2014年6月1日
by 小野田
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体力の落ち込みの自覚(晩秋の人生の生き方実践編)

久しぶりにソフトボール大会で汗を流しました。秋と夏の2回 有志が集まり、市営の球場を借りて熱戦をひろげます。90年代のバブル時には、16チームが集合して5月6月の週末に予選会を開き、終わった後の、ああでもないこうでもないの、おっさん達の馬鹿っぷりを懐かしく思い出します
 今では、たったの5チームの落ち目の三度笠的大会です。それも2チームがスペイン人のチームですので、お寒い限りの現状です。私はイチというチームのオーナーです。昨年長年このリーグをもり立てていた、仲の良かった地元チームが解散しましたので、地元では私のチームだけになりました。
 後は大使館チーム、三菱チームといった縦社会のチームですので,地元有志のチームは貴重な存在なのです。メンバーは、まったくの自由人で、ソフトの大会が年2回ほどありますので大体のメンバーとは年2回この大会で会うだけの人がほとんどです。ほとんどのメンバーの職業は大体は把握していますが、まったくお互いの干渉に興味がないので、ソフトを一日楽しんで、後はバイバイまた秋ねー。また春ねーが大半です。ソフトをやって、持ち寄りのお弁当を食べて、ビール飲んで、お互いの現状を忘れる一日、男の休日、こんなもんでしょ。まったくもってさびしいの一言です。外国に来てまで、群れるやつの気がしれないの人生なのです。 続きを読む →

2014年5月27日
by 小野田
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スペインの6月

救いの神は、サッカーかもしれません。一頃のスペインは、8強まではどうにかたどり着くのですが、それからは、ど、ど、ど、と崩れるのが定番でした。しかしここ数年、サッカーのカテゴリー(順位付け)において世界ランキングナンバー1は、ここ数年スペインなのです。不動の世界ナンバー1なのです。先日のチャンピオンシップもアトレとレアルの共にマドリッド、共にスペインのチームの戦いになりました。レアルマドリッドが4対1でチャンピオンになりましたが、どちらが勝ってもスペインのチームのチャンピオンが生まれる対戦でした。経済不況、失業者の急増などのニュースが目立つ中のスペインの快挙と言えます。クラブチームは、外人の活躍が目立ちますが、スペイン選抜も前回のワールドカップを制していますので、スペインのサッカーは大したものなのかもしれません。ヨーロッパにおいて、かつてはブラジル人を筆頭に南米の選手が目立つ存在でしたが、今では各有名クラブチームには必ずといってよいほどスペイン人が頑張っているのが実情です。 続きを読む →

2014年5月19日
by 小野田
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指圧のお蔭で

この頃というより、5月、6月は毎年どさ周りの季節で先週はグランカナリア、今週はマラガ、6月の週末はベルギーを筆頭にほとんどの週末が出張でマドリッドをあけます。セミナー出張で、ホテル(レストラン)、会場、飛行場この三角形をぐるぐる回って、ハイごきげんようさようなら、の連続で何も面白くないのですが、ここ20年の定番ですので何となく消化しています。
 先生は指圧でいろんなところに行かれて羨ましいな、とよく言われます。ええ、いろんなところに行って、いろんな経験をいただき、指圧様様ですハイチーズ。が定番の答えです。実際は、地方巡業の売れないまたは、過去にちょっと売れた芸人のようなものなんです。講習が終わると一目散にホテルに帰り、先生という仮面を取ってバスにお湯を入れて、貴重な津村順天堂のバスクリンの固形を一つぶっこんで、極楽、極楽と、どっぷり湯につかりたい実はこれが紛れもない心情です。 続きを読む →

2014年5月11日
by 小野田
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親父の仕事

娘がタンザニアから無事帰って来ました。娘は今サラマンカというマドリッドから200キロメートル程離れた学園都市の病院で小児科医として働いています。4年間ほどインターンとしてその病院で働くと晴れて一人前の医者として認められるようです。その娘が、タンザニアの病院で一か月ほど実習してくると家(うち)の嫁さんに告げたそうです。家(うち)の嫁さんは、冗談じゃないと私に喚き散らしました。アフリカの病院に一人で行くなんてまさに冗談でないのでした。私の方は、いい経験かも、なんて軽く思っているのですが、簡単に賛成もできないので一様、困ったねーと嫁さんに合づちを打つ作戦に出ました。ただ娘の性格を知っているだけに、言ったって無駄と解釈すればOKなのでした。
 やってみなければ何事も解りません、やってみてああでもないこうでもないと反省すればいいわけです。ただ失敗したときの覚悟だけは、しておく必要があります。失敗したらめちゃくちゃにたたかれます。再起不能にまで叩かれるかもしれません。ここが運のある奴と無い奴の分かれ目になります。 続きを読む →

これまでのOCS広告メモリー(ふるきを思いおこして) 2013年1月~12月

2014年5月9日 by スタッフI | 0 comments

 景気の回復が見られない中,大学授業料の値上げが発表され,学生のデモが目立った2013年.サンティアゴ・デ・コンポステーラでスピードの出し過ぎによりカーブを曲がりきれず電車が脱線,140人以上の重軽傷者を出す事故がありました.

2013年2月 Ken Yamamoto テクニック セミナー開催
2013年7月 madridにて浪越指圧のインストラクター更新セミナー開催
2013年11月 ドイツノのアンブルゴにて浪越指圧のデモンストレーションと講習 講師 小林秋朝氏
2013年12月 スイス キンタル指圧学校にて浪越指圧のデモンストレーションと講習 講師 小林秋朝氏

これまでのOCS広告メモリー(ふるきを思いおこして) 2012年1月~12月

2014年5月2日 by スタッフI | 0 comments

 まだ記憶が新しい2012年はロンドン五輪のあった年です.尖閣諸島の国有化,山中教授のノーベル賞受賞,東京スカイツリー開業ということがあり,年末には衆議院選挙があり,自民党が圧勝しました.
国際的には,先日来日したオバマ大統領の再選,「中東の春」でシリア内戦がりました. ハリケーン サンディがカリブと米国を通過,多くの死者を出すこととなりました.

 スペイン国内では,バスク,ガリシア,カタルーニャでの地方選挙がありました.特にカタルーニャでは,選挙運動中に州知事のArtur Mas氏が過半数を獲得した際にはカタルーニャの独立を進めていく発表し,注目を浴びました. Madrid Arenaで行われたハロウィーンのイベントで連絡通路に人が殺到,将棋倒し5人の死者をだす事故が起きました.

 スペイン王室のスキャンダル,トラブルが出だしたのもこの年. ボツワナで行われた象狩りに国王が参加していたことに多くの批判が集まりました.

 Borja市 (Zaragoza)では,教会のキリスト絵の修復がかなり違う形に修復されて大きな話題になったのも記憶に残っています.

2012年4月 マドリード日本人会 文化講演会 「事故指圧の効用について」
2012年4月 第16回国際指圧スペイン大会
2012年11月 指圧セミナー カンクーン IN メキシコ
2012年12月 指圧セミナー キエンタール IN スイス

2014年5月1日
by 小野田
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血の道症から迷い道、

血の道症なんて言うと、K1の格闘技を思い出させちゃう派手な呼称ですが、婦人病を総称してこんな言葉を使用します。脾経の経絡で足の内側を走行します。三陰交、陰陵泉、血海などのツボが有名です。日本人は漢字を読んで、そして見て、どんなツボなんだろうと想像しますが、こちらの人は全部のツボが番号で表示されていますので、想像して楽しむ勉強ができません。ただ番号を表示されても何のことやらで、その時点で私でしたら縁がないとこの世界から、さようならですが。
 その辺は、どこの世界でもオタクがいるもので、三里のさんは数字の3です。里は約4キロメートルだから12キロメートル歩く度に昔の人は、このツボにお灸をすえたのです。こんな諸説もあるツボです。だから健脚のツボとも言います。なんて青い目をしたお兄ちゃんが私に説明するところを皆さん想像してください。こんなかんじののオタクが私の周りにはうろうろしています。漫画(コミック)の世界はもっとエキセントリックなオタクがうじゅじゃのはずです。
この手のオタクはやはり日本と同じで、同じ同胞が群れます。一般のスペイン人とは、波長が合わないのは当たり前で、彼らは彼らの世界を持っています。ただ日本のオタクと根本的に違うところは、みんな明るいオタクなんです。引きこもり系のオタクじゃないんです。もっとも私も指圧オタクですから、オタクの気持ちが痛い程わかりますが、私のポリシーの第一番目が群れない。独立独歩が基本です。サッカーをみんなで居酒屋で見て一体感、これを一番やりたくないオタクなのです。
 さてさてオタク論は、さておいてスペイン人(西洋人)は、ツボ刺激に免疫がないので三里など比較的結果の現れやすいツボを刺激すると、効果てきめんの場合が往々にあります。三里の指圧でお腹からグル音がなんていうのは、しょっちゅうです。改めてツボの効果を感じるのですが、逆に言うと刺激に慣れていない分、ツボの効果を感じやすいのですから、素人がやっても効果がある場合があると言うことで、日本でかじっただけのお兄さんやおばさんが、結構日本人の顔を利用してヨーロッパで仕事をしているということも実際沢山ある訳です。日本人の手先の器用さは、西洋人の比ではないので日本人の素人がヨーロッパでは結構幅を利かしています。特に美容関係、日本ではもう、嫌というほど、雑誌情報の過多、また2,3日の講習と名打って高い金で詐欺まがいのフェイシャル関係の講習を半プロ相手にやってますから、それを仕込んでヨーロッパでこれまた詐欺まがいのことをやっている日本人、特におばさんが多いこと多いこと、やるんならおれんとこの学校のように日本でも通じるハイレベルの技術を教えるところを選んで勉強してからやれっていうの。
 スペインにもいますからねー。あれこの前まで旅行屋で事務していたのに、いつの間にかフェイシャルの先生になって教えてるなんていうのが。てめへの顔の化粧の仕方を、勉強し直してから教えなさいと言いたいですね。歌舞伎役者の化粧じゃないでしょ。白く塗りまくればいいってもんじゃないでしょ。なんで真っ白なんですか、外人の疑問の一番多いのが真っ白化粧はなぜ。資生堂さんが教えているわけでもないでしょうに。こんな奴らに限ってどっから仕入れたのか骨盤矯正をすると痩せるなどと整体まがいのことを取り入れて、顔面を強圧でいじめたりして、私たちの永遠のテーマである骨盤矯正をいとも簡単にできるような詐欺言葉を宣伝にしてやっています。プロが謙虚に患者に接している中、やり放大が実態です。またまたテーマが飛んじゃったぞー。今からラスパルマスに講習に出発ですので軌道修整は来週と言うことで。日本はゴールデンウイーク。スペインも労働者の日で休日です。明日はマドリッドだけの休日です。何しろ今週は、スペインはお休みです。お休みの日に安倍さんがきます。どうでもいい国は、休みに来ます。何のために安倍さんはスペインに来るのだろう。

2014年4月27日
by 小野田
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ヤバイ世の中の生き方 その2

アレルギーは紛れもなく私たち自身の体からヤバイよという警告なのです。20年も前から水道水は危ないと言ってアメリカから高い浄水器を取り寄せて水道の蛇口に取り付け使用している医学部の教授は私の長年の患者さんです。また子供のころ、テレビを近くで見ていると、離れてみなさいと母に言われた記憶はありませんか。それが一日中、大半の勤め人はコンピューターとにらめっこです。
 冬は暖房、夏は冷房、窓の開かないオフイス、いくら空調が良くても足腰は冷えます。肩は凝る。目は疲れていつも充血、目薬をいつも常用、果ては生理が途絶え、男は30半ばでインポ予備軍ETC.
 大都会は、半健康症候群のオンパレードです。特にスペイン人は健康に関する情報(テレビの健康番組、健康雑誌)が日本人のようにありませんので無知状態で生活環境が変わった分、体が応じられない状態で、体の肉体的痛みが果ては精神的ストレスを生じさせて、うつ病患者や不眠症を訴える人が精神科に来院するといったケースが倍増しています。そして子供達は、テレビゲーム、スマートホンに夢中になり成長期の大事な時に悪い姿勢でのこれまたPC,スマートホンの使用により、肩凝り,視覚障害、頚部痛、腰痛、側弯症、果ては、引きこもり症、親への暴力、犯罪(万引き、衝動殺人)ETC。
 子供たちの未来を考えると便利になっ分、その代償は計り知れないものがあることは、世の教育者が散々警告を促しています。マスコミもスポンサーがそのての会社が大部分ですので,三猿を決め込んでいますよね。特にスマートホンの普及がどれだけ私たちの健康に危害を及ぼしているのか、見識者はご理解ずみのはずですが、弱腰のおっさんが多い世の中です。 続きを読む →

2014年4月27日
by 小野田
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ヤバイ世の中の生き方 その1

スペインでの生活を夢見て小石川の伝通院あたりを根城にして悶々としていたころ、スペインの紀行文を探しては、読み漁っていた時代に決まって出てくる文章は、太陽をさんざんと浴びて育ったトマトはおいしいのなんの、もう称賛,称賛で山本益博の世界。また割ると黄身がプリンプリンの卵、もうマンナンこんにゃくゼリーの世界。超フレッシュなナチュラル食品の宝庫、うー感動。日本では、すでに忘れられた世界をスペインで味わいましょう。こんな感じのキャッチフレーズがいたるところにありました。もちろんEUに加入する前のピレネーを超えるとまさにアフリカの時代のスペインのお話です。
それでは、ヨーロッパの一国スペインの今現在の食材状況はいかがなものでしょうか。例のトマト、味も臭いもなく、その上、色が妙に人工的でまるでアル中の浮腫み貌。卵、紛れもなく養鶏場のそれ,割るとドワーッと器に落ちてコレステロールの塊だぞーと威張っている感じ。卵で育った私たちの年代には大変寂しいことです。マー何十年も変わらぬ値段の代表食品の卵です。先進国はどこも裏事情は同じかも知れません。 続きを読む →