これまでのOCS広告メモリー(ふるきを思いおこして) 2007年1月~12月

2014年3月29日 by スタッフI | 0 comments

2007年はスペイン国内そして海外と精力的に活動した年でした.

2007年 3月 日本指圧協会事務所へ海外の指圧の現状を説明するため訪問
2007年 6月 バルセロナのISMETで指圧と操体のセミナー
2007年 6月 日西指圧学院グラナダ校開校
2007年 6月 ベネツィア・インターナショナル指圧セミナー
2007年 9月 フランスで指圧セミナー開催
2007年11月 ローマにてインターナショナル指圧セミナー開催
2007年11月 グアテマラにて第1回指圧師育成プロモーションスタート
2007年12月 ブルガリアで指圧セミナー開催

2014年3月23日
by 小野田
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指圧のイメージ

日本の指圧の先生から、按摩、マッサージ、指圧の免許持ちが、日本では優遇されずに、派遣会社がマッサージなどの講習を企画して人材を育てて会社に派遣して商売をしているという不満が寄せられました。日本に限らず、アジアの国などは、国のコントロール、医療と慰安の境界のあいまい差をあえて問わずに、行なわれているのが現在の状況です。タイのバンコックなどは道路際のいたるところにマッサージ屋さんが立ち並び、下は売春、上は5つ星ホテルの超高級spaのマッサージと、まあーあるはあるはの銀世界です。
 私などは、旅人、そして一見さんのお客です。当たり外れはその日の運、体験上片っ端から一日4,5件、はしごをしましたが、料金とは比例せず超安の料金で完璧な治療をしてくれた先生も何人かいらっしゃいました。そんな先生方の治療所の名刺を頂き今度来たときは、この先生の治療所に直行しようと思ったものでした。 続きを読む →

2014年3月16日
by 小野田
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もう頑張らない

当学院も治療院開設12年後の出発ですので何やかやで18年の歴史が過ぎようとしています。日本での治療経験(日本指圧専門学校卒業の2年後にスペインに移住)が未熟のままスペインに来ましたので先輩が10年間患者さんを圧しまくって20000時間患者さんに触したらまあまあ一人前じゃ無い、と軽く言われましたので、ひと月120人の計算で12か月で1440人10年で14400人まあ12年ぐらいかかるかなーと思っていましたが、5年目で2人のまー、お金のかかる子供が続けて2人誕生しましたので、ひと月120人一日平均5人の患者さんでは、ヤバい状態になり、目の色変えて患者さんとの挌闘が始まり昼休みなし10人レンチャン患者さん治療の新記録を何日も更新したのを覚えています。 続きを読む →

2014年3月9日
by 小野田
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指圧の根底

2000年の夏、私のスタッフの一人であったJAUN DE DIOS 先生が、夏休みを利用して家族サービスをしたいと言うことで、彼にMALAGA(マラガ)のCOSTA DEL SOL(コスタデルソル太陽の海岸)にある、おんぼろアパートを貸してあげました。
 金曜日の夕方までうちの治療所で患者さんを取り、早々に帰宅して夜の12時に出発してマドリッドからマラガの550kmの走行距離を約5時間で完走、これがJUAN一家の計画でした。彼は、夏は、臨時の森林消防員、土曜、日曜は、柔術の先生、普段は、私の治療院で指圧師として働き、リーダーとしての頭も十分で私の右腕的存在でした。
 今まで何年も夏休みも取らずに精力的に働いている彼に俺と同じことをやっていたら、離婚だよと脅しをかけました。JUANの嫁さんは、スペイン人だよと散々諭して取らせた夏休みでした。(ちなみに旦那がスペイン人、嫁さんが日本人の場合は、結構持ってる(我慢している)みたいですが、旦那が日本人、嫁さんがスペイン人のケースは、離婚が圧倒的に多いみたいです。スペイン人の嫁さんを週末ほっといたら、こりゃやばいですよ、何しろ我儘の女の子がはびこっていますから。うちの息子はスペイン人の恋人と長年付き合っていますが、奴隷ですね。)
 日曜日の遅い朝食を終わらせ到着CALLがないなーと思っていると昼の12時ごろ、うちの学生でマラガの病院で働いている看護婦のマリアから連絡が入りました。なんだなんだの悪い予感、ヘリコプターでマラガから50km離れた海岸からJUAN が搬送されたとの連絡が入りました。今集中治療室にいる生死は5分5分と言うことでした。何が何だか解らずに、列車の時刻表とにらめっこしてとりあえずマラガまでスタッフと吹っ飛んで行ったのでした。 続きを読む →

2014年3月3日
by 小野田
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これは功績かも

つい最近、イタリアに長く住んでいるパレスチナを母国とする指圧の先生が、パレスチナに帰り指圧を教えたいので、浪越指圧のインストラクターの資格を取りたいとのメールが入り、さっそく月に一回イタリアのローマから週末の特別レッスンのために当学校に来ることになりました。3回目のレッスンになりますが、真剣そのもので、もともと指圧の基礎がありますのであと何回か来ればOKかなーと感じでいます。
 指圧の普及ということで、私も親身になり教えるわけです。休日も割いて教えるわけです。幸いこの先生は、お金に困っているわけでもなく、性格も素直ですので、パレスチナでも何年後の未来には指圧の大輪の花が咲くのでしょうが、咲かない場合もありますのでこの辺は教える側も若干複雑な心境です。つい先日も、ルーマニアの空手の先生からのメールには、指圧を私の道場で教えたいので、どうしたらいいのかとの問い合わせがきました。ここ何年か、インターネットやfacebookのお蔭で当学院も南米を中心に関心の的になり、手技療法のオタクさんからその手のメールがどんどん来るようになりました。
ありがたいことなんです。しかししかし、、、、、この辺を日本人的感覚で、よしゃ日本の文化の普及だ。損得を抜きにして頑張ろうと考えて精魂をまき散らしたのが15年前でした。外国では子弟の関係が成り立たないと納得したのもこの辺からでした。期待をして教えて、えらい目にあったのもこのころでした。損得抜きで、なんて思って教えたら後でがっかりします。金を貸す時のように貸したら金が戻ってくることなど考えるなこの精神を培ったのもこのころです。 続きを読む →

2014年2月21日
by 小野田
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懐かしのスペイン

スペインに住んでる日本人は、長い人で50年位の在住がせいぜいです。南米のような移民の歴史はありません。農家に生まれた次男、三男坊、ゆくゆくは出てゆかなければなりません。それでは日本には仕事もないし一発、海外雄飛で一旗揚げようという若者が夢を求めて船に乗って南米にはせ参じたわけです。こんなイメージが移民ですよね。
 悲惨もあり、大成功もあり、また第二次世界大戦後の移民者は、すっからかんになり、一から再出発といった日本移民の歴史があったりして波乱に富んでいます。要は金がないから金を得るために外国に出かけたわけです。
 しかし大方のスペイン在住の日本人は、金がないから金を得るためにスペインに来た人はほとんどいないはずです。学生運動が盛んで大学も閉鎖され、暇を持て余すその頃の大学生、何でも見て野郎的な海外貧乏旅行を推薦する本がたくさん出版されました。北欧でバイトしてそろそろ季節的に寒くなったので、温かさと安いワインがある貧乏国、スペイン、ポルトガルにでも行ってのんびりしようとフランコ政権末期のスペインにやってきた輩もたくさんいるはずです。 続きを読む →

2014年2月14日
by 小野田
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美人は得ですか。

この質問は実に野暮です。はっきり言って美人に生まれた方が得です。ぶすに生まれて誰が喜びますか。ただ美人でも性格ブスはいけません。中途はんぱな顔で勘違いの女の子は、性格が悪いのが多いのです。ただブスでなおかつ性格が悪いのは、もう救いようがありません。ブスはブスなりに性格が良いのであれば、救われますが、結構ヤバイのがのしのし、しています。
 逆に裕福な家庭に生まれて、実に自然に育った子供は、顔が少々いびつでも、ゆったりとおおらかに育っているので、おしゃべりしても実にこちらもハッピーになるのです。いびつな顔がそんな家庭に育つとそれはそれは魅力的な顔を作り出すのです。世の中こんな感じだろうと何の疑いの無い世界で育つと実に、良い顔をつくります。もちろん美人とよい顔は違います。しかし生まれた環境の良しあしは顔の魅力を作ることも確かなようです。良い顔とは、話をしてあとあと実にスガスがシイ感じを与える人です。嫌味がまったくない人とも言えます。 続きを読む →

2014年2月8日
by 小野田
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スマホ症候群は非常にヤバイの巻

指圧の大会で、今回のテーマを探していたら、韓国のニュースでスマホの使い過ぎで、頚椎ヘルニアの患者が急増しているというニュースをネットで見ました、不況スペインと誰もがイメージする今日この頃ですが、スマートホンの普及率は、ヨーロッパ一番の国がここスペインなのです。

好きですねー、スペイン人はこの手のものが。電車のなか、街を歩いても、日本と全く変わりません。大人は自分たちの自由時間捻出のために子供にバンバンPCや携帯電話を使わさせてますね。本当に実態はめちゃくちゃですよ。こんなこと、あんなことでこのテーマが決まりました。

テーマ決定と言う事で、スマートホンという怪物が私たちの体にどう悪影響をもたらすか、と言うことを調べ始めました。調べてみると初めから悪影響ばかりなんです。体にいいわけがないんです。便利になったということと体に良いと言う事は全く別物なんです。 続きを読む →

2014年2月2日
by 小野田
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仁義なき戦い(スペイン編)

よく観察するとスペインのだいたいのお店は、3か月で新しい店員に変わっています。初めは、誰もがあの店員は、続かなかったと思います。我慢が足りなかったんだと思います。ところがどっこい、三か月後の見習い期間が終わり、もう三か月は見習いの再契約で済むのですが、二回目以降の再契約は永久契約になります。この永久契約がヤバイとオーナーは、考えて切っちゃうのです。また新しい人を採用して三か月後に切っちゃう作戦を実行するのです。この永久契約というのが曲者で保険や給料を払うと人件費はバカになりません。その上、労働者を優遇する法律がバンバンあり永久契約なんてしたら、労働者の権利が社会党の政権時代にどんどん国会で通過しましたので非常に経営者にとってはヤバイのです。ちなみにスペインの現在の失業率27パーセントは、このバンバン何でもOKの社会党政権時代のつけと言っても過言ではありません。

 国家公務員は、地方公務員は確かに難関です。何百倍の倍率も嘘ではありません。しかし採用されたら、入ってしまったら極楽ですね。何々休みあり、有給休暇は目いっぱい使い、その上、時間的余裕がありますので夕方から他の仕事でアルバイトという公務員が今でもかなりいますね。この甘い待遇に慣れた人々が急に不況だから待遇を変えますと言ったら、これはもめますよね。これが今のスペインなんです。労働者を甘やかしたツケが今のスペインの惨状なのです。 続きを読む →

2014年1月30日
by 小野田
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群れ人の必需品

スペイン人のカップルがレストランで飯を食べています。ただ淡々と飯を食べています。食べ終わると早速二人は待ってましたと言わんばかりに携帯電話を取り出し操作し始めました。スマートホンの操作が一段落つくとボーイさんにお勘定を頼みカードで済ませて二人は席を立ちました。全てモクモクとです。是って普通ですか。少なくてもおしゃべり好きのスペイン人はまってましたと終わりのない永遠と続く会話を楽しむのが一昔前のことでしたが。 続きを読む →