勘 to 本能 de 生き抜く

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スペインのマドリッドに住んで、ずいぶん経つけど、これほどまで精神的な緊張状態に陥ったことは初めてです。円安が続く日本の不安定な状況は、岸田首相の貧乏顔を見れば、わかることでそんなに驚きません。統一教会の政界ににじみ出る汚染も、あり得ることなんで、驚きもしません。
 日本のニュースもお天気がどうとか、何何公園にお花が咲いたとか、もうどうでもいいことをどうでもいいお嬢さんが、下を向きながら。抑揚のないそして魅力のない声で、しゃべるのを見ても、こんなもんかと驚きもしません。
 確かに、日本の国民に知らせるニュースもどうでもいいようなニュースなんで、英会話の克服上達法の如く聞き流しです。こちらの緊張感のあるホットなニュースと異なり、マー誰も聞いてないんでこの程度で、いいんだと納得すればこれもいいわけです。
 国民は、どこの中華がおいしいとか、この新鮮な魚介類には、オッたまげ、そしてなんとこの値段。この程度でいいわけです。確かにyoutubeのほうが、ほんとなんだろうか、騙されてるんだろうかと、疑問視を持つであろう、ある種の緊張感は、あるみたいです。でもこの程度で、一日が終わってしまうのです。日本は、平和なんです。永久に続けばそれもよしなんです。
 でも今の日本を生きる爺さんばあさんは、世界的に異変が起きても、兵隊に行くわけでもなし、年金は、どうにかセーフに降ろせるし、生きてもせいぜい15年から20年、何とか生き抜けるであろう、安心感をもって野次馬根性旺盛に生きられるのです。
 所が、今5歳10歳のお子様が、大人になった時、あなたは、このボケ平和が続いていると思いますか。未来を楽観視する人は誰もいないはずです。遠くから見て、日本のおめでたさは、異常そのものです。釜茹での如くとはよく言ったものです。
 所が、やばいやばいと、そんな勘が働く、こんな感じをごくごく持ち出しているのが、ヨーロッパの各国の私のような一介の平民です。ウクライナとロシア。ロシアは、いつものように悪役、ウクライナは、アメリカのお友達の正義の味方。ヨーロッパの誰もが共通的に感じるウクライナの第一印象は、政治家の汚職です。これなどは、戦争が始まる前から、誰もが知っている真実です。
 バイデンの息子さんは、ウクライナでどんだけ、汚いお金を分捕ったか、そのボスがアメリカの大統領です。側近は知ってるんでしょうが、このアメリカのボスのお年で、果たして正常に判断できる頭を所有しているのでしょうか。日本の政治家も80何歳の化け物が、金食い虫で、まだいるけど、この異常なる動きの世界で、ボケ人物が、大統領であれば、これはまさに茶番を通り越しているでしょう。
 そしてパレスチナとイスラエルの宗教戦争、どちらがいいとか悪いとかというのではなく、ヨーロッパの飛行機で4,5時間の所で、ドンパチやりだした。この緊張は、すべてのヨーロッパ人は、過去の悲惨な歴史を知っているだけに、本能的に体が緊張しだしました。
 ある専門家が、日本の自衛隊の兵士、人を殺したことあるんですか。一般の人は、銃を撃てる人が、何人いますか、いないんです。銃持って、開拓に来て、戦いも知らないインデアンを嬲り殺したアメリカ人とは、訳が違うのです。
 こんな小さな商売にも、影響が出ています。先行き不安という本能の目覚めです。一介の庶民が、緊張しだしました。ヨーロッパ全体が黄色信号になりました。どう対処していいか、久しぶりに凍った頭に活を入れています。
 何とかパンデミックを低い頭で、ほふく前進して、しのいできたと思ったら、また匍匐前進の繰り返し、先がないだけこの世代は、気が楽という事は、確かなんですが。いい方向に向いていないという事は、誰もが感じる本能です。

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