思案橋ブルース。

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時がたつのは、早いものでもう2月の半ばに入ろうとしています。なぜか日本は休日が多く、エンジョイ感が充満している感がします。武漢ウイルスも3年目にして薬局、医療機関、以外はマスクなしでokということで、スペイン人は、マスクを取り、居酒屋で談笑して、もう何もなかったような時間の過ごし方をしています。

これでいいんだとは思いますが、私のクリニックはもちろん、いまだに患者さんは、マスクの義務化をしています。習慣というか、今までうちのスタッフが奇跡的に罹患率ゼロを続けていますので、それに越したことがないという単純な理由もあるみたいです。ただ、常連のベテランの医者たちが、当クリニックには、随分と来ていますので、ぼそぼそと独り言をしゃべる、彼らの一言に常に耳を傾けています。イギリスが、EUから抜けた関係で、スペイン人の医者や看護婦が、戻ってきているんだろうけど、医者不足は、相変わらずみたいです。最もドバイやアラブに,出稼ぎに行く、医療関係者も多いみたいで、プラマイゼロなのかもしれません。

彼らが言うには、武漢ウイリスの後遺症で悩む患者が仰山いるという事をよく口に出します。この手の患者さんは、薬なんかでもちろん治るわけもなく、ますます西洋医学不信に陥るのでした。不眠症を筆頭に脱毛症、そして案外知られていないけど、案外多い症状は、今まで普通に食べることが出来た食べ物が、急に食べられなくなったという実例が、山ほどあるみたいです。

急にアレルギーになったという、からだの反応の変化が表す人が沢山いるみたいです。うちの娘は、不用心にも感染して、感染後に大豆アレルギィ―になりました。納豆、豆腐、この類でたんぱく質を体の栄養源としてと選りこんでいたのが、一切ダメになりました。こんな患者さんを食物は、違いますが、何人か、知っています。確かにうちのクリニックにも、疲れやすい、または、胃腸障害に陥ったという、俗に言われる半健康症候群の人は、仰山います。なんとなくの症状は、確かに西洋医学では、お手上げです。

またスペインには、誤解しているご老人が一杯います。マスクをとってもいいと厚生省が音頭を取っても、お年寄りのリスクは、あまり変わりません。お年寄りは、免疫力が若者よりもちろん少なく、武漢ウイリスの罹患中、回復力が、著しく弱いことは確かです。もういいですよは、若者に対していっているわけで、ご老人の重症になりやすい割合は、常に高いという事実です。体の免疫力の弱体で、ウイリスが、要因をもたらし、肺系、循環器系をやられて死亡するという確率が高くなっています。

この辺が解っていないご老人が沢山いて、厚生省の期待に沿ってお亡くなりになっています。各国の厚生省は、ご老人が少なくなれば、医療費ねん出負担が自動的に減ります。この辺をあえて言わないで、経済を優先するとか正論を言いつつ、実は、ご老人を、姥捨て山政策をしているわけです。敬老の日を定めながら、実は、ご老人をないがしろにするわけです。

なんといっても爺婆が、一番金を持っているのだから、ご老人がお亡くなりになれば、自動的にお金がタンス貯金から外に吐き出されます。循環が良くなるのだから、この期にどんどん感染して、まだまだお若いのにとか、世の損失は計り知れないとか、思ってもいないことを一瞬言ってみたりして世の中が回っているわけです。自然淘汰の法則なのでした。そんな訳もあって、今でも帰宅をすると嗽をしたり、手洗いを手がカサカサになりつつも実践しているわけです。

2023年この辺から落ち着くのでしょうが、やっとのことで耐え抜いたこの倒れがけた柱を、どうもとにもどすか、いまだに思案橋ブルースなのでした。

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