2023年5月18日
by 小野田
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ローマの休日はなし(セミナー編)

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2023年5月6日7日の両日、イタリアのローマで、アルベルトポリドリ指圧学院の主催による、イタリアローマ指圧大会が開催されました。

この大会は、塾Shiatsupractorの塾長である小野田茂指圧師が、ヨーロッパにおいて1984年より、今現在までの約40年間の指圧普及の一区切りを記念することと、3年に及ぶ武漢ウイルスによる業界の大打撃の再復興のスタートとして、ポリドリ指圧学院の校長先生であるアマデウ先生と副校長のアンドレス先生が音頭を取り開催されました。

2020年の春から始まった武漢ウイルスの猛威は、3年間に及び、全世界の経済活動及び、人の移動を極端に制限させました。ヨーロッパでの、私たち手技療法(指圧)業界も決して例外ではありませんでした。

そんな中において、ヨーロッパで一番の指圧の歴史、そして指圧活動の活発である、イタリアの指圧界も決して例外ではありませんでした。

大橋渉先生のOoha指圧、増永禅指圧、遠藤先生のタオ指圧,沖指圧、呉竹指圧、佐々木先生率いる増永先生系の医王会、岸先生の生気指圧等、色々な流派の指圧が群雄割拠するイタリアです。

その中において、イタリアのヨーロッパ指圧浪越のインストラクターの先生方も正しい指圧の普及に、全力を注いできました。

ちなみに今現在イタリアは、約20人のインストラクターが、治療の合間をぬって、後進の指導をしています。

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私も在西40年間にわたり、寺子屋もどきの指圧學校をスペインに開校して孤軍奮闘してきましたが、いかんせん、増永先生の理論を謳う禅指圧が、いまだに全体の80パーセントを占めている現状がヨーロッパにあります。

特にオランダでは、浪越卒業生の佐々木先生が、増永指圧を着実にオランダ人に伝授させています。

フランスでは、呉竹指圧の岡本先生が頑張っています。

ここで、理解していただきたいのは、欧米人と日本人の身体は、根本的に異なるという事です。食養や、環境の違いの歴史を通じて、こうも変わるのかと思うほど刺激量、ポイントの調整が必要となります。ここに住んで、ここで暮らして、体を触り、試行錯誤した結果、こちらの人の治療が、可能となります。

少なくても一年で2000時間ほど、患者さんを治療して5年ぐらい続けて10000時間、この位、患者さんを触りどうにか食っていけるといった現実が待っています。

パイロットの飛行時間が20000時間飛行で一人前のように、指圧も20000時間すなわち10年ほど、続けて、やっとプロと言えるという事です。

ヨーロッパの指圧の歴史が60年ほどあります。地元の指圧師も20年、30年のベテランがうじゃうじゃいます。

冗談抜きでヨーロッパの指圧の本物は半端じゃありません。

少なくても海外で働きたい若者がいれば、ヨーロッパに関していえば、指造りを3年ぐらい日本でして、腰痛と寝違いぐらいは、完璧に処理できる技術を持ってから海を渡ってほしいと願っております。最初は威勢のいい啖呵が聞こえたのにいつの間にか日本に逃げ帰った輩を随分見ているもので、親心、母心の一言を述べさせていただきました。

話を元に戻して、この3年のコロナの間にヨーロッパの指圧勢力地図は、まったくもって変わりました。廃業団体が続出したのは、どこの国でも同じなはずです。

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そんな中、3年ぶりの指圧セミナーとなりました。今回は、イタリア全土から約60人の指圧師に、参加していただき主に指圧と伸展法を取り入れての骨盤調整を伝授しました。

大腰筋の左右のバランスをとることにより仙腸関節のブロックをどう解放するかというテーマに絞り、2日間のレッスンをしました。

今世界は、スマートフォン症候群の患者であふれています。グローバル社会といわれる昨今、全世界同時に起こっている問題で最終的には、精神的な疾患に結び付く疾患として、ますます指圧の適応症として、注目を浴びてきています。

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Covid明けの世界に再び、後遺症対策の助っ人マンとして指圧を再び注目されるべき呼び水としてこの大会をあえて開催しました。

開催側の健闘をもってセミナーは、マスコミにも紹介されて指圧ここにありと大合唱が響き渡りました。

これからも、この大会を再第一歩として各国のオーファーに俊足に受け答えるべき体制を整えることが必要とこの大会を通じて特に感じました。

Covidの後遺症の対応や精神的疾患への指圧の役割をひしひしと感じる昨今、ヨーロッパの指圧は再び動き出しました。

 

追記

大会終了後の2日目の午後、イタリアのインストラクターが集合して、団結の会合が開催されました。

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塾Shiatsupractor

塾長

小野田茂

2023年5月4日
by 小野田
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スペイン良い国の巻

スペインも5月1日と2日は、祝日でした。1日は労働者の日、2日は、マドリッド州,特にマドリッドの限られた地域の祝日で、エンジョイさせていただきました。休みの日は、もっぱらごたごた家でゴロゴロなのですが、今回は、娘と家内と私で、車に乗って、500キロメートルを車で5時間ぐらいぶっ飛ばしてゆく、マラガ県のネルハという海沿いの街に遠足に行きました。
 何が有名かというと、断崖絶壁にホテルやレストランを無理して建てて、超不自然なロケーションから、きれいな、超自然な海を眺めて、ストレス社会の垢を取りましょうというキャッチフレーズで、都会のストレス人間を集めては、お金を儲けている街に行ったのでした。
 北欧やイギリスから来ている年金受給者とみられる団体や学生さんとみられるお嬢さん、お坊ちゃまが、うじゃうじゃいる街でした。彼らの傍若無人なふるまいは、私に言わせれば、田舎者の中国人旅行者と何ら変わらぬわけで、まだまだ中国人のほうが、お金を落とすので、地元のスペイン人は、中国人を応援するかもしれません。
北欧の人やイギリス人は、アメリカ人同様、英語一本で、どこの外国でも押通します。スペイン語は、大方のヨーロッパ人の旅行者は 話しません。
そして、スペイン人とポルトガル人との異なる点は、これは習慣なんだろうと思いますが、家で食べる習慣が強いのか、ケチなのかレストランをスペイン人やポルトガル人のようにしょっちゅう使いません。イギリス人は、ビールぐらいは、外で飲みますが、夕食は、大体が家で、することを常識としています。イギリス行くと飯がまずいと言われてますが、外に食いにかなきゃ舌も肥えないという事でしょうか。
外人さんが、このスペインの値段を見れば、私などは、マドリッドより安くボリュームがあることを認めてますので、彼らは、よっぽど安く感じると思いますよまったく。ハワイやアメリカ、スイスが高くなったなんて言いますが、もともと高いんだからしょうがありません。
食い物談議が、続きましたが,マドリッドに戻ると、メールに、ミカドという日本レストランのオーナーの戸田さんがお亡くなりになったとの情報が入り込んできました。帝は、スペインがまだ、土砂降りが続くと地面が、ぐちゃぐちゃになる時代、マドリッドでいち早く開店した由緒あるレストランです。若者よ海外雄飛だぜーの真っ盛りの時代、どっかの鉄道会社を脱サラして、初め、大成功をしたとのうわさのあるレストランです。
 私も海外の情報を集めているとき、この大成功のトッピクスを日本で読んだことがあるくらいです。板前を日本から呼んで、スペインの貴族階級を喜ばせたと言われている、レジェンダのレストランです。
 確か60年ぐらいの歴史があるレストランです。今は、時代の波に若干取り残されていますが、それでも健在です。今は、娘さんが、後を引き継いで、頑張っているのでした。
91歳でのご永眠、お疲れさまでした。
 私も在西40年に突入。爺の禁行、1、自慢話をしない2、過去を語らない3、えばらない。この3つの3ないを守り、これからも生き抜くつもりです。

2023年4月14日
by 小野田
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マドリッドの今

マドリッドもそこそこの気温になり妙にウキウキで、春たけなわといった感じです。朝方はまだまだ肌寒いのですが、日中は、ぽかぽかのマドリッドです。マスクは、既に遠い昔の感じがしますが、薬局や医療機関は、まだまだマスク着用が義務として来客は、ポケットからしわくちゃのマスクを取り出して装着といった感じで、もめごとを少なく、ストレスを最小限にとお上の意向に平伏しています。
 面白いものでマスク着用の美人がマスクを取ると妙にアンバランスの顔だったリ反対にマスクを取ると口元がセクシーで目立つ垂れ目が消えたりしてマー、人生いろいろといった感じで。口元も顔のインパクトを強める強力な部分という事が、理解できます。
 美男子神戸一郎の時代も今は昔で、ナイスガイ、ナイスガールの顔の基準も変わっているので、美人の基準もまちまちで、妙にどきんとくれば、それはそれで、魅力的な顔立ちの人なのかもしれません。何とも言えない美人の基準があるようです。ファッションモデルも美人美人の時代を終えて、これひと昔前は、ブスだぜ、このモデルといった評価が、今では、確かに変わったみたいです。中国人のモデルが目立つのは、ビトンを筆頭に、高級ブランドといわれる品物があの人種が、バンバン金を出して購入が、世界的な動きですので、これまた、なりふり構わず平伏が要因のようです。中国人、韓国人なんであんなに嫌われるのでしょう。訳はあるのです。ただ彼らは、普段の習慣を実践しているだけで、何も変わっちゃいないのでした。役割分担ですので、これは、普遍の出来事なのでした。
 確かに3年もの間、マスクを常用していたなんて、日本人はともかくとして、外人は、特別な我慢をしたんだなーとつくづく、今更ながら感じます。街路でのマスク着用者は、ほとんど見あたらないマドリッドですが、中には、ポーレンなどのアレルギィ―の時期に到来しているので、もう少しマスクを着用という方もいらっしゃいます。うちの指圧センターもマスク着用で対応しています。呼吸のしぐるしさはありますが、慣れると妙に鼻の部分が温かく気持ちのよささえ感じることがあります。私などは、慣れもあり指圧センター内での着用は、まだまだ続くみたいです。
 マスクなしの人達の闊歩する街並みを見渡すと相も変わらずスマートフォンを使用しながらの輩が目立ちます。朝から誰と話をしているのだろうと私などは、疑問視しますが、相変わらず誰かとつながっていたい症候群の人達うようよいます。
 レストランに家族で、恋人同士で、楽しいひと時をえるために行ってもねんがら年じゅう、お互いスマートフォンとにらめっこじゃ何のためのお食事会と疑いたくなるような、雰囲気の場面を至る所で見ることができます。一見楽しそうでも、こんな人たちは、いつも何か物足りなさを感じる人生なんだと思わざるをえません。スマートフォン依存症のために、首凝り肩こりで悩む指圧の患者さんがどんどん増えていますが、肉体的痛みならまだしも、精神的疾患のための来院が非常に増えています。まず不眠症から始まるのですが、心のむしばみが、どんどん進化する世の中に体だけが、妙にリアクション反応を起こし鬱状態に一時的になったり、ふと一瞬、死んじゃおうか、なんて突発的な衝撃に駆られての自殺パターン、スペインの社会現象になっています。自殺者が、このキリストの国で増加している事実がもう報道機関は、無視できなくなるような事態になっているようです。
北欧の自殺の急増は、、マー想像できますが、一昔前、ピレネーを超えるとアフリカだと言われたスペインで自殺者が、どんどん増えているなんて、これが」現実のスペインです。スペインの學校もご多分に漏れず、いじめもしょっちゅうという事です。また父兄の意見重視が強くなり、先生が、やりにくい世の中も日本と同じようです。それでもまだまだ日本と比べると住みやすいスペインかもしれませんが、スペインのあの頃を懐かしむという言葉が頻繁に聞かれるようになったこともこれまた事実のようです。
 

2023年3月26日
by 小野田
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春は、妙に鬱の巻

今日から、夏時間です。時計を一時間前に進めました。ありがたいやら損したやらは知りませんが、4月のセマナサンタ(聖週間)に向けてスペイン人は、着々とバカンスの準備を進めるのでした。4月の第一週の木曜日、金曜日、土曜日、日曜日と4日間、連ちゃんの休日です。普通の家庭は、どっかに行くのでしょうが、もうこの年になると旅行も億劫傾向になり、ダウンタウンにある中国人経営の食材屋に、豆腐ともやしを買いに行くぐらいが、精いっぱいの心境に満ち溢れています。
 昔は、スペイン人とあえて、付き合いをしていた時代がありましたが、どうもあうんの心境になれないので、この頃は、その辺の付き合いがなくなりました。ただただ黙って時間をつぶすといった日本人ならではの波長を求めること自体が、無理なんですが、この頃は、期待さえなくただただ、クリニックと自宅の往復といった、単調な日々が続いています。
この春先のどんよりさがなせる業といえば、それまでなんですが、こんな感じの日々が、4月、5月と続きそうです。
一年を通じての私のバイオリズムはどいうかというと、特に春先の私の身体は、ネガティヴ傾向に迷えるようです。
春先の肝を気をつけましょうが、私のキャッチフレーズで確かに運気は落ちるようです。そしてポーレンのアレルギーは,5月、6月の課題であり、この峠を乗り越えると私の好きな夏が来るのでした。
 マドリッドの夏は、湿気がなく、木陰に入れば、夏なんて、日本に帰るもんじゃないとの納得のゆく、肌で感じる言葉が返ってくるのでですが、それでも夏しか、まとまった時間が取れないので、ハイシーズンの料金払って、よく帰ったものでした。
 ここ3年間、武漢ウイルスの影響で、旅行を控えていたのですが、どうやら解禁のようです。ヨーロッパではすでに、ほとんどの人が、マスクをしていませんが、よくよく統計を見るとまだまだ、相当の数の死者が出ています。ただ、おじいさん、おばあさんが大部分ですので、各国の医療費の高騰を考慮すれば、マー仕方がないの部類でかたずかれてもOKのようです。集団自決しろとは、言っては、いませんが、本音は、そこら辺にあるようです。
 それでも、薬局、医療、特に病院、私のような衛生業は、いまだにマスクは、義務化しています。バス、電車などの公共機関は、義務化はありません。各自の判断で着用の有無を任せています。
 日本のNHKにあたるスペイン公共放送のアナウンサーが,週一回、指圧に来るのですが、ウイリスは、ともかく、マスクの常用が、妙に気に行ってしまって、このマスクは、いいといつでも常用して、妙に気に入っている人も中には、いるようです。
 私なんかも、髭剃りをする時間がない時や、妙に顔に自信ない時にマスクをしての仕事は、すこぶる調子がいいのでした。特に、年増のおねえさん、口元や鼻の整形後は、さぞかし重宝していたと思います。
ただ、3年の武漢ウイリスの爪痕は、色々なところに後遺症を残し、手技療法の世界も、生き残りをかけての攻防戦が日々続きましたが、随分の数の業界の館が消え去ったようです。私たちは、どうにか生き残りましたが、結構しんどいしのぎをさせられたことは、確かです。
 やっと安心して、これからというときに、逝っちゃった同志が何人かいます。
 なんやかんやで、またこの1年も4分の1が過ぎました。なんで爺になると、月日の経つのが速いのだろうか。また生き延びてしまった心境です。死ぬまで生き抜くしかないのかなーとふと思った春の訪れの一日でした。

2023年3月22日
by 小野田
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¿Cómo será el hombre en el futuro?

El uso de dispositivos electrónicos es algo común en nuestro medio y en nuestro día a día. Una empresa de telecomunicaciones estadounidense desarrolló un modelo en 3D, al que llamaron Mindy, que refleja las supuestas modificaciones anatómicas, estructurales y posturales que podría llegar a sufrir el ser humano en caso de mantener las actuales tendencias de uso de móviles, ordenadores y otros aparatos tecnológicos.

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No sabemos si realmente, en caso de continuar con estos hábitos respecto al uso de la tecnología, llegaremos a evolucionar tal como se proyecta en ese modelo, o cuánto de preciso es científicamente hablando. Sin embargo, lo que se ve claramente en la actualidad, es el aumento de personas con ciertas dolencias y patologías, relacionadas o derivadas de la mala higiene postural y hábitos poco saludables relacionadas a un excesivo uso de los móviles y otros dispositivos.

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El aumento de tensión en la región del cuello y los hombros.
Por ejemplo
Es una de las consecuencias más comunes del uso desmedido de móviles y otros aparatos electrónicos. El peso aproximado
de la cabeza es de unos 5 kg. Dependiendo del grado de inclinación de la cabeza por delante de los hombros al mirar el móvil, habitualmente entre 45o y 60o, su peso puede llegar a los 20 kg. Para que nos hagamos una idea, sería como “llevar sobre los hombros” a un niño de 4 años durante varias horas diarias.
Secundario a esta sobrecarga de la región cervical pueden producirse diferentes síntomas, tales como: cefalea, dolor cervical, vértigo, tinnitus, sensación de mareo, entre otros, y también a nivel anatómico una mala postura puede empeorar patologías como compresiones en las vértebras y hernias discales.

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Mantener esta postura predispone también a la rotación interna y anteriorización de los hombros, provocando un aumento de la cifosis dorsal. La columna adopta una curvatura anómala que se acompaña de debilitamiento de ciertos grupos musculares, opresión torácica y compromiso de todas las estructuras que se encuentran en su interior.

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Sostener el teléfono en nuestras manos implica mantener una flexión del codo a 90o, como muchas veces se hace en el trabajo para el uso de teclados de ordenadores pero en este caso, sin el apoyo de los antebrazos y muñecas en una superficie. Según el modelo 3D, si esto se mantuviera durante mucho en el tiempo y con un uso desmedido del móvil puede predisponer a una neuralgia cubital con el desarrollo de la mano en garra por la compresión del nervio en la región posterior del codo, en casos avanzados o graves.

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Se estima, dependiendo del país que se estudie, que ¡podemos consultar el móvil entre 50-100 veces al día!
Los teléfonos móviles son transmisores de radiofrecuencias de baja potencia. Debido a su universalización y su uso tan extendido son numerosos los estudios sobre los efectos adversos que pueden tener sobre la salud. Por el momento, no hay estudios con resultados concluyentes sobre el efecto de la radiación derivada del uso del móvil en el sistema nervioso central, a corto y largo plazo, incluyendo la relación con el riesgo de padecer ciertos tumores. Por ello, la OMS no se puede posicionar ni dar recomendaciones específicas sobre límites de uso. Sin embargo, hay muchos estudios en los que se evalúa el impacto del móvil sobre la capacidad de atención y concentración, el estado de ánimo, el sueño y el rendimiento escolar y laboral, entre otras variables, y sí parece que puede tener efectos negativos sobre estas características estudiadas.
La luz azul de las pantallas puede producir desde insomnio hasta un efecto nocivo sobre las células de la retina y del cristalino. Según el modelo 3D, para proteger la retina, aparecería un tercer párpado interno que actuaría como filtro. Además, se está viendo un aumento de miopía en la población infantil debido al uso de pantallas por lo que es muy importante recordar, como la Asociación Americana de Pediatría recomienda, evitar el uso de los mismos en menores de 2 años. En esta franja de edad se aconseja que no se usen nada las pantallas.
Con el paso del tiempo y los años, según el modelo Mindy, en caso de mantener la tendencia actual respecto al uso de la tecnología, el cerebro humano podría sufrir una disminución de tamaño.

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No obstante, frente a esta desalentadora proyección y las consecuencias del uso excesivo de la tecnología que ya vemos en la actualidad, además de aprender a limitar su empleo, disponemos de una eficaz y valiosa herramienta: el Shiatsu.
Shiatsu es una terapia manual de origen japonés que tiene como objetivo mantener y mejorar la salud, enfocándose en la prevención ya que ayuda a equilibrar el cuerpo de forma integral, mejorando además la postura y flexibilidad de los músculos y las articulaciones. Actúa sobre el cuerpo, la mente y las emociones.

Como terapeutas podemos y debemos enseñar a los pacientes pautas sencillas que los mantendrán con buena salud:

  1. Una correcta higiene postural en bipedestación y sedestación.
  2. Ejercicios de estiramientos y de liberación muscular.
  3. Autoshiatsu y autoconocimiento sobre su cuerpo.
  4. Promoción de la actividad física.
  5. En el caso de largas jornadas laborales, recomendar la realización de pequeñas pausas para estirar el cuerpo y enseñar ejercicios cortos que pueden hacer en esos descansos.

Es esencial promover un estilo de vida saludable, en contacto con la naturaleza, a través de una alimentación equilibrada sin excesos, ejercicio físico y descansos adecuados, para poder mantener el cuerpo, la mente y las emociones sanas. Sin embargo, dado que hoy en día, es muy difícil vivir aislados de la tecnología y es, muchas veces, parte del trabajo y de nuestra vida personal y social, es clave limitar las horas de su uso y en caso de no poder, recordar la importancia de la higiene postural. Asimismo, es nuestra responsabilidad ser ejemplos para los niños, enseñarles a hacer un uso responsable de los dispositivos tecnológicos y educarles en la salud y en la prevención. El Shiatsu es una terapia ideal para el mantenimiento de la salud física y emocional, conocer y entender la salud desde otra perspectiva, sin efectos secundarios y para todas las edades. En caso de padecer diferentes dolencias, patologías, y alteraciones del estado del ánimo, puede ayudar a aliviar los síntomas y tratarlos.

 

Jyuku Shiatsupractor Onoda Shigeru

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2023年3月10日
by 小野田
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スペイングラナダ アントニオ先生 追悼指圧大会 レポート

グラナダのアントニオ先生が、2020年12月23日に交通事故で、お亡くなりになりあっという間に2年の歳月が過ぎました。武漢ウイリスの影響のために、追悼の集会が、延び延びになっていました。イタリアのポリドリ先生が癌でお亡くなりになり、その次にベテランのグラナダのアントニオ先生とダブルで不幸が続きました。この真実もヨーロッパの指圧の歴史の1ページとして、残さなければなりません。第3者を健康にするために全力を注ぐゆえに、自分自身の気を消耗させて早死にする同志がいることも確かです。気の入れすぎも確かに問題です。

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アルハンブラ宮殿で超有名なアンダルシア州のグラナダにアントニオ先生が指圧学校を立ち上げて、今年で15年目になりますが、13期の卒業生を見送らずにあの世に旅立ってしまいました。オートバイによる追突事故ですが、誠にあっけないの言葉が、あてはまる一瞬の事故でした。 この度ハエンというアンダルシアの小都市で、メモリー追悼指圧大会が、身内での小さなイベントでしたが、2023年3月6日に、開催されました。 スペインの南に位置するアンダルシアは、マラガのマテオ先生、ハエンのマヌエル先生、ヴアレリー先生と着々と日本の指圧が、根付いています。 アントニオ先生亡き後、彼の弟子たちが、時間をかけてコツコツと指圧の普及に励んでいます。ヨーロッパの指圧普及は、着実に同志により受け継がれています。 15年に及ぶスペイングラナダの指圧の歴史を閉じることなく、着実に継続させています。浪越徳治郎先生の日本の指圧を世界の指圧にとの念願が、つぼみから、時を経て花開きつつあります。

塾指圧プラクター 塾長  小野田茂

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2023年3月9日
by 小野田
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未来の私たちの身体

我々人類の未来の身体は、どのようになっているでしょうか。 近年、電子機器の使用は我々の日々の手段として当たり前のものとなっています。 米国のある電気通信会社は Mindyという名前の3Dモデルを開発しました。 この Mindyという3Dモデルは人類が携帯電話、パソコン、その他あらゆるテクノロジーデバイスの現状の使用傾向を継続していった場合に起こりうる人体の解剖学的変化を投影したものです。

しかし我々がテクノロジーの恩恵にあずかる習慣を続けた場合、本当に、このモデルが示すような変化を遂げるかどうか、そしてまた科学的に言ってどれほど正確にその変化を投影しているかは分かりません。 しかしながら、現在はっきりとしていることは、携帯電話やその他のデバイスの過度の使用による 姿勢の悪さ、そして不健康な習慣から来る身体の痛みや不調を抱える人が増えているということは確かなようです。

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例えば、首凝りや肩凝り(首や肩の張り、及び緊張)の増加は、一番顕著な例と言えそうです。 平均値として私たちの頭の重さは約5kgほどあります。 携帯電話を使用するために頭を肩の前方に傾ける角度は、通常45度から60度が一般的ですが、その角度によって、頭の重さは20kgにまで達します。

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もっとイメージしやすい例に例えると、4歳の子供を毎日数時間もの間、肩に背負っている(おんぶ)と同じ状態であると言えます。 その結果、首周辺に付着している筋肉の拘縮及び負荷が上昇して、頭痛、首の痛み、めまい、耳鳴りなど様々な症状を起こします。 また、解剖学的レベルでも、姿勢の悪さ、脊椎圧迫、椎間板ヘルニアなどの症状を誘発させます。そしてそのストレスが蓄積して症状を悪化させ終いには、お医者さんが、色々な病名を付けて、多種の薬の服用を義務付けられます。 それでは、具体的なからだの変化を観てみましょう。 この姿勢を続けることにより肩の内旋、および前傾が起こり、その結果背骨の後湾(猫背)を引き起こします。

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そして脊柱が異常な湾曲によるストレスを受けることにより特定の筋肉群の弱体化、胸部圧迫、および、すべての関連内部構造の変容さえも、伴います。 携帯電話を手で持つというごく自然な行為は肘を90度に曲げた状態を維持することであり、それはパソコンのキーボードを使う時と同じですが、 パソコンの場合と比べると、前腕や手首が何らかの物体に支えられていない点が異なります。

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3Dのモデルによると、携帯電話を無制限に使用するなどの状態が長く続けば、尺骨神経痛を引き起こしたり、酷い場合には肘後部の神経圧迫によって一部の手指が曲がったままの状態になる可能性も考えられます。

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各国のリサーチ会社の統計によると、我々は携帯電話を使用して、少なくても1日に50回から100回ほどの検索を繰り返しているとの報告があります。 携帯電話というのは、低電力無線周波数送信機であり、その普遍化と広範囲にわたる利用のおかげで、その便利さを我々は、最大限に感謝する一方で、我々の健康に及ぼす、さまざまな影響に対する研究も多数発表されています。 携帯電話の使用が短期、長期において中枢神経系に放射線を与える影響により、腫瘍(悪性癌)を形成する危険性を論文などで発表する医療関係者が各国にいます。 しかしながら現時点では、確実な関連を決定づける研究結果は得られていません。 世界保健機構からは携帯電話の使用制限について明確な規定を設けたり推奨することは今現在まで公式に発令されていません。 しかしながら、注意力、集中力、気分、睡眠、学校や仕事での成果、その他、さまざまな分野に対する携帯電話の影響を調べた研究は多数あり、実際にこれらの分野にマイナス(ネガティヴ)の影響を与えるであろうという大方の研究結果は出ています。 これらの機器の画面から発せられるブルーライトは、不眠を筆頭に、網膜、および水晶体細胞への悪影響により、様々な障害をもたらします。 その上、これらの画面の使用による子供の近視が現実に増えています。

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人間の身体の仕組みとして、昼間は、自律神経の交感神経が優位になり活発になります。その反対に夜間になると体を休ませてエネルギーを蓄えるために副交感優位になります。 所が、夜になってもデジタル機器を使い、ブルーライトを浴び続けてしまうと、脳が睡眠モードになりにくくなり、睡眠のサイクルが乱れてしまいます。

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その結果、自律神経の乱れにつながることから、体温や心拍、血圧、血糖値、ホルモンなどの生理機能にも影響が出て、糖尿病や高血圧、心筋梗塞などの生活習慣病のリスクが高まるとの研究論文が専門家から多数発表されています。 この現実を踏まえれば、米小児科学会が推奨しているように、2歳までの子供にはこれらの機器(携帯電話、パソコン)の使用を避けるようにすることが非常に重要であるはずです。 極端なことを言えば、この年齢層の子供には、画面というものを一切使用させないことを薦める研究者の意見が多数あるという真実もあります。 モデルMindyによると、テクノロジーの利用に関して現在の傾向が長期間続けば、時と共に人間の脳は縮小の危機にさらされるだろうともいいきっています。 とはいえ、ここまで見て来たこの恐ろしい未来予想やテクノロジーの過度の利用からくる結末に対し、その利用制限を学ぶ以外に、とても有効で価値の高い手段があります。それは日本の伝統手技療法 指圧です。

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指圧とは、日本由来の手技で、健康の維持、増進を目的として、 身体全体のバランス調整に寄与し、さらに、姿勢を正し、筋肉や関節の柔軟性を増すなど、まさに第3の医学、予防医学そのものです。 心と体が(心身一如)バランスの良い状態を私たちは健康体といいます。心が病むと反射として、肉体のどこかに痛みや不快感として警告を発します。 また肉体的に無理(重度な負荷)、すなわちストレスがかかると心もやはり病みます。 この心身一如を常にバランスよい状態にコントロールするのが、指圧の役目です。 そして治療は、もちろんのこと、施術者は患者さんに対して、健康維持に役立つ簡単な生活習慣やメンタリティーを付けるための指導をします。この指導は、指圧療法の一番大事な仕事といえます。

例えば、

1,直立と座位における正しい姿勢。

2,ストレッチと筋肉リリース。

3,自己指圧や自己の身体についての認識。

4,身体運動の促進。

5,長時間に及ぶ仕事の場合にストレッチ休憩を設けることや、そのような休憩時間にできる軽い運動の推奨。

このようなことを日常生活の習慣とさせます。

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身体、精神、感情すべての健康を保つために、例えば、自然と触れ合うこと、バランスのとれた食事、食べすぎを避けることなども付け加えておきます。 運動、十分な休憩など、健康的な生活習慣を指導、促進することが不可欠です。 しかしながら、現代においてテクノロジーを利用せずに生きることは困難であることは、誰もがうなずきます。 そもそもそのことが仕事(生活)の一部であり、また個人的、社会的生活の一部になってしまったという真実が現実にあります。 この現実に直面して最も基本中の基本は、その使用時間を制限することであり、それができない場合は、常に姿勢を正すことの重要性を思い出すことかもしれません。 そして今を生きる我々の責任は子供たちの良い手本となり、体にストレスすなわち負担を残さないテクノロジーの利用や、健康と予防医学についての正しい知識を身に着けて未来の後進を正しく導くことを実践することかもしれません。 指圧は身体と感情両面の健康維持において理想的な手技であり、健康という概念をグローバルな視点からとらえ、学べるものであります。

また指圧には副作用がなく、すべての年齢の人に施すことができ、様々な病気、痛み、気分(精神)障害などに対し、症状を緩和する治療ができます。

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すなわち健康維持のために必要不可欠な自然治癒力を高める療法が、指圧です。

塾SHIATSUPRACTOR  本部道場

塾長 小野田茂

2023年2月25日
by 小野田
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シンプルイズベスト

お袋が逝ったのが、8月の27日だから、約半年が過ぎました。光陰矢の如しで、時がたつのが速いこと早いこと。その間に、スペインでの年金が、フルではなく半分働いているという事にして、月々雀の涙程度のお金を受給して、半分年金者の待遇でひっそり仕事をしています。ひっそりといっても、この商売、年を取ればとるほどに、後光が増すのか、結構の数の患者さんを消化しています。徳治郎先生は、晩年、腹部の治療を中心に施術していましたが、患者さんにとっては、徳治郎先生は、神ですので、触診していただけるだけで、大満足なのでした。暖かく,マシュマロのような指先は、まさに奇跡のゴッドハンドでした。

話は、自分の晩年に戻ります。この頃は、癌の手術の後の予後の経過をいい方向に向かわすために指圧を予防医学の一環として取り入れている患者さんが,ブームを仕掛けたわけではないのですが、結構な数で来院しています。

癌は相も変わらず、西洋医学の本場のヨーロッパで、どんどん増えているんだから、藁をもすがるの方程式よろしく、神頼みの実態を物語ってか、なんか、中国人か、韓国人かの判別もつかない、そんなのどうでもいいの人種が、ヨガや神秘な手かざしの指圧とかいった奇跡の手を持った、やばそうな東洋人に電話を掛けるのでした。

そりゃー、悪いとこ切って、張り合わせて、あとは、検査、検査で、患者の顔も見ないお医者さんという特権意識の塊の輩が、右往左往してるんだから、マーこれもしょうがないことなのでした。私の持論である、2割の超優秀な医者が、最先端の花形ドクターを演じて、あとの8割は、触診と勘を信じて、昔のコツコツ医を実践する、こんな感じの医療システムをつくればと思っているのですが、薬剤、最先端の器具を絡めた、商売が、入り込んでくるのが常識で、ウクライナの賄賂や汚い駆け引き同様、医学の世界は、濁りの世界なのです。偉そうぶっても、どこの世界でも上の奴ほど、金に転ぶ輩ばっかりですので、この辺は、確かに腐りきった世界が見え隠れしているのでした。

こんな時は、動物だったら何をしますか。じっと待つ、体の陰陽のバランスをとるわけです。ただただ、食わないで寝っ転がって、回復力を信じてじっと待つわけです。その程度の処置で、人間だっていいわけです。でも西洋医学は、商売として成り立たないので、やらない訳です。

ヨーロッパの人間は、結構その辺の限界をよく知っているから、バチカンのローマ法王あたりと手を組んで奇跡を信じさせているわけです。私などは、はっきり言ってこの商売スピリッツ系の仕事だと思っているので、患者に希望を持たせることをモットウに患者さんと向き合っています。偉そうぶっても人間の体の半分以上は、未知の世界なのです。病気は気の病、手当ては、手を当てる治療を意味するのです。

昔流行った、シンプルイズライフが、爺さんには、住みにくくなった、今の世の中の救世主になるような気がします。もう怒らないことです。どんなにコカ・コーラが毒飲料といっても、世の中コカコーラをドンドン売ってるじゃないですか。電磁波が体に悪いといっても規制なんかないじゃないですか。世の中、金がすべて時代になってしまったのです。成田さんがいくら正論はたいても、爺さんがはびこる日本は変わらないのです。

追記

ウクライナは昔ソ連連邦の一員です。ソ連の汚職、わいろを考えれば、ウクライナのそれも想像できますよね。

 

2023年2月13日
by 小野田
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思案橋ブルース。

時がたつのは、早いものでもう2月の半ばに入ろうとしています。なぜか日本は休日が多く、エンジョイ感が充満している感がします。武漢ウイルスも3年目にして薬局、医療機関、以外はマスクなしでokということで、スペイン人は、マスクを取り、居酒屋で談笑して、もう何もなかったような時間の過ごし方をしています。

これでいいんだとは思いますが、私のクリニックはもちろん、いまだに患者さんは、マスクの義務化をしています。習慣というか、今までうちのスタッフが奇跡的に罹患率ゼロを続けていますので、それに越したことがないという単純な理由もあるみたいです。ただ、常連のベテランの医者たちが、当クリニックには、随分と来ていますので、ぼそぼそと独り言をしゃべる、彼らの一言に常に耳を傾けています。イギリスが、EUから抜けた関係で、スペイン人の医者や看護婦が、戻ってきているんだろうけど、医者不足は、相変わらずみたいです。最もドバイやアラブに,出稼ぎに行く、医療関係者も多いみたいで、プラマイゼロなのかもしれません。

彼らが言うには、武漢ウイリスの後遺症で悩む患者が仰山いるという事をよく口に出します。この手の患者さんは、薬なんかでもちろん治るわけもなく、ますます西洋医学不信に陥るのでした。不眠症を筆頭に脱毛症、そして案外知られていないけど、案外多い症状は、今まで普通に食べることが出来た食べ物が、急に食べられなくなったという実例が、山ほどあるみたいです。

急にアレルギーになったという、からだの反応の変化が表す人が沢山いるみたいです。うちの娘は、不用心にも感染して、感染後に大豆アレルギィ―になりました。納豆、豆腐、この類でたんぱく質を体の栄養源としてと選りこんでいたのが、一切ダメになりました。こんな患者さんを食物は、違いますが、何人か、知っています。確かにうちのクリニックにも、疲れやすい、または、胃腸障害に陥ったという、俗に言われる半健康症候群の人は、仰山います。なんとなくの症状は、確かに西洋医学では、お手上げです。

またスペインには、誤解しているご老人が一杯います。マスクをとってもいいと厚生省が音頭を取っても、お年寄りのリスクは、あまり変わりません。お年寄りは、免疫力が若者よりもちろん少なく、武漢ウイリスの罹患中、回復力が、著しく弱いことは確かです。もういいですよは、若者に対していっているわけで、ご老人の重症になりやすい割合は、常に高いという事実です。体の免疫力の弱体で、ウイリスが、要因をもたらし、肺系、循環器系をやられて死亡するという確率が高くなっています。

この辺が解っていないご老人が沢山いて、厚生省の期待に沿ってお亡くなりになっています。各国の厚生省は、ご老人が少なくなれば、医療費ねん出負担が自動的に減ります。この辺をあえて言わないで、経済を優先するとか正論を言いつつ、実は、ご老人を、姥捨て山政策をしているわけです。敬老の日を定めながら、実は、ご老人をないがしろにするわけです。

なんといっても爺婆が、一番金を持っているのだから、ご老人がお亡くなりになれば、自動的にお金がタンス貯金から外に吐き出されます。循環が良くなるのだから、この期にどんどん感染して、まだまだお若いのにとか、世の損失は計り知れないとか、思ってもいないことを一瞬言ってみたりして世の中が回っているわけです。自然淘汰の法則なのでした。そんな訳もあって、今でも帰宅をすると嗽をしたり、手洗いを手がカサカサになりつつも実践しているわけです。

2023年この辺から落ち着くのでしょうが、やっとのことで耐え抜いたこの倒れがけた柱を、どうもとにもどすか、いまだに思案橋ブルースなのでした。

2023年1月25日
by 小野田
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癌になる条件

新春早々癌にならないためのちょっとした私訓の御披露目で2023年の幕開けとします。

予防医学の実践

癌になる条件

二十年前まで、四人に一人が,癌になる確率と厚生省が、発表していました。所がつい最近になり二人に一人の割合で癌になると、ごくごく普通に警告を流しています。

普通の世の中であれば、この確率はなんだ、何だと国民が騒ぐであろう出来事なのですが、国民は、そうなんだ!、あり得るねーとうなずいてしまうのでした。

このこと事態、冷静に考えれば医学の完全なる敗北であり、彼らは、頭を垂れなければなりません。しかし誰もが、このストレス社会、癌になること自体で驚いてはいられない世の中になったことを、なんとなく心の中で肯定しているのでした。

西洋医学が、新しい新薬を開発しても、何千万円の高価な機械を病院が取り入れても、どんどん癌は増える傾向にあるのでした。

こんな時、我に返りどんなにテクノロジィーが進歩しても、どんなに便利な世の中になっても、人間の身体は、コンピューターやスマートフォンのように進歩していないんじゃないかとふと気づくのでした。

昔に比べると確かに平均寿命は、延びましたが、飛躍的に寿命が、100年、200年延びたわけではありません。

80,90年生きればマー寿命を全うしたんじゃないかと妙に納得顔になったりして、最後は、肺を筆頭とした、循環機能を患い、はいさようならなのでした。納得の人生といってもこの程度が限度です。

それならば、癌といわれる厄介者を筆頭に、人間の身体は、まだまだ原始的本能の働きが大部分を占めるんだとふと気が付けば、ちょっとした悪習慣を引き占めて、生きるための気のバランスを整え、平常心をもって、日常生活を生き抜けば、結構な割合で、厄介者を私たちの体から、排除できるんじゃないかと思った次第です。

 昔から言われている頭寒足熱や長息は長生きに通じるといった単純明快、第3の医学、すなわち予防医学の実践です。

たった一度の人生、人生を生き抜くたった一つの条件は健康です。

職業柄もちろん予防医学として週に一度の指圧を、お勧めするのは、もちろんのことですが、治療を手当てというように、また病気は気の病といわれるように昔から言われ続けてきた健康実践哲学が、東洋医学にはありますが、この項目を日々の習慣として実践すればいいんじゃないかと確信した次第です。

癌になる体の条件は、何でしょうか。

第一番目に低酸素があげられます。使い古しの常套句に長生きは,長息に通じるという熟語がありますがまさに元気のない人の、か細い息使いを想像してください。

健康体は、確かに臍下三寸の丹田からの腹式呼吸です。

第二番目に低体温があげられます。

免疫細胞が正常に働ける体温は36.5 そこから体温が1上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がり、逆に1下がると免疫力が30%下がるといわれています。

病気になったときに発熱するのは、体が体温を上昇させることで免疫細胞を活性化させ、病気と戦う力を上げようとしているからです。

昔から健康の身体イコール、頭寒足熱(上虚下実)といわれています。低酸素と低体温が体にとって免疫力を低下させることですので、腹式呼吸と体を冷やさないという極々、日常生活での基本の実践が健康体すなわち癌を発症させるリスクを低くすることにつながるわけです。

 

結論として低酸素、低体温になりがちな日常生活を見直し、改善すことが、癌に対する予防医学の基本になります。

癌になる確率を押さえるという意味は、体の精神と肉体のバランスをいつも正常に保つということです。それでは、箇条書きにして日常健康訓を書き連ねておきます。

 

1、  不安感やストレスを日常生活から排除する。

2,欲張りすぎの生き方を変える。

3,息抜きのすなわちリラックスの方法を見つける。

4,身体を冷やさない工夫

5,暴飲暴食をやめて体に優しい食事をする

6,有酸素運動を生活に取り入れる

7,笑いや感謝の気持ちを大事にする。

8,生きがいや一生の楽しみ、目標を見つける。

以上8項目を挙げてみました。

もちろん週一回の指圧は、勿論のことですが。

 

塾指圧プラクター 塾長 小野田茂

それでは、2023年の幕開けです。しぶとく生きるために日々一魂の健康法を実践しましょう。それでもお迎えが来たら、素直にあの世に逝けば良し。正念場の2023年、牛のよだれの如し、まだまだ死ねない。ジャンジャン。