情報操作(ボケの勧め)

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 仕事が終わって帰宅するのが10時頃なので、夜の10時から2時間、you tube で日本のテレビ番組の朝のワイドショウなんかを垂れ流しで見るわけです。朝8時に家を出て8時半にセンターに到着約12時間の束縛で指圧漬けの毎日、これが33年間続いています。その合間のひと時を日本のテレビ番組を見て、ちっちゃな幸福を感じるおじさんがここにいます。

お笑い芸人が,コメンテナーとして一言、こんな感じのワイドショウが何本もあり、やってる内容も一辺倒なんだけど、スペインのテレビ番組よりお金を使っている文、面白くて、ためになるとテレビ好きおじさんは、一人納得しているのでした。
 何しろ日本の動きの速さは,まさに言葉に表れています。CAってなんだ。ハグってなんだ。歯槽膿漏と歯周病どう違うんだ。インフラってなんだ。正直、新しく使われている言葉の多さに驚かされます。その新造語をマスコミが、ボンボン使うもんだから、国民も知らない間に当たり前の意識で使う、そしてあっという間に拡散、このことを当たり前と考える日本をいやいや恐ろしい国と、一歩離れてみているのがそうです、ヤジ馬おじさんなのでした。
 日本人は、マスコミで報道されることは、みんな正しいといった感じの教育を受けてきました。その結果、新世代でも、旧石器世代のおじさん達でも、簡単に報道マジックに、はまっていくであろう日本人の弱点をなんとなく正直特に今感じます。
 朝から暇なおじさん、おばさんが、テレビにかじりついてその報道を鵜呑みにして、3時のお茶の時間に、その辺の情報をベースにして、ああでもないこうでもないと面白おかしくしゃべるわけです。その極端な国が、北朝鮮でありロシアであり中国であるわけです。
日本の現状は今、北朝鮮の動きをワイドショウで、面白半分、茶化し半分で受け狙いのコメンターがどこまで本当かはさておいて始終各チャンネルに同じコメンターが出演して話しています。もう一方では、、大相撲のモンゴル人が暴力っをふるったとか品格がどうとか、これなんかもその程度の人間が出てきてコメントしています。みんな似たり寄ったりの情報を同じレベルで視聴者に流しています。
 facebookでおいしいレストランで注文したお皿を平らげる前にみんなに見せてご満足程度のものが、政治芸能、お堅い話、すべて盛り込んでテレビで配信、このレベルで国民の平均化を図っているのがマスコミです。それをだまされたふりをしてみて、今日も終わりサー寝るぞー程度の感覚で解釈できる人は、いいのですが、テレビでのおとぎ話と現実をごちゃごちゃにしてしまう勘違い人間が多い昨今、ちょっと日本やばいかなと思う本音がちらりとかすめるのは私だけでしょうか。
 芸能と政治をきっぱりと切り離すヨーロッッパのテレビ局、お笑い芸人は決してお堅い話の番組には出てきません。だから面白くないテレビ番組がヨーロッパにあるのも事実です。ラジオなどは、もっと極端かもしれません。自分は29歳まで日本にいたので、こんな日本の番組が楽しくて仕方ないのかもしれません。しかし日本語を理解する外人が日本のテレビを見たらきっと驚くと思います。日本の脅威がある反面、日本の弱点が、確かにあります。この辺を見られたら、ソ連や中国がそして北朝鮮が、日本を侵略に来てもおかしくないのかもしれません。小野田寛少尉が、日本人よ、日本を守るのは日本人だけですと叫んでいたのを思い出します。この辺のボケさ加減をもうそろそろ自覚しないと次世代はやばそうですね。阿部首相もその辺を言いたいんだろうね。でも国民をバカとは言ません。1票の平等なんて、本当はやばいシステムなのかもしれませんね。

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