2013年9月29日
by 小野田
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生活臭

どんな職業でもプロがいます。職業であればすべての人がプロでなければいけないのですが、そうは問屋がおろしません。辞めた方がいいんじゃない臭の人。長く続かないねこの人。何となくクライアントは感じているんですが、本人は気が付いていないんです。

 もっとも二十歳前後で自分の一生の仕事を選ぶこと自体が不可能なんですが、一つだけいえることは、要は本人がこの仕事、好きか嫌いかの単純な選択が一番大事ということですね。報酬は二の次です。好きな職業なら金なんか問題じゃ無いですね。時間がたつのも忘れてビシビシやりますね。趣味の延長が一番ですね。金のためにやる仕事は妙に生活臭が漂いだします。生活のにおいをプンプンさせて仕事をしている人がいますが最悪ですね。家族を守るため、息子のため、母ちゃんのため、最悪ですね。仕事はのびのびはつらつ、クライアントも喜びhappy感をGETします。 続きを読む →

2013年9月27日
by 小野田
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指圧界の大重鎮

旅行をすると必ずマッサージ店を探します。当たりはずれを覚悟してその町のマッサージセンターに足を運びます。誰に受けてもすぐに寝ちゃうので本当ははうまい下手を判断できません。

 徳治郎先生の講義でうまい先生に受けるのも勉強、下手な人に受けるのもこれまた勉強、ワハハ。この講義を聞いてから意識してありとあらゆる手技療法を時間に任せて受けてきました。バンコクに行った時などは、タイマッサージをはしご(四店舗)して次の日に起き上がれなかった等の苦い経験はたくさんあります。

 プロは投資しなくちゃの姿勢は今も変わっていません。じゃあ、指圧を勉強している学生さんは、まだ経験が足りない治療師は、自腹を切ってって治療を受ける、これは常識の常識です。体で感じるのです。しかし当たるも八卦なら確実に勉強になる方がいいに決まってますよね。そこで私が指圧界の大御所をご紹介します。四国巡礼の旅の如くここにあげる先生方にお電話して指圧を受けてください。それぞれの個性、その個性を芸術にまで押し上げた先生方です。目が覚めちゃうぞー。これが指圧か、じゃあ今迄の俺はと自信を無くしちゃうぞー。まあ受けて見なされ。指圧界の大重鎮の技を盗んで見なされ。私は恐れ多くて、ビビって受けられませんが。

 

 

 

浪越満都子先生

浪越指圧サロン 飯田橋店

東京都新宿区揚場町1-13ミヤコビル6F (みずほ銀行向い)

03-3269-1190

 

稲場啓護先生

稲場指圧治療院

神奈川県横浜市泉区中田北1-11-18

045-803-3274

 

小林秋朝先生

指圧院Sante

〒110-0016 東京都台東区台東3-41-11 ブランミュール601

03-5816-3501

 

木下誠先生

指圧の神陽館

東京都新宿区神楽坂2-12-1 ラインビルド神楽坂804

03-5228-2341

 

鈴木林三先生 

江戸川橋指圧センター

東京都新宿区山吹町261 トリオタワーセントラル2F

03-5261-1876 

2013年9月26日
by 小野田
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my body(体からの警告を信じろ)

心臓の手術をしてちょうど一年になります。バイパスの手術で胸骨に20CMほどの傷跡を残しましたが、今は、すこぶる快調です。遺伝なのか三人兄弟そろって50を過ぎたらコレステロール、血圧が上昇して、無理をし続けたつけが、ドーット体から湧き出てきた感じでした。

 仕事が終わると週に三日ほど軽いジョッキングを習慣づけているのですが、手術の一年前ごろから、最初の速足を始めた時点で胸に強烈な痛みが出ることがたまにありました。冷や汗がじっとり出て胸を押えてしゃがみ込む。そして休むとすぐに治る、こんなことが何回か続きました。一年前から夜中にふくらはぎをつることがよくあり、また就寝中、左手の小指から腋窩にかけての心経のラインに沿ってのしびれも感じていました。何かある?体からの警告信号です。

 丈夫な体が唯一自慢の自分です。でも何かが引っかかる。検査が始まりました。ありとあらゆる検査が陰性でした。一応、薬だけ、処方してくれました。しかし本能が何かあると騒いでいます。そこで自分の患者さん(医者)に頼み再度検査してもらいました。カテーテルを手首から入れて再検査です。今度は二か所の血栓を見つけることができました。落下傘を入れるより若いんだから取り替えちゃえの一言で3日後にオペをしました。

手術後、コレステロールを抑える薬、血圧をコントロールする薬、血液をサラサラにする薬を飲んでいます。小指から腋窩へのしびれ、ふくらはぎの真夜中の痙攣はすっかりなくなりました。ただ疲れやすいことは確かで寝床に入るのが早くなりました。医者には、栄養は必要ですが、大食いは禁止ですと言われました。誰かが、いつも欠食児童のように腹をすかしていると自然治癒力が増す、しょうがをガンガン食べろともいわれました。体をいつも敏感にしておき、体からの警告をいつでもキャッチできる状態にしておく。こんな教訓を得ました。年をとるということは楽しみ、欲が減り仙人に近づくこととガッテンしました。人生太く短く、か、それとも細く長くか、私は、東京オリンピックだけは見たいと今思っていますが、地獄の沙汰も金次第ですとちょっとやばいかも。

2013年9月22日
by 小野田
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いばらの職業

こちらで医者になるには、まず6年間医学部で絞られます。4年目で病院実習が始まりますが、ここでまた絞られます。ただスペインの医者のほとんどは国立の大学の出身で授業料は年間20万円もいかないので日本の医者になるためのお金を考えたら雲泥の差があります。私立大学の医学部もありますが、レベルの面でお金がめちゃ高い割にはレベルが低いことで有名です。

スペインは大学と言えば国立か各都市の自治大学が一般です。駅弁大学はヨーロッパにはありません。私立に対する国の補助がほとんどないのでその辺がネックとなりビジネスが成り立たないのかもしれません。5年目になるとミルと呼ばれる国家試験のためにほとんどの医学生は予備校に大学に行きながら通います。このミルと呼ばれる国家試験の成績により希望する専門職の道を一歩、前進できるか、それともクローズされるかの分かれ目になります。大学を出るだけじゃ働けないのです。日本におけるインターン制度です。

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2013年9月16日
by 小野田
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スペイン人の体は鋼

陸上の選手に例えて、患者さんに話すんですが、アメリカ人は100メートル(短距離)、日本人はマラソン、スペイン人は1500メートルと5000メートル(中距離)が選手権でスポットを浴びます。。確かに中距離走、競歩でスペイン人の選手がメダルを獲得してテレビでやったぞ的番組をよく見ます。国々の体の頑張り度が端的に出るデータです。

スペイン人イコール瞬発力は想像できないし、42.195kmを走りぬく、これなんかも想像外です。1500mぐらいなら我慢して走るかー、こんな感じは確かにスペイン人気質かもしれません。16歳から20歳の半ばまでは、確かにスペインの女の子はきれいですね。いやきれいな子が目立ちますね。16歳でも骨格が違います。肉付も配合がよくパーフェクトが街を闊歩しています。しかし夏などは半パンの大腿後側(腿の後ろ側)に夏ミカンの皮状の脂肪がもう見え隠れしている御嬢さんも目立ちます。確かに遺伝のために足首にしまりのない子もたくさん目立ちます。しかし昔のスペイン人の美人は太り気味尊重だったらしいのでこれも良しとします。

婚期は世界的に遅れてきていますので、結婚、育児もおのずと高年齢傾向にあります。出産した後、よりきれいになるのが理想ですが、 続きを読む →

2013年9月12日
by 小野田
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刺青

患者さんの娘さんが夏休みを利用して日本に行きました。母親も日本文化が大好きで指圧でもう15年のお付き合いです。娘さんも日本の旅が大変気に入ったようで良い思い出作りになったようです。

母親がにこにこしながらこんなことを話してくれました。娘さんは、肩と腕に目立つほどではないにしろ、刺青をしているようです。夏の日本です。肩と腕の刺青は、ハイ皆さん観てくださいの状態ですよね。市民とつくいくつかの施設で入場を断れたようです。どこでかわ聞きませんでしたが、日本人としては想像ができる出来事です。母親のにこにこは、娘の刺青に散々反対をしてそれでも彫を入れた娘にほら見たことかとの喜びだったのかもしれません。

ヨーロッパの若者は、入れ墨をファッションと考えているようで、体のいたるところに刺青をして楽しんでいます。町中に刺青を彫る店があります。ただ一般人から見ればやはり若気の 続きを読む →

2013年9月9日
by 小野田
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食養

スペインは食に関しては、肉OK、魚OK、米OK,で日本人が観光に訪れても満足度は合格点が得られます。太陽がさんさんと輝き、マラガで食べる旬のシラスや炭火で焼いたイワシは、エビのでかいのを食べるのとはまた違った醍醐味が味わえます。

またヨーロッパでは珍しくたこもバンバン食べますし、すしブームで生のお魚もお醤油をびちゃびちゃつけて食べます。タベルナという居酒屋は、まあまあの値段でお腹いっぱい食べられますので、旅行者が来たときはワンパターンで使っています。食材はOKです。

しかし問題は食事の時間帯です。お昼の時間は普通2時から4時ぐらいが一般です。夕食は9時半頃から、レストランであれば10時ごろからビールでもと始まり12時半ごろ食後酒で終わるのが一般的です。来た当初は良くスペイン人と夕食を共にしましたが、 続きを読む →

2013年9月8日
by 小野田
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霊気

霊気療法がヨーロッパで暴れまわっています。暴れまわっているという意味は、たくさんのグループが(霊気連合、霊気協会、霊気友の会ETC。あるはあるは、ハワイ霊気。インド霊気、)ヨーロッパ中で講習を開いて金儲けをしています。

気の世界を学ぶものが一日の講習で霊気1の認定書。二日で講習料を少々あげて霊気2の認定書。先生になるためには、お幾ら、お払いすればよろしいんでしょうか。マスターになって、今までの学費を生徒をGETして取り返そうなんて考えれば、もうめちゃめちゃですよね。気の世界が西欧人は好きなんです。ただ私は否定はしません、気の存在を。10年真面目に指圧に励めば、かなりの割合で気を感じることと、気の動き位は理解できる様になります。でもセンスの無い奴は何年やっても無理ですけど。毎日毎日、気を意識して臨床に臨み、感じることを肯定して自然体で仕事に励めば20000時間の法則で何とか感じるようにはなるはずです。

否定から入るとすべてが負に終わります。賛否はあります、もちろん経験からの意見ですが、経絡上の気の動きも肯定します。しかし金を払って認定書を壁に掛けてなりきり人をだますのは、私は嫌いを通り越して昔の新興宗教の勧誘を思い出します。

しかし本物もいるんです。霊気の大先生を2人個人的に知っています。この2人とよく飯を食うのですが、一切治療の話をしたことがありません。本物か偽物かは、何もいわなくてもわかりますよね。数がものを言う民主主義は時々間違いを犯します。 続きを読む →