をするスペイン人。うれしいのか、迷惑なのか一見わからないくらいアクションの少ない日本人。こんな奥ゆかしさ、確かに損をしますね。ありがとうを素直に言える人は、人生必ず得(徳)をします。ありがとうの言葉を言うとき、顔の表情は自然と笑顔になります。周りにその笑顔が伝染します。周りの人もハッピーになります。

違うだろう、違うだろう,このハゲーのあの国会議員、国会答弁の笑顔と普段時の落差がこれまた、御笑いを誘って、みんなをハッピーにしてくれました。上りつめて、すとんと落とされる人生、なんか事実は小説より奇なりそのままで、人様から頂く、これまたありがたい教訓に感謝感激なのでした。必ずこんな人には、神様は懲らしめを与えるのだなー、人生を甘く見ちゃいけないと諭していただいたことに、これまた感謝なのでした。
 ぞんざいな奴、そこいら中にいます。日本の手技療法の歴史を見ると、例えば、中国のの伝統手技療法の按摩術のイメージが顔を脂ぎらせた勝しんの座頭市であったり、手技療法イコール盲目者の救済というイメージに直に‘つながったりして、医療の原点である手当の素晴らしさを何か置き忘れさせるような若干の負のイメージが日本にはあるようです。
 しかしヨーロッパでは、手で何かを作り出すことをすばらしい事と、何の疑いもなく国民は評価します。プロの指圧師が手を当てて(圧法)痛みを取ること自体をアートと絶賛してくれます。そして真に感謝してくれます。ありがとうと言われて、その上お金をもらう商売です。感謝せずには、いられない職業と言えます。手で何かを作り出す人を、ヨーロッパの人は尊敬します。屁のツッパリにもならない学歴に重きを置く日本の社会は、確かに、この地(ヨーロッパ)に住みだすと非常に馬鹿げた窮屈さを感じさせます。最もそれが嫌だから33年前に日本を飛び出したのですが。よかったのか、悪かったのかは、まだわかりません。
 失敗しても、神様からの試練と感謝する人、反対にあの人が悪いからと恨み言を言う人、この違いが、人それぞれの人生の運命を左右するのです。この世に奇跡的に生を受けて、人生の舵を取り、そして徐々に老いて、そしてあの世に戻ってゆく、このあっという間の夢物語を全うする人、これもまた奇跡の人なのだと思います。
 人生は昨日と今日と明日、だけと言い放った人がいましたが、まったくその通りで、今日を生き抜く、感謝の気持ちをもって、ただただそれだけのことなのです。あの世には、名声も金も恨みも、愛人も連れていけないのです。ただただ生き抜く尊さを先頭に出し精一杯生きて、まっとうすればいいのです。
 全てに感謝して今日を生きる。さてさて、あなたは九ずが何個ありましたか。
ボケだしてきた私は、すべてが緩んできて丸くなったような気がします。九ずの角が取れて丸くなってきた私を、人はデブと呼びます。今度はデブの考察をブログに書こうと思っています。

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