日本人が外国に住んでいるということは、日本国で食べられないから出稼ぎに外国に出るというケースはほとんどありません。こちらのフィリピン人や南米の人たちはほとんどがお金を稼ぎに来るわけです。この辺が外国にいる日本人の欠点でもあり利点でもあります。
こちらに韓国料理のレストランが何件かありますがオーナーの大半は元ひよこの鑑別師か、元及び現役の韓国の空手テーコンドーの先生です。何年かお金を溜めてお店を開いた人たちです。チャイニーズにしても私が来たころの80年代は彼らが買い物やレストランで食事をしているのを見たことがなかった時代でした。
ところが今は、あちらこちらに中国人のコンビニエンスショップがゴキブリよろしく氾濫して、ミニチャイナタウンがあちらこちらに出現しています。ルイビトンの店には中国語をしゃべる店員がいます。ロエベ然り。中国人さま様です。中国人の今の勢いを見ればマドリッド(ヨーロッパ)侵略もヒョットッしたら夢でもない状況です。今迄金の無かった人間が金ができれば、もともと教養という下地が無い(教養を授かる時間がなかった)人間ですので金に任せた行動をとります。成金です。その成金は今度は子供に学問を付けさせます。この2代目から3代目あたりの世の中が今のスペインの状況です。出稼ぎの人間がなりふり構わずの時期を超えマナーを身に着ける時期に来ているのです。これが出稼ぎのサクセスストーリーです。
この根性がヨーロッパ特に南ヨーロッパに住んでいる日本人には不足しています。だって移民じゃないもん。金に困ってヨーロッパに流れてきてるんじゃないんです。その辺の差がほかのガッツ根性むき出しの出稼ぎ人との違いです。だめなら日本に帰ろう、おふくろの味噌汁を思い出しちゃうんです。でも何となく日本人の人気が高いのは、マナー、常識、最低限の道徳観念があることです。警察にお世話になっている人がほとんどいません。犯罪歴の各国の統計を見れば一目同然です。モロッコ人、ルーマニア人、中国人、このイメージ感を考えればお分かりのはずです。
根性が無いから、楽をしたいからスペインを選んだ自分。やっと気が付きましたあ。アメリカにいる同級生の指圧師はガッツがあるもんな。羽振りもいいし。それに引き替え、不況のどん底スペイン。やるきゃないか。
2015年10月6日 at 12:36 PM
根性がないから、楽をしたいからスペインを選んだ って違うと思いますよ
え〜っと 何で? でしたっけ…
2015年10月6日 at 3:01 PM
あるときふと悟り人間はかわるのです。一生かわらない人もいますが、これじゃヤバイと思って変わるのです。転機です。
いい上司に、いい人に、活を入れられると代わるのです。