マドリッドの今

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マドリッドもそこそこの気温になり妙にウキウキで、春たけなわといった感じです。朝方はまだまだ肌寒いのですが、日中は、ぽかぽかのマドリッドです。マスクは、既に遠い昔の感じがしますが、薬局や医療機関は、まだまだマスク着用が義務として来客は、ポケットからしわくちゃのマスクを取り出して装着といった感じで、もめごとを少なく、ストレスを最小限にとお上の意向に平伏しています。
 面白いものでマスク着用の美人がマスクを取ると妙にアンバランスの顔だったリ反対にマスクを取ると口元がセクシーで目立つ垂れ目が消えたりしてマー、人生いろいろといった感じで。口元も顔のインパクトを強める強力な部分という事が、理解できます。
 美男子神戸一郎の時代も今は昔で、ナイスガイ、ナイスガールの顔の基準も変わっているので、美人の基準もまちまちで、妙にどきんとくれば、それはそれで、魅力的な顔立ちの人なのかもしれません。何とも言えない美人の基準があるようです。ファッションモデルも美人美人の時代を終えて、これひと昔前は、ブスだぜ、このモデルといった評価が、今では、確かに変わったみたいです。中国人のモデルが目立つのは、ビトンを筆頭に、高級ブランドといわれる品物があの人種が、バンバン金を出して購入が、世界的な動きですので、これまた、なりふり構わず平伏が要因のようです。中国人、韓国人なんであんなに嫌われるのでしょう。訳はあるのです。ただ彼らは、普段の習慣を実践しているだけで、何も変わっちゃいないのでした。役割分担ですので、これは、普遍の出来事なのでした。
 確かに3年もの間、マスクを常用していたなんて、日本人はともかくとして、外人は、特別な我慢をしたんだなーとつくづく、今更ながら感じます。街路でのマスク着用者は、ほとんど見あたらないマドリッドですが、中には、ポーレンなどのアレルギィ―の時期に到来しているので、もう少しマスクを着用という方もいらっしゃいます。うちの指圧センターもマスク着用で対応しています。呼吸のしぐるしさはありますが、慣れると妙に鼻の部分が温かく気持ちのよささえ感じることがあります。私などは、慣れもあり指圧センター内での着用は、まだまだ続くみたいです。
 マスクなしの人達の闊歩する街並みを見渡すと相も変わらずスマートフォンを使用しながらの輩が目立ちます。朝から誰と話をしているのだろうと私などは、疑問視しますが、相変わらず誰かとつながっていたい症候群の人達うようよいます。
 レストランに家族で、恋人同士で、楽しいひと時をえるために行ってもねんがら年じゅう、お互いスマートフォンとにらめっこじゃ何のためのお食事会と疑いたくなるような、雰囲気の場面を至る所で見ることができます。一見楽しそうでも、こんな人たちは、いつも何か物足りなさを感じる人生なんだと思わざるをえません。スマートフォン依存症のために、首凝り肩こりで悩む指圧の患者さんがどんどん増えていますが、肉体的痛みならまだしも、精神的疾患のための来院が非常に増えています。まず不眠症から始まるのですが、心のむしばみが、どんどん進化する世の中に体だけが、妙にリアクション反応を起こし鬱状態に一時的になったり、ふと一瞬、死んじゃおうか、なんて突発的な衝撃に駆られての自殺パターン、スペインの社会現象になっています。自殺者が、このキリストの国で増加している事実がもう報道機関は、無視できなくなるような事態になっているようです。
北欧の自殺の急増は、、マー想像できますが、一昔前、ピレネーを超えるとアフリカだと言われたスペインで自殺者が、どんどん増えているなんて、これが」現実のスペインです。スペインの學校もご多分に漏れず、いじめもしょっちゅうという事です。また父兄の意見重視が強くなり、先生が、やりにくい世の中も日本と同じようです。それでもまだまだ日本と比べると住みやすいスペインかもしれませんが、スペインのあの頃を懐かしむという言葉が頻繁に聞かれるようになったこともこれまた事実のようです。
 

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