2014年1月25日
by 小野田
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外国で働く条件

楽天の田中選手がNYヤンキースに行くらしい。すごい金が動いて負荷がついて、金魚の糞みたいに周りにいる輩も、とらぬ狸の皮算用で、みんなhappy,happyでシャンシャンらしい。プロ野球の選手が本場アメリカのメジャーでプレーができる、これが夢でした、。結構なことです。夢の実現,happyなことです。ただ外国で暮らすことが性に合っている輩であれば実力も100パーセント発揮できるでしょうが、日本大好きの人が外国に行って100パーセントの力を出して働くことができる人って意外に少ないかもしれません。習慣の違い、なんといっても語学力、そして甘い誘惑、本当に自主管理の出来る人ならいいのですが、その辺がみんなネックになって日本に戻ってしまう人も多いでしょうね。甘い誘惑は時には女の人であったり、麻薬であったり、日本で通用していた常識が非常識であったり、何しろ日本は極楽だと言うことを理解しなければなりません。

スペインと言えばサッカーが盛んで、 続きを読む →

2014年1月19日
by 小野田
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隣国の大人(たいじん)

27パーセントの失業率はヨーロッパダントツの記録です。特に小売業の店じまいが目立ちます。私の治療所の地区は、外人の移住者が多くそれなりに小さな店も健闘していたのですが、去年の秋口から店じまいが目立ち始めました。店じまいがあると現れるのは、中国人です。まず中国人はコンビニ形式の雑貨店を作ります。朝は10時の始まりですが、夜8時の一般小売業の閉店を12時ごろまであけておきます。何か足りないと、アー、中国人の店が開いている、しょうががないそこで用を足しちゃおうということで中国人の店は何となく客が出たり入ったりして何となく何となくなのです。つい最近までマドリッドの週末は、すべての店が閉まっていて閑散とした街並みでした。それがヨーロッパの余裕でした。しかし今は形相が一変して大型店はもとより軒並み店が開くようになりました。ZARA,MANGO,ありとあらゆる中型店がオープンしていますので、日曜日は休日です。仕事はしないで教会に行きましょうという教えまでもが、崩れてきたわけです。

祝日さえも中国人経営の店は開いています。開いていればお金が動きます。その辺のギャップが少しずつ、東洋系の金持ち層を生みスペイン人との摩擦になって来るのは歴史が証明していることです。スペインは、中国への進出が目立った時代がありましたから、 続きを読む →

2014年1月15日
by 小野田
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日本のお友達スペインの巻

オタクはどこにでもいるもので、妙に日本が好きなスペイン人がいます。漫画、コスプレ、日本食、韓国じゃなく、中国でもなく、ただただ日本が好きなスペイン人がいます。そんな人たちが毎年一月に日本人会が主催する餅つき大会にやってきます。もう20何年続いていますので、恒例紅白かくし芸大会のようなもので楽しみにしているスペイン人もいるようです。

宣伝なしで1000人が集まるビッグイヴェントなのです。ここ数年、出たがり屋の私が実行委員長を務めさせていただき一月八日餅つき大会が開催されました。会場は、マドリッドの郊外、昔、伯爵か侯爵が住んでいた広い庭付きの豪邸が維持できなくなりそこを土建屋が買い取り、そんな施設にした感じの会場です。会場に日本食コーナー、折り紙コーナー、漢字で名前を書くコーナー、指圧コーナー、本会場は歌あり、餅つき実演あり、二人羽織あり、もうありありのオンパレードで午後一時開演、四時閉幕の三時間の勝負を毎年やっています。

合計150㎏の餅を前日から徹夜で豆腐屋さんが一年に一回のご奉仕、5,6品のおいしい餅セットを作成します。司会者は、某レストランの支配人。日系の企業からの提供のGOODSで福引。餅売りは、おばさんよりお姉ちゃん。毎年始まるまで、もうめちゃくちゃで、これがまた結構面白かったりして、 続きを読む →

2014年1月13日
by 小野田
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むっつりやの本証

 むっつりしている割には、出たがり屋なのね、とよく言われます。そうなのです、心の奥は出たがり屋なのかもしれません。こんなブログ書いてるやつが、私は、引っ込み症で、なんて言ったら笑われちゃいますよね。どうせなら意見を言い参加しようよ。やりたいならやりたいといい、出たいなら出たいと言う。単純男の無法松、こんな感じでおあとがよろしいようで、では話を前に進めましょう。

 治療所に、映画俳優の古いのが、定期的に来たり、コメディアンのべらべらしゃべるのが来たりするんですが、まったく第一印象が異なるんです。無口なんです。私とは最低限しゃべるのですが、ほかのスタッフとは全然しゃべりません。仕事と私生活、同じわけないですよね。派手な世界に長くいると、とかく誤解しがちですが、長くその世界にいる人はまじめなのです。まじめでなければ、いつかは消えていく運命なのです。これはどこの世界でもプロの世界であれば同じなのです。そんなもんなんです。映画俳優とはもちろん比較になりませんが、私たちの仕事も、患者さんと治療師、一対一の商売ですので結構精神的に疲れます。バイブレーションのあった患者さんばかりでしたら疲れませんが、気の合わない患者さんでしたら疲れますね。 続きを読む →

2014年1月6日
by 小野田
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職業は盗人

クリスマスからお正月にかけて、日本から旅行者がわんさと来たみたいです。うちのスタッフの鈴木先生のお友達が日本からきて、BALSA(バルセロナ)、REAL MADRID(マドリッド)、RAYO VALLECANO(マドリッド)の3試合を弾丸ツアーで観戦だそうです。昨年もそのお友達来てたみたいです。目的があっていいよな、でも鈴木先生、サッカー好きだったのかなー。たまにはいいかー。なんてたまの休みを持てあます、おじさんがここにいます。

 この時期は、ルーマニアあたりの怪しい軍団も、かきいれどきなのです。月一回の領事部からの日本人会への報告で毎月、すり、ひったくりの被害報告が10何件ありますので、この時期は倍でしょうね。報告によるとひったくりは、被害者曰く、気が付かないうちにやられているのだそうです。地下鉄に乗って、本人は気が付かつないうちにやられていると思っているのですが、他人が視れば、はいどうぞやってくださいの隙だらけでしょ。財布は後ろポケット、カメラぶら下げ、背中に荷物じゃ。鴨葱でしょ。この辺のギャップが悲しいかなNIPPONです。 続きを読む →

2014年1月2日
by 小野田
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元旦とカレンダー

2014年が始まりました。お正月と言ってもヨーロッパは何もないんです。静かそのものです。日本のようにテレビ番組のこれでもかこれでもかの爆発もなく、かといって元旦からデパートの初売りにウキウキするわけでもなく、実家にとりあえず電話しておふくろを喜ばして、何もないので治療所に行って毎月の初日に変える各治療ルームの塩を新しいものに変えて、一枚だけ張り残されたカレンダーを新しいものに変えて元旦が終了なんです。明日からまた一年が始まります。

カレンダーは、毎年日本で作ってもらって送って貰うんですけど、もう何やかやで24年続いているこれもonodaイベントなのです。日本のカレンダーは質、センスの良さ、これは正真正銘の世界一です。患者さんが喜ぶので普通サイズ300本.ビッグなフイルムの写真のカレンダー150本.これを日本の業者さんにメールで注文、できたら実家に送ってもらい、実家に到着した時点でスペインの日本通運に連絡、そしてこちらに11月の終わりに到着、こんなことを24年やっています。お金は半端じゃないんですけど、みんなが喜ぶからマーいいかなーと思ってやっています。

この頃は、こちら(ヨーロッパ)もカレンダーのいいのも手に入りますので、だんだん喜ばなくなっているのは確かだけど、習慣だし。年末だけ、普段はまったく来院しない患者さんが12月に一度だけ来てカレンダーを持っていくなんてかわいいもんですよ。私たちは、年一(としいち)の男が来るぞー。ほら来た。なんてワイワイ遊んでいます。 続きを読む →

2013年12月31日
by 小野田
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締めの大晦日

娘がマドリッドの大晦日のビッグイヴェント、ハーフマラソン出場だと張り切ってサラマンカというマドリッドから200km北に位置する地方都市から帰ってきました。月に6日ある夜勤を終えてバスで帰ってきました。クリスマスは、急患を150人をさばいたとさりげなく言う姿は、もうおばさん小児科医に一歩前進かなと、ちょっと安心のバカ親父なのでした。。

いつものように昼飯を娘と食べるのが習慣で、内容はいつもの様にバカ話なんですけど。パパね。小っちゃい子供がげろしてもパッパッと洗えばいいじゃない。全然汚くないよね。でもおばあちゃんやおじいちゃんがげろはいちゃうとね、消えないのよね。うんこもも大人のうんこ重くてくさいしね。とこんなたわいもない話をするのが普段の日課なんです。これからスペインは老人医療が日本と同じように花形になると娘に将来の方向性を諭したときもありました。年を老ると体のすべてが緩んで、顔も大きくなるし、体もいうこと聞かないし、これからは老人がいいターゲットだよという諭し作戦の親心は、馬の耳に念仏に終わったのでした。 続きを読む →

2013年12月26日
by 小野田
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クリスマスの日のおじさんのお散歩。

12月25日は、クリスマスの祝日何もない私は、サッカーのレアルマドリッドの本拠地のサッカー場の周りを当てもなく散歩しています。サッカーというものが、嫌いでもなく、また最後までテレビで見て喜ぶ対象でもないので、スペイン人との会話においてつまらない日本人の中に私は入っているんだと思います。飯に招待されても、10分で食べて寝転んでいたい、タイプなのでスペインの10時から延々と続く夕食はいつの間にか辞退続きで、もうだれも呼んでくれないさびしい変なおじさんになってしまったのです。実際、夕食の後にコパ(食後酒)が出てジョーク(一口話)が出てくるともうヤバイヤバイの動転状態になるのです。第一番に面白くない。第二番にどこで笑っていいかわらない。第3番に酔っぱらうと普段紳士面していた野郎が、なぜ東洋人は目がつりあがっているのか。何故ペルー人は顔がでかいのかと人種差別で笑わせる作戦に切りえる奴が結構いるのです。フランス人はスペイン人を蔑視。スペイン人はポルトガル人を蔑視ドイツ、イギリスはラテン系を蔑視。みんな言わないだけのそんな関係なのです。じゃなんでスペインにいるのか、何やかや、ぼろくそ言っても、住みやすいんでしょうね。 続きを読む →

2013年12月20日
by 小野田
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汚職の根性

日本では、猪瀬さんという東京都の知事が徳州会から5000万を貰ったか、借りたかして毎日ニュースの対象にになっているようです。東京へのオリンピックの招致選考会で、薄笑いを浮かべて資金は、すべて銀行に預けてありますと中学校の英語でしゃべって有頂天になっていた男が、奈落の底に落ちていく姿は一寸先は闇の教訓そのものです。週刊新潮に劣等感の塊男、まぶたのプチ整形、3万円のマサイの靴で身長を高く見せてるなんて書かれてもうBorokuso です。年をとってからの惨めな姿は、登り詰めることに全力を尽くした人にはつらい出来事と察します。後手後手に対処が遅れたことは徳がない人間が必ず行きつく終着駅ですのでまあ仕方がないことです。今迄そばにいた頼れる人間がぼろぼろと去ってゆく姿は想像できますね。やばいと思って下手に動いて金を返却したところはもう根性なし丸出しでお笑いです。行きつくところは辞表を提出、頭を下げて遠山の金さんのお定めでここにて一件落着と行くかはちょっと疑問が残りますね。村社会日本は結構残酷ですからね。 続きを読む →