先生の教え方一つで、伸びる、枯らしてしまう、芽を摘む。まあーいろいろなケースが出てきます。日本の体育会系の運動クラブの教え方は、ひところ、完全に芽を摘むやり方が大半でしたが少しは改善されたのでしょうか。一年は奴隷、二年は何々で代表される大学の運動部は、まだまだたくさんあるはずです。卒業するとこの関係が懐かしいのですが、そのシステムに合わずに放り出されて才能が開花せずに終わってしまう惜しい人が世の中には、掃いて捨てるほどいるはずです。この超暗い教えのルールは日本独自の物です。いじめです。伝統という飾り物に隠されたたちの悪いいじめです。
私には子供が二人いて、どこの親でも同じでしょうが、夢と希望を子供の未来に託すじゃないですか。長女は、どういうわけかクラッシックバレエの国の養成所の試験を受けさせたら受かっちゃたんです。この養成所は18歳まで続くプロ養成機関なんです。嫁さんが毎日小学校が終わるとバスに乗ってその養成所まで行くわけです。知り合った付添いのお母さんは、毎日60キロの道のりを車で来ていたりして、親子の絆と執念でやっている日本で言えばステージママなんです。毎年毎年、落とされて最後に残るのは数人らしいのですが、この養成所の試験にパスしただけでもスゲーカッキーなのです。その娘も2年ぐらい通ったのですが、もうやだで終わりました。芸事は好きだからできるもので、6,7歳の子供が親のエゴでやらせたものを好きになるわけがないですよね。夢破れでした。夢破れは娘ではなく親なのです。娘は解放された喜びでハッピーハッピーです。それからは、町内のサッカークラブに入り夢中になつて大学進学の歳までやってましたので娘としては最高の青春の一ページだったんでしょうね。
もう一人の息子は、サッカーが好きでレアルマドリッドのファンなのです。私の時代は野球、長嶋、王選手にあこがれる時代でしたから、中学から野球を始めてうんぬんなのです。その息子がレアルの子供のクラブに入りたいというので、その試験が年に何回かありますので、その試験を受けさせました。60人位の試験を受ける子供がいたと思います。その子供を何組かに分けて紅白試合をするのです。その試合を通して目立つそして才能のある子供を見つけるわけです。その紅白試合にうちの子供も参加しました。20分ぐらいの試合でうちの子供は一回もボールに触ることができませんでした。他の子供たちの素早いこと、サッカーを知っているんです。父、一徹、息子飛雄馬の大リーグ養成ギブスじゃないけどステージパパが子供に夢をがスペインには特にサッカーに関してはあるのです。18,19の餓鬼が数億稼ぐのがこの世界です。これは親が子供に賭けたギャンブルなのです。真剣さが違います。うちの子供はこの現実に触れて世の中のつらさをちょつぴり味わったわけであります。その息子もスキーをやったりテニスをやったりで、大学を終了しましたので、これもまた楽しい青春の一ページを持ったわけであります。
才能もさることながら、好きなことを探すということがまず最初のアタックです。好きなことは続きます。苦に感じません。苦に感じなければ、少々きつくても頑張れます。私なども他人から見ると24時間指圧漬けで、中毒だなんて言う輩もいますが、私は全然苦じゃないんです。どうでもいいような客人と飯食う方がよっぽど苦なんです。
パート1としての訓は①好きな仕事を見つけましたか。②好きな仕事をやってますか、③空気のような気楽なパートナーと一緒ですか。こんなことが意外と人生において大事なんですというくだらないことから教えのルールを始めましょう。
2013年11月21日 at 11:06 PM
若い頃の時間は、後から思えばあっという間に過ぎますね。いつか勉強しようが、10年経ち、25年経ち、そろそろ人生の終わりが見えかけた途端に、あわてて色々あせって手を出したり、学校に駆け込む始末。最近思う事は、どこに住むかはたいした問題じゃないけれど、誰と一緒に居るか、は大事々々。本当のハッピーエンドは、老後にかかっているのかも知れませんね。
2013年11月23日 at 4:59 PM
浦島太郎です。勉強しとけばよかったなんて思う前に、中年後半おじさんは不良になるのだ。不良になって安全パイには絶対ならないぞー。一生危ないおじさんだー。